ごくお小さい女の子である愛子さまが、今週、週刊誌のカッコウのネタになってしまわれました。私ね。それ自体いけないことだと考えています。それで、ちょっと、週刊誌の市場という金額を計算してみました。昔、「週刊文春は公称で、70万部売れている」と聞いたことがあります。それで、ざっと計算をすると、一週間で、2億6千万円を越す売り上げとなります。これは、一年間に直すと、100億近い売り上げだかとなります。これと、同じ程度売れている各種週刊誌、また、美容院を中心として売れている女性週刊誌をあわせると、一千億円規模の収益の上がる世界です。
たしかに出版社のうち、広壮なしかも美麗なビルへ建て替えている出版社は、雑誌、特に週刊誌を持っているところが多いです。でね、それだけの市場規模へ成長させるためには、面白いことが必要で大衆が飛びつくような見出しをつけて、大衆が飛びつくような書き方をしています。はっきり言うと、パンとサーカスの世界です。
それは、ローマの為政者が、グラデイェーターと言う階層の一種の奴隷
(被・征服側の男性を使った)を、ライオンなどと、戦わせそれを、庶民に見せて庶民の政治に対する気づきを押さえた故事に倣う世界です。雅子様は、為政者ではないものの、上つかた(上層階級)です。見物するほうの側になられてもかまわないが、ご自分がネタになってはいけません。
~~~~~~~~~~~
ところで、その週刊誌群の広告を見ると、週刊文春の友納尚子さんの見出しが、雅子様びいきで、ほかの週刊誌は、女性週刊誌を中心にして学習院びいきのようです。珍しくも、この件がマスコミ界で取りざたをされた途端に、両方の側の意見が提示・公開されています。
私はまだ、どの一文も読んではいないのですが、この裏側には、友納さんの週刊文春の記事が最初に生まれて、その対抗策として、学習院側が、情報をリークしたと感じます。それは、だれか、週刊文春側の人間がスパイ的にリークしたというよりも、パソコンの世界へのハッキングの結果、簡単に情報がつかめるからです。あのね、パソコンのハッキングなど、どんな世界でもすでに行われていると思います。今の日本で、秘密でことを行うなどほとんど無理です。
また、文春側の業務用、パソコンへのハッキングはなかったとしても、庶民が知らないだけで、学習院サイドでは相当前から蜂の巣をつついた状態になっていたかもしれないし、それが、東宮御所から、愛子様の不登校の発表があった途端に、これは、こちらが、責任を負うことになるとの考えにも達し、それは、大変だし、こちらにも言い分があるのだから、マスコミを利用しようとなったのかもしれないです。
本当のところは、わかりません。
しかし、両者がまったく同じタイミングで、しかも嵐のように大量の情報が外へ出たというポイントに、意味はあります。つまり、この件もまた、国民の本音は、「雅子様って、本当に困った方ね」となると感じます。『皇太子妃らしくない、しかもご公務を病気で、休んでいらっしゃる方らしくもない、非常に戦闘的な姿勢だ』と感じます。
秋篠宮ご夫妻は、まだおちいさい、悠仁様がいらっしゃるのに、日本国内、および海外へしょっちゅうお出かけです。日本を代表して外交に役立っておられます。ところが、皇太子様はいつも、独身でお出かけです。
宮内庁は雅子様が海外で記者会見をなさったときに、とんでもない発言をなさるのではないかと、警戒しているのだと感じますが、『それもいたし方がないでしょうね。今までの会見を見ていると』と感じます。雅子様の何が一番問題なのかというと、『皇太子様を愛していないように見える』ことです。本当に愛していらしたら、皇太子妃の行動・規枠については、納得・理解をなさって、もっと、おっとりした対応をお示しになると思うのだけれど。
<雅子様が皇族方にいじめられている>と、言う報道も過去に出ました。そのころ、友納さんが、大きく表に出てきて、雅子様サイドの代弁をしたのです。だけど、それを読んだ普通の国民が『え、雅子さんって、そんなにかわいそうな方なの?』と感銘を受けたかというと、そうじゃあないと感じます。・・・・・『え、これじゃあ、困ったお嫁ちゃまが入ってきたわ』と、年上の皇族のかたがたがお思いになるのも仕方がないわね・・・・・・と、庶民は思ったと思います。
~~~~~~~~~~~
