29.02.08 鼠 NO.1429
昭和30年初まで大阪市南部の、今の住之江区にある遊郭街に住んでいました。
大阪市内と言えども、街を少し離れると田畑が広がり、カエルや蛇がたくさん居まして、家の中では天井で鼠が運動会をしているように、走り回っていました。
その鼠を狙って民家に「青大将」がしらぬ間に侵入して、突然人前にニューと現れることも珍しくはありませんでした。
昭和25年ころまではこの遊郭に進駐軍(米軍)の兵士が「遊びに」来ていましたが「お遊び」の最中に、ネズミが室内に飛び出すと(不衛!?なんでしょうか?)お遊びどころじゃなくて大騒ぎになりました。
当時庶民の家では天井裏で鼠が運動会をするなんてことは、どうということありませんでしたが、その後日本でも衛生状態が良くなって、いつのころからか鼠が天井裏で運動会をするというようなことは見かけなくなりました。
・・・と思っていたのですが、どうもそうでもないような事例が発生して
います。
・・・続く