11月21日(木)
四国の端っこ・幡多路で冬の花『ノジギク(野路菊)』が咲き始めた
『ノジギク』は、キク科キク属の多年生植物
野菊の一種で牧野富太郎博士が郷土の高知県吾川郡吾川村川口の
仁淀川沿いの路傍で発見して命名した花でもある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/de/b5fe2b1bd6db62b95be8d2a59c974e52.jpg)
日本在来種で、本州(兵庫県以西)・四国・九州の瀬戸内海・太平洋沿岸近くの山野などに自生する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/f6/1075b4b79ce0251163801eca3c907296.jpg)
ノジギクの葉は生育域によって変異が見られる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/2c/60cc3dbaee95a407225ea6f3085fcbeb.jpg)
変種も多く、『アシズリノジギク』は高知県の足摺岬や愛媛県などに分布
ノジギクに比べて葉は小さく厚く、3中裂し裏には白い毛が多く表のふちが白い
頭花は小さくて多数つき、総苞片にも白毛が密生している
ノジギクは1954年に兵庫県の県花に指定されている花
草花は咲く時を感じ取り、我々に季節の移り変わりを教えてくれる
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