あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

六竿神社・秋祭り~地域のふれあい

2017年11月22日 | イベント情報

当初、10月29日に予定されていた本祭ですが、都合で延期されていた六竿神社の秋祭り

朝の最低気温6.8℃を記録し、風の冷たい11月19日(日)に行われました

予定では11:30から本祭の始まりだったので12:00前に行ってみると

御神輿がみんなの見守る中、竜串地域に出発(台車に御神輿をのせて)

年配の方と話をすることができて聞いていると

「以前は御神輿を担いで各玄関先を通るように、くまなく練り歩いていたんだよ」との事

一昔前までは「春祭り」「夏祭り」「秋祭り」「山祭り」「海祭り」など

季節ごとに行われていた祭りも、今では人手が少なく(御神輿の担ぎ手も)縮小されて寂しい限りだと

「盆踊り」も以前は3日間行っていたけれど、今は一日だけになったとも・・

昭和初期の頃、そんなに遊びもなく地域の祭りが唯一の楽しみだったもんなぁ

子供を名前ではなく「誰々さんちの坊ちゃん、お嬢ちゃん」と呼んでいた時代

地域全体の大人が親代わりで、注意してくれたし、怒られもした

子供たちが地域の年寄りに笑顔を与えてくれていた昭和のよき時代

私自身もこの六竿神社の秋祭りを見るのは、社会人になってからは今年が初めて

これも退職しているから参加できた次第で・・

御神輿の前を歩く子供たちの笑顔にあの頃の記憶もよみがえってくる

台車から御神輿もおろされて、神事が12:30頃から行われ、お堂に御神輿も戻り

神社の前では「お餅投げ」の時を待つ地域の人達も集まり

13:15から「お餅投げ」開始 私の想像していた「お餅投げ」の風景とは違ったけれど・・

私も後ろで写真を撮りながら、おこぼれのお餅をもらいました

紅い色のお餅もあったんだけれど、拾うときに目の前にいた幼子にやったので(笑)

「なんで?」とびっくりしたような顔でお餅を受け取ってくれた幼子

この祭りの事を記憶の中に留めて、大きくなって祭りの主役になってくれたら嬉しいですね

このような地域の集まりがこれからも様々な人達の協力を得て続いていくことを願って

 撮影:2017/11/19(SUN) 地元・竜串・六竿神社の秋祭りにて