私は、小和田家からの助言が、おかしいのではないかと感じ、パソコン内メモとして、・・・・・小和田氏は「皇族とか、皇太子といってもたいしたことはないんだ」と常におっしゃっていて、ファーザーコンプレックスがあるらしい雅子様は、それらの言葉を、お信じになっているのではないか・・・・・と、落としました。そして、小和田氏が、国際司法裁判所の長官に選ばれたときに、『ほー、氏は、例の国際的コングロマリットのかわい子チャンだったのか。となると、シーシェパードに資金を提供している側の一人である。となると皇室を弱体化することは、氏の本当の上司たちに気に入られることとなるのだ』という風に感じました。『だから、普通の日本の国民は持っている、現在の雅子様の態度、行動様式に対する危機感は、小和田氏にだけは、まったくといっていいほど、ないのだ。だから、娘を甘やかし放題なのだ』という風に理解をしました。そして、それもパソコン内に、メモとして落としました。
で、そのメモを落とした日以来、例のコングロマリット側は、『あれ、日本国民って、そういう風に考えているのか、そうなると、雅子様を病気だ、病気だといっておいてもいけないかもしれないな』と思った・・・・・かどうかはわかりませんが、・・・・・雅子様の病状は改善を始め、相当なお出かけ、もあるようになったし、愛子様のご父兄として、学習院の各種行事などにもご参加のこともおはじめになりました模様です。
でも、時々はまだ、ポイントのずれたことをなさるのです。今回もそのひとつです。友納さんの記事の見出しを見ると、「愛子様の問題はご家庭で、教育していただかないと」と副題がでています。これは、一見すると、学習院側が大変に失礼なことを、したみたいです。だけど、雅子様がけんか腰で乗り込んでいらっしゃったのなら、(授業参観を求めて、実際にお一人で教室の後ろに立っておられたといわれている・・・・・・それは、担任を信じない、戦闘的な姿勢ではある)売り言葉に買い言葉で、担任の先生か、校長がこういう言葉を出す可能性はあります。
雅子様の方が、あせりすぎちゃったのです。もっと事前に十分な根回しをする必要があったのです。学習院側の言葉は悪かったと思いますが、「愛子様が特殊なお育ちだから、普通の子から見たら、からかいたくなる要素もあって、それは、ご家庭で、免疫をつけていただかないとだめですよ。状況は、変わらないですよ」という意味だったのかもしれないのです。
あのね、上品だということひとつだって、からかいやいじめの原因となるのです。変なたとえですが、私が地域社会や美術の世界でしつこいいじめの対象となったことがあって、15歳ぐらいの年上の賢い方に相談したことがあるのです。私は美貌でもないし、金持ちでもないです。肩書きもないです。だけど、弱くもないです。だから、なぜ、いじめられるかの理由がわからなかったのですが、「お上品なのよ。それは、30、40、50になった女性にとっては、もう、追いつかないことですから、悔しいのでしょう。放っておきなさい」と忠告を受けました。
愛子様だって、そんなポイントで、いじめられるのかもしれないのです。それは、よい経験です。これから、先、社会はどう変わるのかわからないです。清朝のラストエンペラー溥儀氏の弟君に嫁いだ、日本の姫君が、幼いお嬢様を抱えて満州の荒野を、さまよい抜かれたことは、『流転の王妃』という書物に書いてあって、私なんかにとっては、記憶に新しいです。あらゆることに耐える強さを、皇太子の姫君だって、もっておかなければなりません。この平和な日本に暮らしていても、準備はおさおさ怠りなくという危機感を持ってお暮らしにならないとだめです。
学習院の小学二年生の男の子が何を言い、何をやったかはわかりませんが、それで、おたおたして、対応が出来なかったり、親がしゃしゃり出て、余計にごたごたと、させてはいけません。雅子様は時々ですが、大失敗をしてしまいます。赤坂の公園に愛子様を遊びに連れて行く際、皇太子様を伴ってしまい、大非難を浴びました。それは、主婦の仕事であり、ウィークデーのご主人様(普通なら会社へ出勤をしている時間帯である)を伴ってはいけない仕事なのです。特に、ご公務をお休みになっているのに、それに対する反省がなくて、かかあ天下ぶり=婦唱夫随ぶり=を公にしてしまわれたからです。変だと国民は思いますし、年上の皇族方だって、やはり、あの方は変よとおっしゃるでしょう。
