29.02.13 自由と平等 NO.1434
自由民主党はあっても「自由共産党」はあり得ません。 両者の良いところだけを
取り入れての政策なんてありえないのではないでしょうか?
つまり、限りなく自由を認めると平等はなくなり、限りなく平等を認める
と自由はなくなります。
アメリカはレーガンの時・日本は小泉(竹中)の時代に「自由」を大幅に
認めたために、ピンハネの自由(労働者派遣業)・金融派生商品の解禁(ほとんど私
製紙幣と同じ)などを限りなく認めたので、平等は著しく
蚕食されて貧富の格差が拡大し、ワーキングプアーやホームレスを有史以
来の数に達しさせたのです。
そういう観点から見れば自由も平等もほどほどにすべきというのが、現実
的な施策ではないのでしょうか?
ヨロッパの一部の知識人の間には「資本主義は終わった」という思潮が出
始めています。
資本主義が直ちに終わるということにはならないでしょうが、今までとは
違った、もう少し平等ということに力点を置いた施策にして行かなければ
社会は崩壊するのではないでしょうか?
図書から得た知識ですけれど・・・