脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

○○という誤診

2022年03月16日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
原因不明の症状に、やっと病名がついた!
この先生を信じてついていこう!
とホッとしている、そこのあなた。

もし、そう診断したその医師のその病名が、間違っていたとしたら?

そんな事考えもしない?

いえ、あるんです。
信じた医師がまたまた診断が違っていたという事が。

その医師の診断は、ある意味間違ってはいないけれど、症状の改善につながる、病の本質につけられた病名ではないということがあります。

つまり、
真相の原因で人体に起こっている
さまざまな症状について、
それぞれの医師が、あてはまる病名をつけているという可能性もあると思うのです。

本当は真相は別にあるのに、その本質の病で起こるさまざまな症状に、医師が思い思いの病名をつける。

本質の病のひとつの症状に過ぎない症状につけられた名前、

それがその医師のつけた診断名かもしれないのです。

たとえば、
ガンという原因があって、
気持ちが沈んだ人に「うつ病」

ガンで、頭痛が慢性的にある人に、「筋緊張性頭痛」

胃ではない他のところにできたガンで食欲不振になった人に、
機能性ディスペプシアとか、食欲不振症とか病名をつけるようなものだと私は思います。

でも、ガンは医師も患者も世の中の誰もが見落とすと深刻な病だと、知っているし、

ガンが原因でさまざまな不調が出る事も皆想像できるから、それらの症状の大元はガンだと理解できる。

でも、この「ガン」を「脳脊髄液減少症」とか「脳脊髄液漏出症」という言葉に置き換えたら、たちまち人はわからなくなるのです。

脳脊髄液減少症で心身に起こる症状のすべてを知っている人は患者と、
そういう患者を数多く診ている医師だけだから。

多くの医師は自分の専門分野にあてはまる症状だけを抜き出して、それに病名をつけ、自分と患者の両方を納得させてしまう。

患者は、今まで原因不明、気のせいと、医師にまともに相手にされてこなかったから、
自分の症状に名前をつけてくれた事に感動し、その医師を崇拝してしまい、他の原因の可能性を探ろうとしなくなり、その医師の信者のようになってしまう。

あなたのその病名
疑った事ありますか?

あなたをそう診断した医師は、
まずは脳脊髄液漏出症かも?と疑った事ありますか?

あなたを診断した医師は脳脊髄液減少症の専門医を軽蔑したり非難したりしていませんか?

もし、脳脊髄液減少症のことをうさんくさく思って批判的な医師なら、
その医師のその診断は間違っているかもしれません。

脳脊髄液漏出症で起こるさまざまな症状には、
パニック障害、
うつ、
適応障害、

機能性ディスペプシア
更年期障害
ED

患者が訴える原因不明の痛みや倦怠感に医師が好んでつける病名、

起立性調節障害
慢性上咽頭炎など、

その医師の興味関心の範囲から見た
その角度からだけで、さまざまな病名がつきかねないのです。



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