副題1、『風見慎吾が、BS日テレで、宮島・弥山に登ったが』
BS日テレの火曜日の夜に、宗教的な、施設、いわゆる聖地を、芸能界の有名人が訪問をする番組ができました。それが、できた経緯に、少しばかりの政治性を感じている私です。浄智寺さんが、宗教者として登場なさいましたので。
私が、NHKのクイズ番組に登場なさったことを、いけないと言っているので、それを、修復しましたねと、かんじましたが・・・・・ と、そのように感じるのも、その同じ時間帯は、私が毎週楽しみにしていた美術の番組だったせいもあります。そして、予約録画機能をかけていて、それをはずすのが番組の直前でないとできなくて、それが、面倒くさいので、毎週録画をされていて、どうしても、ちょこっと見ることになります。それを、狙われて、浄智寺さんの名誉回復が、計られたかなと思っています。
でね。どうしても演出ありですねと感じるのですが・・・・・
今までで、ただ一人だけ、『この人には、この番組がふさわしかったですね』と思った人物が居て、それは、風見慎吾さんです。見かけが若くて、少年みたいなので、71歳を超えた私は、彼を、君付けで、呼びたくなってしまいますが、その番組を見た結果、とても、いいお父さんだとわかって、君で呼んではいけないと感じ始めています。
彼は、宮島を訪れ、特に、背後に存在する弥山を登山しました。キリスト教系では、啓示といったりするのですが、彼は、お子さん、の、交通事故死で、宗教的な境地に達した人でした。
明るい人で、こういう場所を足で登っているのが、外人ばかり見たいで、(日本人はロープウエイを利用するらしい)、それらの人と、英語で、明るく会話を交わしながら、登っていくのですが、途中で語られる、小学校四年生で、亡くなったお嬢さんの思い出が、胸に迫るのです。
若死にする人は、その短い生の中で、一生を凝縮して生きると、聴いたことがありますが、風見家の長女、えみるチャンは、まさしく、神様のような優しさを回りに振りまいて、そして、あっという間に、この世を去っていきました。交通事故だったそうです。
~~~~~~~~~~~~~~~~
副題2、『中村うさぎが、週刊文春で、すばらしいことを、最近は書いている』
私は週に二回か、三回は東京へ向かうのですが、車中が長いので、40代から週刊誌を買って読む習慣がありました。
最近は、週刊ポストと、週刊現代が、面白く感じられるようになりました。とても、充実してきました。しかし、10年以上前は、この二誌は、私向きではなくて、週刊文春、週刊朝日、週刊新潮、アエラの順で、一週間過ごしていたものです。
週刊文春の特徴は、一頁の短いエッセイの書き手が多くて、そこが、充実しているところにあるわけですが、中村うさぎさんのエッセイは、『ふーん。世の中には、こういう人も居るんですね。だけど、毛嫌いしてはいけませんよ。千恵子さん。勉強のために読みなさい』と、思うだけのものでした。長らくそうでした。
私は最近は、ひどく忙しいし、疲労も激しいので、あれほど、長い期間、読んでいた、週刊誌も読まないで、電車の中で、じっと休息をとっていたりするのです。で、買ったときも、中村ウサギの頁など、読まないで、週刊文春を捨てていました。
ところが、ブラウザのニュースで、彼女が大病をして、臨死体験まで、経験したと、読み、そこに興味を持って、久しぶりに、中村ウサギの頁を、読んでみたのです。そして、仰天をしました。
すごいです。360円ぽっちで、これほどのものを読ませていただいて、申し訳ございませんと、祈りつつ、仏壇に供えたいほどの、高度なものとなっています。すごい。病気と言う試練を、無駄にせず、と言うか、最高に生かした人でした。
そして、「助けてあげられなくて、ごめんなさいね」と、言いたくなってしまいます。「こんなすごいものを読ませていただいたのに、何もお返しできなくて・・・・・・そうです。あなたを助けてあげタたいのに、何もできなくて、ごめんなさい」といいたくなります。
そして、よく、お母さんみたいといわれる私は、うさぎさんのために喜びたいです。「あなたは、注文を受けて、書いて来ましたね。そして、それは、生活のための売文でした。しかし、あなたは、すでに、その境地を超えましたよ。よかったですねえ。今ここでは、神と切り結ぶことができて」ともうしあげつつ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
副題3、『人間は、死すべきものである。死の床で、あなたは悔いないで済むか? あなたの人生は、充実していたかな?』
えみるちゃんが、たった10歳で亡くなってしまったことを、父親の風見慎吾さんは、悲しくてたまりません。だけど、エミルちゃんは、十分に幸せだったと思いますし、中村ウサギさんの人生も、この最近のエッセイを見る限り、充実していて、悔いのない人生になったと思います。
この2050文字は、別の事(本八幡の事件)を書くための導入でした。が、そちらは、カラーが違うので、美しいこころの、風見慎吾親子を傷つける可能性もあるので、これは、ここで、終わりとさせてくださいませ。二人が、言ったり書いたりしたことは、ここでは再現をいたしません。それは、お許しくださいませ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
副題4、『もし、あなたが、NHKオンデマンドの申し込みをすでになさっておられるのなら
・・・・数学者はキノコ狩りの夢を見る 〜ポアンカレ予想・100年の格闘〜・・・・をお勧めしたい』
2013年12月2日の午前中に、NHKアーカイブスで、放送をされた
『数学者はキノコ狩りの夢を見る 〜ポアンカレ予想・100年の格闘〜』は、2009年ごろから、すでに、四回は再放送をされている番組だと思いますが、すごい番組です。再放送を配信してもらって見ることのできる資格をすでにお持ちなら、お勧めしたい番組です。
なお、このブログの、2010年より数えはじめた伸べ訪問回数は、1914845です。
2013年12月1日 雨宮舜 (本名 川崎 千恵子)