銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

Fedex キンコーズ、OCNニュース

2009-03-24 13:57:38 | Weblog
 昨日23日成田空港の大惨事を起こしたのが、貨物機であったのは不幸中の幸いでした。あれが旅客機だったら、どういうことになったか?

 中国から出発していますので、日本人向けの食料品等を積んであったのだと思いますので、乗員には哀悼の意を表します。また、Fedex も会社として、日本人へ謝罪をしてくださったそうで(出発、到着等、ダイヤが大幅に乱れたことへ対して)、誠実な対応だったと思います。

 ところで、そのFedex は、運輸がメインの会社だと思いますが、資本的に、その傘下に面白い子会社を持っています。キンコーズと言う事務センター(印刷所とネットカフェを兼ねたようなお店で、私は、東京圏にあるそれをよく利用します。他にもいろいろな用途に利用する人がいるお店です。ニューヨークでも利用をしたりします)を経営したり、

 ニューヨークではOCN ニュースと言う邦字新聞を出しているはずです。これは以前は日本橋の丸善にも置いてありましたが、今では、手に入らないはずですが、これが、面白いです。と言うのもコラムが、三つほどあるのですが、思いがけずな素直さで本音を語る人が多いのです。

 日本に住んでいて、日本語で考えるときには、アメリカに対して奥歯に物が挟まったような言い方になってしまいます。それは、例の安保闘争、そして、それに引き続く、学生運動を、傍見していて、『怖いなあ』とか、『嫌だなあ』と言う潜在意識を植え付けられてしまっているからでしょう。

 あれは、今思うと、第二の敗戦だったと思います。つまり、思想、信条の自由、また、その発露に関して、多くの束縛感を、普通の日本人(つまり、真面目で穏やかな、中庸な精神を持っている人間たち)に与えました。『主張をしても無駄なのだ。個人的に損しちゃうだけだ』と言う意識を植え付けました。また、安田講堂へ消防車が放水をする映像などが、繰り返し流されるので、それを、私などの年代では、繰り返し頭に叩き込まれます。

 「最近、あなたは、随分、難しい文章を書いていますね」と言われるのですが、ちょっと、個人的な事情から自然にそういう流れになっていますが、そういうテーマで書けば書くほど、言論の自由のあり方を考え抜きます。

 で、私なんか、これでも、抑えに抑えているつもりです。アメリカの方針、特に1945年以降を見てみると、批判すべきところは大いにあります。特に戦争に関して。しかし、本質的な問題には手を出せないという感じですね。それが、日本に住んでいるときの日常的なスタンスです。

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 で、アメリカに行ってしまうと、驚くことに、在住日本人の政治意識が高い。そして、発言が自由です。ただし、この際、大手企業の駐在員は除きます。

 発言が自由で考え方も自由なのは、アメリカに永住をしようと考えていて、ほぼ、アメリカ人と化している日本人たちのことです。特にアーチストなど自由ですが、当時、ゴア副大統領が、大統領選に出る前で、「絶対ゴアでないと駄目よ」なんて、断言するのなど、普通のことでした。その後で私は日本へ帰ってしまったのですが、その同じ人たちが、フロリダのケースを聞いたら、どんなに怒ったことでしょう。

 これは、お茶のみ話・程度の段階でのことですが、週刊・新聞であるOCNニュース内でも名のあるライターが、結構はっきりしたアメリカ政府の、政策批判をしているので驚いたのです。

 と、以上のように褒めて書こうとしたら、そのとき、背中の衛星第一放送(NHK・・・・3月24日11時45分)がとんでもないニュースを流しました。

 アメリカのABCのラヂオのアンカー(記者兼司会者、ジョージ・某氏)が殺されたというニュースです。非常に人格のよい、また、有能な人であったといわれます。ブルックリンに住んでいたそうです。ブルックリンは今では地価がそうとうあがってきていて、特にブルックリンハイツと呼ばれる北側の丘には、連棟住宅を利用して、ライターとか、文化人が住んでいるのです。そこで、殺されたのだと私は感じます。映像を見てそう感じました。

 どうかなあ? ブルックリンには、低所得者の住宅もあるから、そういうところから出てきた強盗のしわざだったかもしれません。しかし、一種の暗殺だったかもしれません。
 もし、そうだったら、マーチー・ルーサー・キング事件以来の、嫌な傾向だなあと感じます。それで、私は彼の正式な名前を知ろうとトライしました。顔写真は何度も出ましたが、苗字の方があまり出てこなかったのです。アメリカ発のニュースとしては珍しいくらいの長い間、友人の哀悼の言葉が続きました。が、その友人は、「ジョージ、ジョージ」と、ファーストネームで呼ぶので、そのアンカーの正式な苗字がわかりません。

 で、私は相当苦労をして、(と言うのも、グーグルの検索で、abcと入れただけでは、ABCのホーム頁が現れなかったので)最終的には、American Broadcasting Companyといれてみて、やっとabcのホーム頁に入ったのですが、そのアンカー殺人のニュースには、触れていないのです。一切。

 どういうことなのだろう。何日のことだったのでしょうか? それで、NHKの衛星第一放送の海外ニュースを12時台、一時間張り付いてみていましたが、すでに、内容が変っていて、その殺人事件は二度とは、現れませんでした。

 まあ、世の中には話題が一杯ありますが、私にはこれは、気になるニュースです。こういう事件で、言論の自由が弾圧されることとなりますから・・・・・

 言論の自由が弾圧されると、知らない間に生活が悪くなってしまうのです。非常に巧妙な仕組みが、この世界には、動いておりますので・・・・・庶民の眼で判断したことを発信しないと、個人の生活が悪くなってしまいます。

 昔のことですが、炭鉱にカナリアを持って入る習慣があったそうです。カナリアは、敏感なので、悪いガスが出たら人間より早く反応を示すからだそうです。で、私は、この現実の人間が構築する社会の中でカナリア足らんと、望んでおりますので、ニュースの選び方が独自です。では、・・・・・

    2009年3月24日     雨宮舜 (川崎 千恵子)
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