台風16号が太平洋上を北上中だった時
9月30日(木)いつものぶらり散歩
竜串遊歩道・橋から眺める竜串湾
いつもは小さな川だが、海水が入ってきて川幅が広がっていた
「水面に映える夕景が綺麗だぁ~」と見ていると・・
満潮時間と台風16号のうねりで海水が流れ込み、川が海に変身(笑)
一気に流れ込んで
広がる波紋に「これもいいなぁ」と(^^♪
小さな波がまたやってきて
また川の姿に戻って
水面にまた夕景が綺麗に映えて
この日、一番綺麗に見えた時
唯々、移り変わる風景を眺めていられる至福の時
少しずつ波が高くなってきて
また波が入ってきそうだ
約5分後にまた波が入ってきて
先程とは違った波紋を見せてくれる
また川に戻っていった(笑)
晩夏に頃、『夏の土用』の時期に発生する大波の『土用波』のような波が
約5分に1回の割合で打ち寄せ、一時間に12回のまるで大地の鼓動のように
子供の頃、海に行くと教えられた言葉、「土用波に気をつけるんだよ」と
空は晴れて風もないのに海岸に高い波が打ち寄せてくることがある
土用波は、はるか遠くの南の海上で起こった海面の乱れが高い波となって海岸に届くもの
子供の頃は自然と共生して暮らしていたように思う
この時期にはここにこんな果物があるとか、こういう日は気を付けるとか
不便さが感性を磨いていたのかもしれない
今の世の中、便利になりすぎたのかもね・・
貧しかったけれど「これから良くなる」と皆に笑顔があった良き昭和時代
したっけ。
先人の言葉は間違いないものですね。
経験は何物にも代えがたい教えです。