11月21日(木)
四国の端っこ・幡多路で冬の花『ノジギク(野路菊)』が咲き始めた
『ノジギク』は、キク科キク属の多年生植物
野菊の一種で牧野富太郎博士が郷土の高知県吾川郡吾川村川口の
仁淀川沿いの路傍で発見して命名した花でもある
日本在来種で、本州(兵庫県以西)・四国・九州の瀬戸内海・太平洋沿岸近くの山野などに自生する
ノジギクの葉は生育域によって変異が見られる
変種も多く、『アシズリノジギク』は高知県の足摺岬や愛媛県などに分布
ノジギクに比べて葉は小さく厚く、3中裂し裏には白い毛が多く表のふちが白い
頭花は小さくて多数つき、総苞片にも白毛が密生している
ノジギクは1954年に兵庫県の県花に指定されている花
草花は咲く時を感じ取り、我々に季節の移り変わりを教えてくれる
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます