11月も早くも中盤・・・毎朝、霧が深くなってきました奥州市江刺区です。
先日、江刺に引っ越されて来た方が「江刺って、毎朝霧がすごいですよね~」・・・って言われておりました。
他の地域などうなのかしら?
そんな事を考えると、この年になっても自分の住む町以外は全く知らないことばかり、、、
生まれてこのかた、江刺以外の土地に2日以上いた事がない私
その割には、自分の住む岩谷堂地区以外は無知で、用事に出かけた先で道に迷う事ばかり・・・(江刺はかなり面積は巨大なんです)
そんな私も、最近では外にある世界を覗きたい気持ちばかりが膨らんでおりますが・・・
お店中心の生活では、現実は夢かなわずで・・・
もはや、生きながらお店の「自縛霊」になりつつあるのではないかと恐怖です
さてさて、、、そんなグチグチな私を尻目に、お母さんが何やらエンジンを大全開にして【新しいチャレンジ】目指して活動を開始しはじめたぞぉ!
そんなお母さんは、4○年前、関東からまだまだ封鎖的な田舎町にお嫁に来ました。
嫁いだ所は、靴・カバン・雑貨などを商う商店で、訳も分からぬまま子育てをしながらお店で働き、やっと自分で仕入れて売る喜びを感じ始めた矢先に、時代の流れでお店を閉めることに・・・。
子供だった私達を連れて東京へ帰ろうと思っていた所、地元愛の強い父に説得され、小さな間口を借りて【小料理佐吉】を開店。
良きお客様に恵まれて、母の念願だった表通りにお店を新しく構えて・・・20年が過ぎた所です。
最近では、お店のお仕事のメインは力くんシフトしつつあり・・・
多分、世の中の多くの方は、ここで「楽隠居」になるはずが!
「何か新しい事にチャレンジしたい!」って、、、
「パワフル」だ。
まったく「恐ろしいほど、ポジティブなパワーだ」
さすがに昭和初期生まれは、一筋縄ではいかないです。
熱い一念「岩をも通す」ってな具合で・・・・現実味をおびて来たんです、エエ。
まだ正式決定ではないのですが、商工会議所の空き店舗活用の制度を利用させて頂いて・・
何やら「セレクトショップ」なるものをするらしい。
取り扱う商品は「ソーイングオサミ」のお花プリーツの芸術的なお洋服!
「ソーイングオサミ」は、お母さんの妹夫婦&家族の会社です。
「ソーイングオサミ」の作る洋服は、全国各地に熱狂的なファンがいて、全国のセレブなデパートなどで展示・販売しています。
ひとつひとつ手作りで繊細でありながら・・・【軽い!着易い!しわにならない!】な機能的なところが特徴で、それでもってどんな人でも超ナイスバディ~に見える(こんな私が豊乳に見える?)いいことづくしなお洋服なのです。
*写真は「ソーイングオサミ」のHPより抜粋。
今回お母さんの企画に、男っぷりのいい「おば」が二つ返事で協力してくれるという事で、一気に現実味をおびた訳なんです。
その昔、自分で仕入れたものを売る喜びを知ってしまったお母さんが見果てぬ夢だった、このような素晴らしいきっかけを与えてくれた「ソーイングオサミ」のみんなに、そして会議所の担当の方に心から感謝をするばかりです。
お母さんの夢の店は、問題なく進められれば、来年2月以降にオープン予定です。
どうか無事にたどり着けますよう、祈るばかりの私です