27.05.02 次 郎 長 NO.783
清水の次郎長と言えば東海一の大親分で、幕府ですら一目置く存在だった。その次郎長がことも
あろうか刺客に襲われて急死した。
・・・となれば、それまで次郎長の威力に気圧されておとなしくしていた連中が、早速縄張り拡大の
争いに乗り出し、次郎長一家に忠誠を誓っていた連中までもが公然と反旗を翻し、次郎長の縄張
りに食い込んできた。 そこで次郎長は棺桶からむっくりとよみがえり、忠誠を裏切った連中を粛
清した・・・というお話があった。
つまり、次郎長は死んだことにして配下の子分たちの忠誠心をテストしたのでした。
今の時代、そんなことをする必要もないし、やたらそんなことをすればその人の人格そのものが疑
われることになる。 でも、人の心の深層心理は計り知れないから、対人関係上どうしても重大は
決断をしなければならない場合には(おそらく一生に一度あるかどうかというような)そういうテクニ
ックもアリかなと思う。
でも、そういうことは安易にやっていいことではではありません。
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