R.05.07.10 老いては NO.3793
老いては子に従えと言う言葉がある。 でも、本当にそうなんだろうか?
今どき50-80問題というのがあって、50歳代の息子(娘)が80歳代の親の年金
収入を当てにパラサイトしている現実がある。
そういう「子」の言いなりになっていたら老後の資金は たちまち底をついてしまう。
親が認知症になって、経済活動ができなくなると家庭裁判所に申し立てて
「成年後見人」を選任しなければならないが、浪費などの恐れがあって、裁判所は
家族の指定を認めないケースが75%に達している。
成年後見人が起こす「使込み」などの事件でも、75%が親族となっている。
親族よりも他人に資産管理ゆだねるのは、悲しいけれど仕方がないのかもしれない。