今朝はパラリンピックでボッチャを見た。
障害が重い人のための競技ボッチャ。
見ててもおもしろい。
やってみたいと思う。
けど
同時に
脳脊髄液減少症患者はどんなに症状重くても、パラリンピックには出られないなと思った。
脳脊髄液漏出症は、治療で完治もできる人もいるし、
漏れがどこなのか医師によってはわからず、うまく塞がらず治らない人もいるし、
立てる人も歩ける人もいるし、車椅子の人もいて、
短時間なら歩けても、疲れてしまうために車椅子を使う人もいれば、
足に力が入らなくなったり、マヒしたりして歩けない人もして、
症状は患者により、さまざま。
目に障害が出る人もいるし、知的に障害が出る人もいる、
四肢に障害が出る人もいるし、
内臓機能に障害が出る人もいる。
記憶障害が出る人もいるし、
高次脳機能障害が出る人もいる。
それら全部があるのに、私みたいに見た目全く健常者に見える人もいる。
これが脳脊髄液減少症。
私なんかボッチャですらできませんよ。
なぜなら、目で見て目標物までの距離感を掴めないから。
そこにどう投げるか短時間に考えて、投げる角度距離を考えて、どういう戦略でいくか決断して、その命令を脳から手に伝えてタイミングよく投げる!これだけの事を、短時間に、あのパラリンピックという緊迫する会場でやるなんて、無理だから。
自律神経のバランスを欠いた脳脊髄液減少症患者の私は、交感神経にスイッチが入り、心臓バクバクになるだろうし。
見た目全くの健常者に見えて、
中身が、重度身体障害よりも障害が重い人がこの世に存在するなんて、
世界中の誰が信じるでしょうか?