小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

柳田邦男

2017-02-25 20:31:04 | 日記

     29.02.26        柳    NO.1447

  いいことを言っています。

1 自分で考える習慣をつける。 立ち止まって考える時間を持つ。 

  感情に流されずに理論的に考える力をつける。

2 政治問題・社会問題に関する情報(報道)の根底にある問題を読み解く力をつけ

  る。

3 他者の心情や考えを理解するように努める。

4 多様な考えがあることを知る。

5 適切な表現(の仕方)を身に着ける。 自分の考えを他者に正確に理解してもら

  うよう努力する。

6 小さなことでも自分から行動を起こし、いろんな人と会うことが自分の内面を耕

  し人生を豊かにする最善の道であることを心得え実践する。

  特にボランテイア活動など、他者ためになることを実践する。

  (そうすると)社会の隠された底辺の現実が見えてくる。

7 現場・現物・現人間(経験者・関係者)こそ自分の思考力を活性化する最高の教

  科書であることを胸に刻み、自分の足でそれらにアクセスすることを心掛ける。

8 失敗や壁にぶつかって失望しても絶望することもなく、自分の考えを大切にして

  地道に行動を続けること。

*若者に送る言葉としてNHK報道番組「クローズアップ現代」の最終回に提出され

 たもの。 

 キャスターという仕事 国谷 裕子著 より抜粋


柳田邦男

2017-02-25 20:31:04 | 日記

     29.02.26        柳    NO.1447

  いいことを言っています。

1 自分で考える習慣をつける。 立ち止まって考える時間を持つ。 

  感情に流されずに理論的に考える力をつける。

2 政治問題・社会問題に関する情報(報道)の根底にある問題を読み解く力をつけ

  る。

3 他者の心情や考えを理解するように努める。

4 多様な考えがあることを知る。

5 適切な表現(の仕方)を身に着ける。 自分の考えを他者に正確に理解してもら

  うよう努力する。

6 小さなことでも自分から行動を起こし、いろんな人と会うことが自分の内面を耕

  し人生を豊かにする最善の道であることを心得え実践する。

  特にボランテイア活動など、他者ためになることを実践する。

  (そうすると)社会の隠された底辺の現実が見えてくる。

7 現場・現物・現人間(経験者・関係者)こそ自分の思考力を活性化する最高の教

  科書であることを胸に刻み、自分の足でそれらにアクセスすることを心掛ける。

8 失敗や壁にぶつかって失望しても絶望することもなく、自分の考えを大切にして

  地道に行動を続けること。

*若者に送る言葉としてNHK報道番組「クローズアップ現代」の最終回に提出され

 たもの。 

 キャスターという仕事 国谷 裕子著 より抜粋


冬眠

2017-02-24 19:36:40 | 日記

      29.02.25       冬     眠    NO.1446

  食物が激減して生命が危険な状態にさらされることを知る、ある種の動物たちには

「冬眠」という生物学的な知恵があります。

人間だって冬の間なにもできなかった東北地方の豪雪地帯の農家では、冬の間に消費

する薪などを夏の間に取って置き、それを使って冬をしのぎ、冬の間は室内で藁草履

を作ったり・民芸品の「こけし」などを彫って生計を維持したものです。

ところが、生計が豊かになるにしたがって、そういうことをしなくても生計を維持す

ることができる時代になったものですから、現代人にはそういう生活の知恵が失われ

てのではないかと思います。 でも、いつまでも人間の生活がそういう結構な時代は

続くかといえば、そうではないのではないかと思います。

一方であまりに豊かになりすぎて、そうでない民族の衝突が起きたのがアメリカの

9.11事件であり、ハリケーン・カトリーナのような、にわかには修復できないよ

な大災害が起きるのも、地球温暖化の影響ではないかと思われます。

そのアメリカ発の金融危機がリーマンショックでしたし、この先トランプ政権になっ

て政治が混乱して世界的に不安定な時代に入ってゆく気がします。

日本も、安倍・黒田の異次元金融緩和という経済の麻薬を打ち続けていると、近い将

来にはきっとその反動が来ることでしょう。

先のことはわかりませんが、そういう時にはじたばたしないで、ある種の動物のよう

に「冬眠」できるようになれないものかと考えます。


口達者

2017-02-23 18:42:56 | 日記

29.02.24       口  達  者    NO.1445

 

今の習近平中国は信用できませんが、古い中国には「知者不言・言者不知」、つまりべらべらしゃべっている奴は何も知らない奴で、知っている人はべらべらしゃべらない・・・という思想がありました。

また、「巧言麗色少なし仁」とも言って、話がうまくスマートに話す奴は尊敬できない人が多いなどどいって、弁論・弁節を好まなかった。

でも、今日の世界ではしゃべれないと話しにならない。

アメリカの前大統領のオバマは類い稀な口達者で、大統領にまで上り詰めましたし、今回のトランプも良識ある冷静な人は聞けば馬鹿馬鹿しいような話でも、多数の欲求不満の国民のハートをとらえ、まさかまさかの勢いで大統領にまでなってしまいました。

翻って我が国の総理はどうなんでしょうか?

官僚が書いた原稿の棒読みすらできないで「云々」を「でんでん」と呼んだという。 どういうことか解ってんのでしょうか?

先の総理だった麻生氏が「未曾有」を「みぞううゆう」と呼んで失笑を買いましたが、安倍さんだって麻生さんといい勝負をする。

ああいえばこう言うの口だけ達者で教養がない。

 

 
 

 

 


ネオ

2017-02-22 21:13:26 | 日記

    29.02.23       ネ    オ     NO.1444

  世の中が不安定になり閉塞感が漂うと、いつもこういう手合いが出てくるものです。  今回の「トランプ」その好例です。

知事だった橋下もそうでしたし・都知事選に出た元航空幕僚長の田母神なんとかとい

う人もそうでした。

田母神は「日本は悪くない」「アメリカが悪いのだ」「武器は使用しないと意味がな

い」「言論の自由は自衛官でも守られるべきだ」「政府見解に縛られるのだったら北

朝鮮と同じだ」・・・と威勢がよかった。

1930年代の大恐慌もそうでした。  アメリカではマッカーシズムがはびこり共

産主義者排除という名のもとに、気に入らないものを「共産主義者」だとレッテルを

貼って要職から追放し、ドイツではヒットラーのナチズム・イタリヤではムッソリ

ニー・ロシアではスターリン・日本では東条軍閥が台頭して破滅へと突きすすんでゆ

きました。  彼らの理論は一見わかりやすく明快ですが、独善と排他主義が特徴

で、少数意見や良識に基づく意見を黙殺する。  多くのポピュリズム的な支持を得

ても。矛盾に満ちているから結局は破滅へと突き進むことになる。

自然界だってそうです。  一羽の鷹は100羽のハトを沈黙させることができます

が、鷹自身は絶滅の危機に瀕しているのです。

世の中ってじれったいが結局はそういう原理が働いるのではないでしょうか?