今回だって、はっきり言えば雅子様の対応が、行きすぎだったと思われます。
週刊誌の見出しによれば、「雅子様、愛子様を連れて海外留学と、うわさが回っている学習院」ともありました。学習院側も、愛子様に転校されてしまっては自らに傷がつきます。だから、先生サイドが流している可能性もありますが、ご父兄が流しているとしたら、それは、雅子様の失敗であり、東宮の孤立という天皇陛下のご心配が的を得ていることとなります。
「困った人だわね。雅子様って。海外がお好きなようだから、海外へいらっしゃったっらよいのよ」と突き放した見方をしている人が、学習院内に多いことを指し示しています。
同じような見出しで、「雅子様のお一人授業参観で、学習院は真っ二つ」というのも在りますが、これは、50対50の比率で分かれているわけではなくて、70対、30ぐらいの比率で、「雅子様に反対する派」が多いのだと感じます。
こういう想像をたくましくすると、学習院からは、退去なさることは仕方がないと思えても来ます。だけど、子供の社会を、すべて監視することは出来ません。だから、愛子様を、これから、どのように、導いていくか、ご家庭の教育は、本当に大切なものとなります。義務教育を普通に受けさせて、将来庶民の中に入っていく(黒田さんみたいな立場)をも、出来るようにおさせになるのか、それとも、家庭教師をつけて、突出したエリートとしてお育てになるのか、今、皇太子ご夫妻が試されているのです。雅子様も本腰を入れてお考えにならないといけません。
東宮御所の中は、吏員にしろ女官にしろ、家来ですから、皇太子様を頂点として、愛子様にも逆らいません。単純なるピラミッド社会でしょう。そういう人間関係だけを経験されて、大人になるのは、かえってかわいそうだとも思います。チャンスを奪っているということにもなります。そうなると、愛子様に、さらに、落ち着いて、状況に対応する力をつけていただかないと、だめで、そのためには、まず、雅子様が落ち着いて対応をなさることが必要です。
早実小学校、慶応初等部、田園調布双葉という名前が週刊誌にでていましたが、もし、そこで学習院と同じ現象がおきたときに、救いようがないの立場になられるのは、愛子様です。その際にどうするのかも、お決めになった上で、選択をなさらないとだめでしょう。高校程度に大きくなっても、いじめる子は出てくるし、いじめられる子も出てきます。先生の目は届かない世界は必ずあるし、また、親が四六時中、ついているわけにも行かないのです。
愛子様もご成長なさるし、学友たちも成長します。が、雅子様も、お子様を育てる過程で、さまざまな、ポイントで、ご自分を成長させるように、なさらないといけませんね。子育て途上の親にとって、最高の武器は『我慢』というものです。そして、それを身にお付けになるのには、この大騒動も、よい機会だったと思われます。偏差値優秀、だけど、妻として母としてだめなタイプというのは、最近多いです。でも、お子様がかわいいのなら、ここで、最良の方法をお見つけになってがんばらないとだめです。
そのためのひとつの方法として、友納尚子さんというライターにご自分のお考えが漏れないよういん、工夫をなさることです。彼女に支援されることに価値を見出して、それが、逃げ道となってしまって、正しい対処方針を、いつまでたっても、発見することが出来ないという可能性もあるからです。もし、親友だとしても、「書かないでね」と念を押しになることをお勧めします。もしかして、友納さんの文章が、ご自分にとって、有力な武器であるとお考えになっていたら、それは、日本の皇室の伝統に反するやり方です。逸脱したやり方です。
天皇陛下のお考えをよく、身にお付けになる、ことをお勧めします。海外から、指令を受けて日本の皇室を破壊し、したがって、日本国民の精神を、ずたずたにすることが、雅子様の隠された目的であるのなら、友納さんをご重用し続けなさいませ。だけど、今回のこと、ひとつをとってみても、愛子様のためにも、皇太子様のためにも、プラスにはならなかったのです。それは国民の総体に見えていると感じます。しかし、繰り返しますが、雅子様の自覚如何にかかわらず、裏側では、使役をされているインヴェーダーであったのなら、私の意見に反対する論調が、また、大マスコミに登場するでしょう。それは、観察し続けましょう。それによって、小和田さんの本質はますます、明らかになるし、そういう方法で、日本が支配を受けているのだということも、国民の目に明らかになっていくからです。
