脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

ボッチャ やりたいな でも できない

2024年09月05日 | 2022年9月からのつぶやき
今朝はパラリンピックでボッチャを見た。


パリパラ ボッチャ 混合団体 日本は準決勝で敗れ3位決定戦へ | NHK

パリパラ ボッチャ 混合団体 日本は準決勝で敗れ3位決定戦へ | NHK

【NHK】パリパラリンピックのボッチャの混合団体の準決勝が行われ、日本はインドネシアに0対9で敗れ銅メダル獲得をかけて3位決定戦で…

NHKニュース

 


障害が重い人のための競技ボッチャ。
見ててもおもしろい。
やってみたいと思う。

けど
同時に
脳脊髄液減少症患者はどんなに症状重くても、パラリンピックには出られないなと思った。

脳脊髄液漏出症は、治療で完治もできる人もいるし、
漏れがどこなのか医師によってはわからず、うまく塞がらず治らない人もいるし、

立てる人も歩ける人もいるし、車椅子の人もいて、

短時間なら歩けても、疲れてしまうために車椅子を使う人もいれば、

足に力が入らなくなったり、マヒしたりして歩けない人もして、
症状は患者により、さまざま。
目に障害が出る人もいるし、知的に障害が出る人もいる、

四肢に障害が出る人もいるし、
内臓機能に障害が出る人もいる。

記憶障害が出る人もいるし、
高次脳機能障害が出る人もいる。

それら全部があるのに、私みたいに見た目全く健常者に見える人もいる。

これが脳脊髄液減少症。

私なんかボッチャですらできませんよ。

なぜなら、目で見て目標物までの距離感を掴めないから。

そこにどう投げるか短時間に考えて、投げる角度距離を考えて、どういう戦略でいくか決断して、その命令を脳から手に伝えてタイミングよく投げる!これだけの事を、短時間に、あのパラリンピックという緊迫する会場でやるなんて、無理だから。

自律神経のバランスを欠いた脳脊髄液減少症患者の私は、交感神経にスイッチが入り、心臓バクバクになるだろうし。

見た目全くの健常者に見えて、
中身が、重度身体障害よりも障害が重い人がこの世に存在するなんて、

世界中の誰が信じるでしょうか?


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