エマージェンシーコール?
え?
それ、社会や医師に認知度の高い、普通の病気や怪我の人が、
危機的な体調悪化時に、身近の医療機関に運んでもらえる現代の優れた仕組みでしょ?
それ、脳脊髄液減少症患者には使えないよ。
本当に。
過去に髄液漏れの再発で、
何度もエマージェンシー事態になった事あるけど、
119番なんて、助けを求めたって助けてくれる医師が身近にいないんだから、どうにもならず、何の意味もない事、わかってたから。
じゃ、どうしたかって?
ひたすら耐えましたよ、主治医に治療してもらうまで。
すぐに、救急車て運んでもらえて、近くで楽にしてもらえる、ふつうの病人怪我人か羨ましいですよ。
だれも知らない。
専門医もわかっていない。
脳脊髄液減少症患者の救急医療の必要性。
ほっとかれても、死なないと思われてる、
軽んじられてる、
あるいは医師が少ないから予約でいっぱいで、
エマージェンシー事態に対応してもらえず、放置されてるであろう患者たち。
どれだけの人が苦しみに耐えきれず、自ら命を絶っているのだろう。
どれくらいの人が、それが原因で亡くなっているのだろう。
誰も、その死が、脳脊髄液減少症のせいだと気づけないまま。