29.02.28 す ご い 人 NO.1449
すごい人がいらっしゃるものです。 近藤 和夫さんといいます。
近藤さんは奥さんに先立たれて以来「独身」でいらっしゃいますが、「独身のお家」
とは思えないほどにお家の中は整理整頓されていて、自宅を顧みて恥ずかしく思いま
した。
近藤和夫さんは介護予防活動施設「なごみの家」発足以来13年間にわたり、スタッ
フの一員として、なくてはならない一員として活躍してこられましたが、このたび
は、その「なごみの家」を「卒業」し、従来から心中にあった問題(日本の未来を担
うべき子供たちが置かれている劣悪な環境)の改善に取り組む決意をされたのです。
労働環境が厳しく夫婦共働きが当たり前になり、しかも働けど働けど生活が豊かにな
らない体制の中で、犠牲になっているのは何の罪もない子供達です。
学校から家に帰っても両親はいない・食べるものもろくに・そういう子供たちが放置
されているのです。
そういうことでは、この国に明るい未来が訪れるわけがありません。
近藤和夫さんは、誰かがそういうことに気付き、何らかの行動を起こすべきではない
かとの思いに駆られて、行動に移されるのです。
自分一人は微力ではあっても何かしなければならない、何か行動を起こすことが喫緊
の課題だとの思いが伝わってきました。
手探りながら、この趣旨賛同し協力してくれる同志を募りながら「安心して子
たちが集える場所」が出来ようとしています。
私も微力ながらお手伝することができればいいなと思っています。
皆さん方のご支援・ご協力を期待してやみません。
*NPO法人 介護予防活動施設「なごみの家」発行の「なごみ通信」に掲載すべく
1月23日インタビューしました。