では、2010年3月21日 雨宮 舜
たしかに出版社のうち、広壮なしかも美麗なビルへ建て替えている出版社は、雑誌、特に週刊誌を持っているところが多いです。でね、それだけの市場規模へ成長させるためには、面白いことが必要で大衆が飛びつくような見出しをつけて、大衆が飛びつくような書き方をしています。はっきり言うと、パンとサーカスの世界です。
それは、ローマの為政者が、グラデイェーターと言う階層の一種の奴隷
(被・征服側の男性を使った)を、ライオンなどと、戦わせそれを、庶民に見せて庶民の政治に対する気づきを押さえた故事に倣う世界です。雅子様は、為政者ではないものの、上つかた(上層階級)です。見物するほうの側になられてもかまわないが、ご自分がネタになってはいけません。
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ところで、その週刊誌群の広告を見ると、週刊文春の友納尚子さんの見出しが、雅子様びいきで、ほかの週刊誌は、女性週刊誌を中心にして学習院びいきのようです。珍しくも、この件がマスコミ界で取りざたをされた途端に、両方の側の意見が提示・公開されています。
私はまだ、どの一文も読んではいないのですが、この裏側には、友納さんの週刊文春の記事が最初に生まれて、その対抗策として、学習院側が、情報をリークしたと感じます。それは、だれか、週刊文春側の人間がスパイ的にリークしたというよりも、パソコンの世界へのハッキングの結果、簡単に情報がつかめるからです。あのね、パソコンのハッキングなど、どんな世界でもすでに行われていると思います。今の日本で、秘密でことを行うなどほとんど無理です。
また、文春側の業務用、パソコンへのハッキングはなかったとしても、庶民が知らないだけで、学習院サイドでは相当前から蜂の巣をつついた状態になっていたかもしれないし、それが、東宮御所から、愛子様の不登校の発表があった途端に、これは、こちらが、責任を負うことになるとの考えにも達し、それは、大変だし、こちらにも言い分があるのだから、マスコミを利用しようとなったのかもしれないです。
本当のところは、わかりません。
しかし、両者がまったく同じタイミングで、しかも嵐のように大量の情報が外へ出たというポイントに、意味はあります。つまり、この件もまた、国民の本音は、「雅子様って、本当に困った方ね」となると感じます。『皇太子妃らしくない、しかもご公務を病気で、休んでいらっしゃる方らしくもない、非常に戦闘的な姿勢だ』と感じます。
秋篠宮ご夫妻は、まだおちいさい、悠仁様がいらっしゃるのに、日本国内、および海外へしょっちゅうお出かけです。日本を代表して外交に役立っておられます。ところが、皇太子様はいつも、独身でお出かけです。
宮内庁は雅子様が海外で記者会見をなさったときに、とんでもない発言をなさるのではないかと、警戒しているのだと感じますが、『それもいたし方がないでしょうね。今までの会見を見ていると』と感じます。雅子様の何が一番問題なのかというと、『皇太子様を愛していないように見える』ことです。本当に愛していらしたら、皇太子妃の行動・規枠については、納得・理解をなさって、もっと、おっとりした対応をお示しになると思うのだけれど。
<雅子様が皇族方にいじめられている>と、言う報道も過去に出ました。そのころ、友納さんが、大きく表に出てきて、雅子様サイドの代弁をしたのです。だけど、それを読んだ普通の国民が『え、雅子さんって、そんなにかわいそうな方なの?』と感銘を受けたかというと、そうじゃあないと感じます。・・・・・『え、これじゃあ、困ったお嫁ちゃまが入ってきたわ』と、年上の皇族のかたがたがお思いになるのも仕方がないわね・・・・・・と、庶民は思ったと思います。
