銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

赤瀬川原平と、秋山有徳太子へ、対する、美術系作家としての、私の感覚

2014-02-04 08:39:28 | Weblog

 この一文は、元の文章、

読売が中公に乗り込んだ裏側は?・・・赤瀬川原平、湯川有紀子、澤地久枝、有馬頼義、里美、村松友視

2014-02-05 08:51:31 | Weblog
 

が、グーブログの2万字制限に引っかかったので、独立をさせました。

で、上の文章と、それから、

秋山祐徳太子、赤瀬川原平、の二人と、私との関係、その1 △ 2014-01-31 07:18:16 Weblog

を、お読みいただいてから、こちらへ入っていただきたいと思う文章です。

副題16、『コンセプト重視、系、の作家、赤瀬川原平』

 副題15で、私が赤瀬川原平については、婦人公論に連載をされていた、尾辻克彦と言うペンネームの小説の事しか知らず、本業が美術系作家だったと言うことも知らなかったと、書いております。

  赤瀬川さんがやがて、この尾辻克彦と言う名前を捨てて、トマソン運動などの派手な活動を始めて、時代の寵児になっていくのですが、失礼ながら、私は独自の 美意識を持っていて、秋山祐徳太子氏も、赤瀬川原平氏も、美術系作家としては、好きではないのです。だから、これから先の事を書くのです。もし、美術系作 家として、好きだったら、今から書くエピソードは、伏せ続けておいたでしょう。書かないで、済ませておく類の事でしょう。

 いや、社会階 層 上は、二人の方が私より、1万倍か10万倍上ですかな。それは、十分に知っていますが、私には書く権利があるのです。二人が、私を弾圧するためにどう動い たかについて。それを、敵さんたちに、判っていますよと、言うのが、この節、副題16から先の目的です。

 どういうことかと言うと、私は、平面(油絵とか、版画と言うもの)の作家であって、かつ、色を重視する作家なのです。そして、これを言うと、皆さんが、大笑いするとわかっていて、あえて言うのですが、私の色に対するセンスは抜群にいいのですね。

 ところが比較をすると、秋山さんも、赤瀬川さんも、色については、別に天才でもない。むしろセンスが無いと思われます。

  それに、赤瀬川さんは、大ヒットエッセイ『老人力』など、文章の方に力を注いでいるので、で、美術系作家としては、活動時間が少ないような気がします。そ れが、悪いと言っているのではないのです。・・・・・と、こう言う風に書かなければいけないところが、今日の文章の最も難しいところです。価値が多面的に 成るのです。

 私は「老人力」は、読んでいませんが、尾辻克彦名義で、書かれたチチヤス物を読むと、非常に丁寧に、事象を追っている人な の で、私も丁寧に書かねば成らないと感じるのです。ほぼ、30年前の読書の記憶によって、そう感じるのです。誠実と言うのも時には、非常に、面倒いことに成 る精神です。

 ただ、赤瀬川原平さんと、秋山祐徳太子氏が、二人とも武蔵野美術大学の卒業生で、ライカ同盟と言う二人組みを作って、仲良 く していると聞けば、『そこが、秋山祐徳太子の全行動の中で、最もまともなところなのだろうなあ』と、感じ、二人とも、本来なら、美術系作家と、言うフィー ルドで、自分をくくってもらいたかったのだろうなあと思っています。

 でもね、書籍の出版と言うのは、当たれば莫大なお金が儲かる世界で す。そして、大勢の人が、そこでの儲けを自らの生きる糧にしようと群がっていますので、降り様と思っても、降りられないことはあるでしょう。それで、赤瀬 川さんは、20年ぐらい文章の方へこだわっていたと、推察されます。

 で、美術系作家としては、どちらかといえば、秋山祐徳太子の方を私 は、買いますね。そちらの方がまともであると、思っています。・・・・と言うか、作品として、数をより多く作っているでしょう。そこに、好意を持ちます。 二人とも文章が書ける氏、上手ですが、芥川賞を得た赤瀬川氏の方が、文章の生産力は、

 比較すると赤瀬川さんは、はったりが多すぎ。(苦 笑 い)・・・・・いや、貼ったりと言うのは美術の世界では、いい価値観と成るのです。そう言う風に一般的な意味での、絵を描くとか、私は赤瀬川さんに限ら ず、コンセプト重視の作家って嫌いなのです。とっぴなアイデアを引っさげて、他人を煙に巻くというところがあるので、嫌いなのですね。尾辻克彦名の小説を 読むと、別に時間をケチって書いているとも思われないので、美術作品の方で、そう言うけいこうが強く出るのだと思いますが、それが、私としては駄目なので す。

 実際には、2014年2月5日に整理した文章から派生をしてきているが、初稿は、3日に書いている。   雨宮舜 (本名 川崎 千恵子)

コメント
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