30.07. 09 職 人 さ ん NO.1945
阪神大震災のころは、不足していると言われながらも、何と
か復興に必要な建設・土木の作業員(職人さん)はいました。
でも、今回の地震と大雨による被害復旧に必要な職人さんは、
手の打
ちようがないほど絶望的なほどに少なくなっています。
地震によって屋根の瓦がずれたために生じる雨漏りの応急対策
として、屋根にブルーシートを張るしかありませんが、このブ
ルーシ-トを張る職人さんがいません。
高槻市に相談を寄せられた件数は6000件に達していますが、
市としても工務店のリストを手渡す程度の対処しかできません。
屋根にブルーシートを張るという一見単純に見える作業ですが、
実に危険を伴うものであり、経験者でないと命にかかわる事故
につながかねません。
高槻市内には屋根屋さんはたったの4軒しかありません。
仮に葺き替えを依頼してとしても、いつやってもらえるかは知
れたものではありません。
にも関わらす、今すぐにでも施工するなどと言って、着手金を
だまし取る「詐欺」が横行しています。 ご注意ください。
こういう火事場泥棒のような不逞の輩には十分に注意をする必
要があります。