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私は、小和田家からの助言が、おかしいのではないかと感じ、パソコン内メモとして、・・・・・小和田氏は「皇族とか、皇太子といってもたいしたことはないんだ」と常におっしゃっていて、ファーザーコンプレックスがあるらしい雅子様は、それらの言葉を、お信じになっているのではないか・・・・・と、落としました。そして、小和田氏が、国際司法裁判所の長官に選ばれたときに、『ほー、氏は、例の国際的コングロマリットのかわい子チャンだったのか。となると、シーシェパードに資金を提供している側の一人である。となると皇室を弱体化することは、氏の本当の上司たちに気に入られることとなるのだ』という風に感じました。『だから、普通の日本の国民は持っている、現在の雅子様の態度、行動様式に対する危機感は、小和田氏にだけは、まったくといっていいほど、ないのだ。だから、娘を甘やかし放題なのだ』という風に理解をしました。そして、それもパソコン内に、メモとして落としました。
で、そのメモを落とした日以来、例のコングロマリット側は、『あれ、日本国民って、そういう風に考えているのか、そうなると、雅子様を病気だ、病気だといっておいてもいけないかもしれないな』と思った・・・・・かどうかはわかりませんが、・・・・・雅子様の病状は改善を始め、相当なお出かけ、もあるようになったし、愛子様のご父兄として、学習院の各種行事などにもご参加のこともおはじめになりました模様です。
でも、時々はまだ、ポイントのずれたことをなさるのです。今回もそのひとつです。友納さんの記事の見出しを見ると、「愛子様の問題はご家庭で、教育していただかないと」と副題がでています。これは、一見すると、学習院側が大変に失礼なことを、したみたいです。だけど、雅子様がけんか腰で乗り込んでいらっしゃったのなら、(授業参観を求めて、実際にお一人で教室の後ろに立っておられたといわれている・・・・・・それは、担任を信じない、戦闘的な姿勢ではある)売り言葉に買い言葉で、担任の先生か、校長がこういう言葉を出す可能性はあります。
雅子様の方が、あせりすぎちゃったのです。もっと事前に十分な根回しをする必要があったのです。学習院側の言葉は悪かったと思いますが、「愛子様が特殊なお育ちだから、普通の子から見たら、からかいたくなる要素もあって、それは、ご家庭で、免疫をつけていただかないとだめですよ。状況は、変わらないですよ」という意味だったのかもしれないのです。
あのね、上品だということひとつだって、からかいやいじめの原因となるのです。変なたとえですが、私が地域社会や美術の世界でしつこいいじめの対象となったことがあって、15歳ぐらいの年上の賢い方に相談したことがあるのです。私は美貌でもないし、金持ちでもないです。肩書きもないです。だけど、弱くもないです。だから、なぜ、いじめられるかの理由がわからなかったのですが、「お上品なのよ。それは、30、40、50になった女性にとっては、もう、追いつかないことですから、悔しいのでしょう。放っておきなさい」と忠告を受けました。
愛子様だって、そんなポイントで、いじめられるのかもしれないのです。それは、よい経験です。これから、先、社会はどう変わるのかわからないです。清朝のラストエンペラー溥儀氏の弟君に嫁いだ、日本の姫君が、幼いお嬢様を抱えて満州の荒野を、さまよい抜かれたことは、『流転の王妃』という書物に書いてあって、私なんかにとっては、記憶に新しいです。あらゆることに耐える強さを、皇太子の姫君だって、もっておかなければなりません。この平和な日本に暮らしていても、準備はおさおさ怠りなくという危機感を持ってお暮らしにならないとだめです。
学習院の小学二年生の男の子が何を言い、何をやったかはわかりませんが、それで、おたおたして、対応が出来なかったり、親がしゃしゃり出て、余計にごたごたと、させてはいけません。雅子様は時々ですが、大失敗をしてしまいます。赤坂の公園に愛子様を遊びに連れて行く際、皇太子様を伴ってしまい、大非難を浴びました。それは、主婦の仕事であり、ウィークデーのご主人様(普通なら会社へ出勤をしている時間帯である)を伴ってはいけない仕事なのです。特に、ご公務をお休みになっているのに、それに対する反省がなくて、かかあ天下ぶり=婦唱夫随ぶり=を公にしてしまわれたからです。変だと国民は思いますし、年上の皇族方だって、やはり、あの方は変よとおっしゃるでしょう。
今回だって、はっきり言えば雅子様の対応が、行きすぎだったと思われます。
