高橋先生の仮説
高橋先生の仮説は
点滴を行う →
血液量が増える →
静脈圧が上がる →
硬膜外の静脈圧も上がる →
髄液圧と硬膜外の圧格差が減少する →
髄液吸収量が減少する
との事です。
つまり、
硬膜の内側の髄液圧と、
硬膜の外側の静脈圧を比べると、
静脈圧が髄液圧より低い場合、浸透圧の関係で、髄液が硬膜外に染み出すように吸収されてしまうってこと?
それでより、髄液減少になるってこと?
それが点滴すると、硬膜外の静脈圧が上がるから、髄液が吸収されるのが少なくなり、それにより髄液減少に歯止めがかかり、症状改善するってことですか?
では、点滴の種類、速度により、症状がより改善したり、しなかったりするのはなぜですか?
ただの生理食塩水より、重炭酸リンゲル液の方が楽になるのはなぜですか?
点滴1本、2時間で点滴するより、60分以下の速度の方が、症状消えるのはなぜですか?
教えてください。
ここに書かれている事は本当です。
高速点滴と
妊娠後期、
ブラッドパッチした後と同じように、
急にそれまであったつらい症状が良くなります。
ただし、普通の医師は、高速点滴はしてくれません。
心臓に負担がかかるから危険だと言って、なかなか早い速度ではやってくれません。
点滴1本500mlを2時間かけて点滴されました。
すると、よけいに頻尿が激しくなり少しも体に水分がとどまらず、症状も良くなりません。
しかし、点滴1本を60分の速度でやると、頻尿が止まり症状も良くなりました。
髄液漏れの激しい再発時は、
足の激痛に苦しんでいる私に、
当時の主治医が、急速点滴を500mlを全開で、30分ぐらいで何本か入れてくださったら、たちまち激痛が消えた経験が私はあります。
本当です。
だから、自分は、
線維筋痛症とか、
慢性疲労症候群だと信じ込んでいる人も、普通の速度で点滴してみたり、
それが無理なら、OS1を飲んで横になり、症状が回復する傾向が少しでもあるのなら、
それは、原因不明の「単独の線維筋痛症という病や、慢性疲労症候群」ではなく、
脳脊髄液漏出症による
症状としての
線維筋痛症、慢性疲労症候群
かもしれません。
線維筋痛症と慢性疲労症候群、不登校、ひきこもり、
起立性調節障害、不定愁訴と言われている方へ伝えたい事があります。
「木を見て森を見ず」
「井の中の蛙大海を知らず」にならないように、
あなたに起きている
その症状ごとに、ひとつひとつにつけられた、
その病名は、
あくまで、その医師の頭に思いついた病名です。
正しいとは限りません。
その病名ばかりに焦点をあわせずに、
あなた自身の視野を
ドローンが上空に上がるように、
あなたに起きている症状の点と点をつなげた全体像が見えるまで、
グーと上空に上がり視野を広げてあなたに起きている全体像を見てみてください。
そうすれば、
あなた自身に起きている隠された全体像を描く、ナスカの地上絵みたいなものが、
見えてくるかもしれません。
それは、
「脳脊髄液漏出症」かもしれません。