27.05.03 プ ー ラ ン ・ デ ヴ イ NO.784
いささか旧聞に属しますが、プーラン・デヴィは10歳の時に性の奴隷として売られて、中年男
の「所有物」となった。 その後転々と売買されて性の道具として弄ばれた。
身分制度が今もなを厳然として残るインドの最下層出身の女性だった。 あるとき、盗賊団
にさらわれてそのかしらの愛妾となった。 でも、そのかしらが彼女の人格を認めてくれた唯一
の人間だった。
そのかしらが部下の裏切りにあって殺され、プーランも危うく殺されかけたがうまく逃げ切り、やが
て彼女を慕うかつての部下とともに、盗賊組織を立ち上げて頭に納まり、自分を弄んだ男たちを
次々に襲ってペニスをちょん切って積年の恨みを晴らしたのです。
関係者を恐怖のどん底に陥れましたが、司法取引に応じて11年間服役し、出所後国会議員に
立候補して当選し、国民的なスターとなった。
でも、残念ながら過労がたたり若くして病に倒れ不帰の人となった。
プーラン・デヴィも凄いがインドって国もすごい、日本では考えられない歴史的事象ではないで
しょうか?近年弱い者が強い奴をやっつけるなんて、痛快な話がなくなってちょっとさびしい。
デヴィはデヴィでも「デヴィ婦人」とは大違い。
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