困ったおじさん

班内の困ったおじさんがまたもごねてる。

私たちの班は複雑です。
住んでなくて土地だけを所有している人、貸駐車場にしている人、アパートにしている人、
グループホームもある。
班は私道の所有者８軒で囲んで一つの班を作っている。

５日ばかり前、○住宅メーカーの人が訪ねて来た。
班のＴ山さんが家を建て替えるので明後日までに印鑑証明を取ってきてほしい。
書類に実印も頂きたい。
突然の話に驚いた。

私道は全員の許可証がないと建て替えはできないことを我が家も建て替えているので知っていた。
住んで居ない人の家にも事前に訳を話してアポを取り、一軒づつ書類を頂きに上がったのだった。

しかしＴ山さんの家の場合は見知らぬ業者が突然来て、明後日まで用意してと急な話で
近所の人達もカチンと来た。
私も、当然とばかりに言う担当者の話しぶりにはイラッとした。

アパートの持ち主のＮさんは、次の日わざわざ遠くから我が家に来て、
「見たこともない人が突然家に来て、実印を押せなんて言っても信用できるか！
まず、Ｔ山さんから挨拶があるべきだろう、順序が逆だ！」と怒っていた。

そんな話しが耳に入ったか、Ｔ山さんと同居することになる嫁さんが電話をよこし、
知らないうちに業者が勝手に行ってしまった、と平謝り

謝って皆から承諾してもらったけど、一人困ったおじさんだけが
絶対判は押さないと言っているそうだ。

ここでこじれると工事が遅れて困ったことになるだろうな。

　　　　　青紫蘇を醤油に一晩漬けて、それでご飯をくるっと包んで食べると美味しいんだって。
　　　　　早速夕食に真似してみた。ほんと、美味しかった。