週刊誌の見出しによれば、「雅子様、愛子様を連れて海外留学と、うわさが回っている学習院」ともありました。学習院側も、愛子様に転校されてしまっては自らに傷がつきます。だから、先生サイドが流している可能性もありますが、ご父兄が流しているとしたら、それは、雅子様の失敗であり、東宮の孤立という天皇陛下のご心配が的を得ていることとなります。
「困った人だわね。雅子様って。海外がお好きなようだから、海外へいらっしゃったっらよいのよ」と突き放した見方をしている人が、学習院内に多いことを指し示しています。
同じような見出しで、「雅子様のお一人授業参観で、学習院は真っ二つ」というのも在りますが、これは、50対50の比率で分かれているわけではなくて、70対、30ぐらいの比率で、「雅子様に反対する派」が多いのだと感じます。
こういう想像をたくましくすると、学習院からは、退去なさることは仕方がないと思えても来ます。だけど、子供の社会を、すべて監視することは出来ません。だから、愛子様を、これから、どのように、導いていくか、ご家庭の教育は、本当に大切なものとなります。義務教育を普通に受けさせて、将来庶民の中に入っていく(黒田さんみたいな立場)をも、出来るようにおさせになるのか、それとも、家庭教師をつけて、突出したエリートとしてお育てになるのか、今、皇太子ご夫妻が試されているのです。雅子様も本腰を入れてお考えにならないといけません。
東宮御所の中は、吏員にしろ女官にしろ、家来ですから、皇太子様を頂点として、愛子様にも逆らいません。単純なるピラミッド社会でしょう。そういう人間関係だけを経験されて、大人になるのは、かえってかわいそうだとも思います。チャンスを奪っているということにもなります。そうなると、愛子様に、さらに、落ち着いて、状況に対応する力をつけていただかないと、だめで、そのためには、まず、雅子様が落ち着いて対応をなさることが必要です。
早実小学校、慶応初等部、田園調布双葉という名前が週刊誌にでていましたが、もし、そこで学習院と同じ現象がおきたときに、救いようがないの立場になられるのは、愛子様です。その際にどうするのかも、お決めになった上で、選択をなさらないとだめでしょう。高校程度に大きくなっても、いじめる子は出てくるし、いじめられる子も出てきます。先生の目は届かない世界は必ずあるし、また、親が四六時中、ついているわけにも行かないのです。
愛子様もご成長なさるし、学友たちも成長します。が、雅子様も、お子様を育てる過程で、さまざまな、ポイントで、ご自分を成長させるように、なさらないといけませんね。子育て途上の親にとって、最高の武器は『我慢』というものです。そして、それを身にお付けになるのには、この大騒動も、よい機会だったと思われます。偏差値優秀、だけど、妻として母としてだめなタイプというのは、最近多いです。でも、お子様がかわいいのなら、ここで、最良の方法をお見つけになってがんばらないとだめです。
そのためのひとつの方法として、友納尚子さんというライターにご自分のお考えが漏れないよういん、工夫をなさることです。彼女に支援されることに価値を見出して、それが、逃げ道となってしまって、正しい対処方針を、いつまでたっても、発見することが出来ないという可能性もあるからです。もし、親友だとしても、「書かないでね」と念を押しになることをお勧めします。もしかして、友納さんの文章が、ご自分にとって、有力な武器であるとお考えになっていたら、それは、日本の皇室の伝統に反するやり方です。逸脱したやり方です。
天皇陛下のお考えをよく、身にお付けになる、ことをお勧めします。海外から、指令を受けて日本の皇室を破壊し、したがって、日本国民の精神を、ずたずたにすることが、雅子様の隠された目的であるのなら、友納さんをご重用し続けなさいませ。だけど、今回のこと、ひとつをとってみても、愛子様のためにも、皇太子様のためにも、プラスにはならなかったのです。それは国民の総体に見えていると感じます。しかし、繰り返しますが、雅子様の自覚如何にかかわらず、裏側では、使役をされているインヴェーダーであったのなら、私の意見に反対する論調が、また、大マスコミに登場するでしょう。それは、観察し続けましょう。それによって、小和田さんの本質はますます、明らかになるし、そういう方法で、日本が支配を受けているのだということも、国民の目に明らかになっていくからです。
では、2010年3月21日 雨宮 舜