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陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「明日町こんぺいとう商店街②」招きうさぎと6軒の物語

2018-07-04 18:00:58 | Weblog
 作者が6人で6店分の話が載っている。
①「古書卯月」、読み方にこだわっているらしいが、ちゃんと読める人がいなくて
店主は「こしょ うづき」でいいよなんて言っていた。
「こしょうがつ」とシャレで屋号をつけたという。

本編の内容は辞書「新編 大語託 古村はいり編」が夜な夜な動き声が聞こえるとの話で、
この辞書を手放しにきた男性。
辞書を外から見やすい所においたものの全然売れず、夜中に声が聞こえる辞書をページを
開いていたら「うわああああああ」と現れたのが羽織り袴の老人。
何を隠そうこの人物は辞書を編纂した犬茂桑奴(いぬもくわぬ)という人だった。
古村はいりが作った辞書だから・・・とかなり立腹したが、店主はいろいろ説明して一件落着、
かと思ったが成仏してないって・・・この世にいるつもりでいる?このジジイ・・・

② 「あったか弁当・おまち堂」
スナックでバイトをしている主人公、夕べ食べたひじき入りの豆の煮物の味が
きになってしまった。
彼女は数年前漫画家だった賞も取ったという。
んんんんんんん?「半分、青い」と似てる
テレビの主人公すずめは漫画家を止めちゃったよね(今日の回)

ひじきの煮物は自分の知っているアシスタント藤野さんが作ってくれたものに似てたから。

行って見ようと思って明日町のあったか弁当・おまち堂へ行ってみる。

そこに行く前に通りに面した米屋さんのおにぎりの香ばしい臭い・・・
①で紹介していた伊藤米店が出て来た~
そこでバッタリスナックのママと会う。
自分は何を確かめたいのか自問自答した主人公。
おまち堂では50代の女性が働いていた。
でもその人はパートの人らしいと主人公は思った。
彼女はひじきの煮物を食べながら自分は自分の道を進むことを決意する。
(藤野さんには会えなかったが・・・)
すずめも自分には何が出来るか?明日からのドラマが楽しみ。

③ 「水沢文具店」
栞は小学校先生だ。今2年生を受け持っている。
(一年生の時受け持って、持ち上がりで同じ子供達を担当している)
しかし授業にならないで迷っていた。
こんぺうとう商店街から少しはいって裏側に文房具店があって、
"ペンとノートのお買い上げの方、ご要望があれば話を書きます。
オーダーメイドストーリー"という張り紙を不思議に思って、恐る恐る中に入る。
小学生が何人かいてちゃぶ台で遊んでいる。
一人の子が「おれがかっこいい宇宙飛行士になる話し書いて!」
と言ってペンとノートの代金をはらい親と帰っていった。
翌日再びこの店に入るとまた子供達がいた。
たびたびこの店に来るようになり子供達とも顔なじみになった。
「話かけた?」と聞かれて「書けたよ」とノートを男の子は読み出した。
子供達が無邪気なのを羨ましいと思う栞は店主に愚痴をこぼしてしまった。
そんな折老婆が夫が使っていたものと同じノートが欲しい、「私が日々を綴っていこうと
おもって・・・」と言う。張り紙を見て「私にもお話書いて欲しい、持って来た主人の日記
をお貸しします」と。栞は二人のやりとりをきいてから店を出た。

教員採用試験には受かっていなかった。はあ?
講師の立場で担任に出来るわけ?(教員不足で校長の采配でなんとか出来るって・・・
そんなことあるんだ~。始めて知った~)
そりゃ他の先生からクラスをまとめられないなら辞めてもらってもかまわないと言われても
仕方ない。
栞は自暴自棄になる。そこで思いきって文具店の若い店主にお話を書いてもらうことに。
しばらくして”注文いただいものができました”と栞にメールがきた。
おまち堂の弁当を持って文具店に行く。
二人で弁当を食べていると「ここのひじきが好きなんです」と言ってきた。
ノートを読んでいくというので店番を頼まれた栞。
結局ノートには今まで苦しんでいたことが書かれていて最終的に教員試験に合格した
とそんな物語になっていた。
自分の進むべきことは今を逃げないこと、そういうことだった。
カラフルなチョークで授業をしようと頑張れる栞になった。
(長くなっちゃった

④ 「台湾茶「淡月」」
店主の沼野は以前本の編集部に勤めていた。
いきなりその時一緒に働いていた原さんがやってきた。(昔のイメージとは全然違っていた)

泊めて欲しいと言い出した。
夕飯は近所の<カフェ スルス>①に出て来た店だ~
一応彼女は自分の今の状況を話して・・・一晩だけならとokをだした。
翌日の朝二人はあるもので朝食。(肉はウーロン茶で煮た?)

