26.12.07 土 下 座 NO.627
昔、殿様が領地内に出かけたり・参勤交代で旅路に出るような時に、領民は土下座して殿に接しました。
天皇だってそうでした。 私が小学校の3~4年生のころ昭和天皇が大阪にやってきた。 国道26号線を堺の方から難波方面に行く車で通ったことがあり
ました。 学校の指示で拝謁するということで歩道に整列し、天皇の車が通り過ぎるのを待った。
遙かかなたに天皇が乗った車が来た時点で「頭を下げよ!」と指示があり、車が通り過ぎて遙か彼方へいったしまった頃に「頭を上げよ!」との指示が出
た。 天皇ってどんなヒトなのかは全く見えずしまい。
私たちはその間立ったままの姿勢でしたが、年配者はござを敷いて土下座している人もいた。
「私は神ではなく人間です。(当たりまえじゃ)」天皇が人間宣言をした後においてもそうでした。
天子様(天皇)を見るとバチが当たって目がつぶれるなどと言う年寄もいました。 刷りこみというものがいかに凄まじいものかと思います。
そんな「土下座」。
スーパーヤコンビニで店員のちょっとしたミスを難詰して土下座をさせるなどという傍若無人な「客」に対して、裁判所が違法・不当の判決をだした。 当たり
前のことが当たり前になるような社会になってほしい。
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