29.02.15 千 日 手 NO.1436
囲碁でも将棋でも千日手というものがあります。 仕掛けると戦況が不利になるよ
うな状況で、同じ手を意味もなく繰り返すことで、お互いこんなことやっていたら千日
経っても勝負つかないところから「千日手」と称されます。 この千日手は仕掛けた方
が負け(反則負け)というルールになっています。
デイベード(討論)においても、本題とは関係のない水掛け論やトートロジー(循環
論)に持ち込むことは敗北を意味することになります。
日本人はこのデイベードが下手で、政治家の日曜討論なんか見ていても、人の言うこと
を聞かず一方的に持論を喚き散らして、状況不利となると理論的に反論できないで、
トートロジーと水掛け論に逃げ込む未熟な人が多い。
理論でメシが食えるわけではありませんが、日本人ももう少しは理論的にものを言った
り・考えたりすることが出来ないものでしょうか?