原ちゃんは沼野のお店の中をイメージチェンジする案を打ち出した。
お茶の置き方は上下がいいとか、ポップケースに入れようとか、自分のお店のように
振る舞う。沼野、もう少しはっきりだめならやめてくれと言ったほうが・・・
原ちゃん全然気にする風でもなく楽しそうだ。
買い物終えて帰って来て模様替え中。お客さんもいるのに・・・
お昼は「伊藤米店」のおにぎり
(また①に出て来た店だ~
「試飲をだしましょう」と言われ、沼野は「やっているけどね」と。
「入ってこられた人がいたら、その都度入れてお出しするんです」
「お茶請け用の小皿あります?」と聞かれ越えられない店主。
砂糖屋さんでこんぺいとう買って来たという。
「こんなにおいしいお茶があるなら無敵です」と原ちゃんは店主ような言いっぷり。

一日が終わってホッとする店主。
もう少し原ちゃんにいてほしいそんな考えがよぎっていた。
家に帰ってから今までどんな仕事をしてきたか聞いてみたがはぐらかしていたが・・・
「恋のお茶として強く押し出す物ってあります?」と原ちゃん。
風呂に入ってなんでお店を出すきっかけを思い出していた。お店の名前は私が考えた
そのことを原ちゃんにおしえようと思っていた。
翌日、見知った人がやってきた。彼女に原ちゃんが昨日来たことを話す。
実は原ちゃん逃亡中だってスーパーの金持ち出して、妻帯者の上司と
駆け落ち、上司は恐くなって自首、警察が編集部まで来たとの話でびっくりの店主、
すでに原ちゃんは店主が風呂に入って出たらいなくなってた。
原ちゃんに助けられたことは言ってないが・・・原ちゃんがおちつく場所があっりますように
と願ってやまない。でも持ち逃げしたんでしょ?いずれ見つかるよ。
(遅かれ早かれ

⑤ 「カサブランカ洋装店」
節子、治子がやっている洋装店。昔はオーダーメイドで服も作っていたが、
現在は裾上げ、丈つめ、リフォームなど中心にやっていた。
もう二人は60代半ばを過ぎた。治子は出戻り。
節子はいっかいぎっくり腰になって・・・店をどうしようかと思ったが・・・
治子がいてくれたから頑張ってやってこれた。
そんなとき誕生会の話。
ひな菊のリフォームした服は出来あがっていたが、彼女の話にはついていけない
60代のおばあさん節子。
電話とひな菊両方一片には出来なかった。ひな菊がおいっていったあめ玉を拾おうとして
腰をかがめたら、ギクッとなって悲鳴を上げようにもあげられない、
そこへ近所のじいさんが来てようやく二階に。その時思い出したのだ。
治子が先にあの世に行ってしまったことを・・・
昔好きだったブロマイドを枕の下に入れていた。(治子)
それは節子と同じ人だったというオチには笑った。
一人でもまだまだやっていくと誓った節子。
次から次へ見舞いで声を張り上げていく近所の人達の暖かい気持ちは嬉しいね。

⑥ 「やきとり鳥吉」
鳥吉にいるキヨと果穂。高校時代の同級生。
果穂は金曜日の夜は必ず鳥吉で飲みたいだけ飲んで酔いつぶれてキヨの家に泊まっていた。
果穂は三十過ぎてから夫と結婚したものの、卵巣手術で入院、子供は産めなくなっていた。
夫から離婚を言い出した。夫に愛人がいると悟った果穂。
「私は離婚しない!」と果穂。キヨは「気が済むまで二人を困らせてやりなー」と
応援してくれた。キヨだけが果穂を許してくれている。
キヨの過去も相当なものだった。お金を持ち逃げされてしまった(元彼が)
まさか彼をまってる?と果穂はそんな風に思えていた。
朝食後、台湾茶で恋にきくお茶を買ったり、米屋で焼きおにぎりを買ったり。
何かしら商店街の話が出てくる~。いいね、いいね。
マンションに帰ると愛人が持って来た菓子折を月曜日に持って行く果穂。
「並ばないと買えないヤツですよぉ?」と後輩は大喜び。

ある日鳥吉に変な人が中の様子を見たら逃げてった、の声にキヨは驚いて外へ出て行った。
間違いだったと戻って来ては30分後。
閉店後の元彼のことを聞こうとしたら夫の愛人だった
愛人は謝りたいと言ってきた。何度も頭を下げたが果穂は二階へ上がってしまった。
愛人は妊娠してだいたい8ヶ月程度か?と果穂の考え。
夫は愛人と子供を守りたいその一心で離婚してくれと言ったんだと悟る。
しかし夫と自分は大学時代から知り合って・・・長い月日すごしてきたのに・・・
しかし下からキヨが上がってきた。「あの子苦しみだした」と。
陣痛が?救急車に愛人の付き添いに果穂とキヨが同乗した。
愛人は処置室。
二人は待合室で待機。メモを渡されたらほとんどが丸文字のひらがなだったという。
二人で大笑い。「知っちゃうと許さなきゃいけないことが増えていくもんかもね」とキヨ。

その後離婚届けが果穂に届く。夫の謝罪文とともに・・・

一話一話が面白い。時々前作で出来たお店が登場すると嬉しくなって・・・
このまま商店街シリーズの三作目に突入する。
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4日 カーブスで・・・

2018-07-04 17:43:39 | Weblog
 この所暑くて出て行かなかったので久しぶりに・・・
月初めなので計測してから。
なんだかほんの少しおなかが減った?「いい具合ですよ。頑張りましょう」と
若いコーチから言われた。
この所行かなかったからちょっと体重がやばいことになってないか恐かったが・・・
なんとかギリギリの所でとどまっていた。(5kgは落ちないね~
そこそこ人はワーク・アウトに入っていた。親子さんで来ている人いたからね。

アブ・バックの前の写真上には侍ジャパンの監督西野さんだった。
下は出場選手、ひかえ選手全員で写っていた。(新聞の写真かな?)
(8強には及ばなかったけど良くやったと思う)

まずまず動かせたのでホッとした。腰がわりと楽だったから。

帰り風が強くなってきた。台風が北上してるんでしょ?
明日雨らしいが・・・どうしよう明日映画でも見に行こうかな~なんて思ったけど。
 


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