以下の文章は、元だねが、
客船・大洋丸の米軍による撃沈に抗議をしない日本と、従軍慰安婦問題をしつこく言う韓国を、比較してみよう 2013-10-18 22:25:32 | 政治
副題5、『戦後特集の、原爆以外のものは、たまたま、天才的個人の作品がそれを可能にした』
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終戦特集というと、NHKが放映するのは、原爆のことと、満州引き上げ(特に満蒙開拓団)のことと、時々、沖縄戦争、または、硫黄島等の負け戦のことばかりです。
そのステレオタイプ度の高さこそ、いかに日本のメディアが、外国に、支配されているかを物語っています。原爆は、核兵器が、拡散することを防ぐために、核兵器が、怖い怖いと宣伝する必要があるので、許容されています。本来なら、アメリカ軍が、その責任を追及される問題だから、忌避されタブー視され、ドラマとか、ドキュメンタリーの放映がだめなはずなのです。確かに、戦後数年はそうだったはずですよ。
だけど、今、アメリカは、有り余る水爆と、劣化ウラン弾などの、武器をそろえきっていて、劣化ウラン弾は使える場合もあるが、水爆は絶対に使えないので、既に、核兵器というのはアメリカにとっては意味を成さないのです。それに、ロシアとか、中国などの大国が既に、核兵器をそろえてしまっているので、さらに、核拡散を禁止する方向で、皆さんが足並みをそろえることができます。
アメリカが唯一怖がっていることは、アメリカに敵対する国が核兵器、特に水爆を持ってしまって、それで、アメリカにミサイルを撃ち込むことなのです。今アメリカは、大富豪が多く住んでいるという関係で、ユダヤ人が支配していて、それゆえにイスラエルを支援しています。
結果として、イスラエルと対立するアラブ国家が、水爆を持ったら大変なので、非常に警戒を怠らないところだし、諜報活動として、アラブの春を起こし、各国の政体を、めちゃくちゃにしていったのです。イランが唯一、政体がしっかりとしていた国なので、特に、警戒をしていて、そちらもまた、日本がそうであるように、文化面で、影響を与えようとしていて、
チャドルと、女性解放が、今大問題になっていて、女性に教育をと叫んで、銃撃されたお嬢ちゃんが、ノーベル平和賞の候補にもなりました。
だが、私が今日ここで、いいたことは、イランを擁護することではなくて、問題は、日本だということです。敵は本能寺にありで、本当は、日本こそ、アメリカが最も警戒をしている国だということです。だから、戦争をイメージするものが尊敬されるのは、忌避され、タブー視されているのです。日本が戦争を再び起こして、アメリカに歯むかってきたら大変だからです。
つまり、『日本が核兵器を持って、アメリカに、反逆を開始したら、大変だ』という認識は常にあって、日本を、過剰なまでに警戒をしていて、それゆえに、戦後67年もたつのに、異常に強い植民地支配が、機能をしているのです。事実上、日本はアメリカの植民地です。だが、アメリカも馬鹿ではない。世界屈指の識字率を誇り、ゼロ戦を生み出して、神風特攻隊までいた日本だ。
簡単な、形で、支配したら、かえって、反発を招き、結局は虻蜂取らずになって、日本から何も収奪できないとなるのを知っています。で、必死になって工夫を重ね、文化界を支配するという、大変特殊な、そして、世界史における最新式の、方法をとっています。
文化界としては、
学者の世界。メディア・特にテレビの世界、出版物の世界。と、三つがあるわけですが、学者の世界と、出版物の世界は、私個人では、点検していくのが不可能なので、テレビの世界だけを点検しています。特にNHKのニュースと特集だけを注目をしています。すると、終戦時に原爆のことだけは、特集し、放映をすることが許容されているので、アメリカの真意をそこから探るわけです。
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副題4、『ナウシカを創出した宮崎駿監督が、天才的預言者であることは認めますがね』
ところで、ここで、挿入ですが、安部総理大臣に質問をしたいのだけれど、原爆と、原発はまったく同じものだと、言うことを自覚をしていらっしゃいますよね。原爆は、一気に全部の量を燃やすのですが、原発とは、緩慢に緩慢に、核を燃やしていくだけだということを。だから、水で冷やし続ける必要があって、それゆえに汚染水は、大量に流し続けられるということ。ほかの50基ですか。現在は稼動していないとことでも、汚染水を生み出す可能性はあるというか、水は常に大量に使われているということを。
理科系の出身ではなくても、総理大臣となったら、そのくらいのお勉強をなさらないとだめででしょう。なんだか、まったくそれについては、ご理解をして、おられず、原発は、きれいな核燃料だという、例の子供だましの論説を、いまだに、お信じになっているみたいに見えますが、大丈夫かしら。
というわけで、私は2003年ごろから、自分の中では、70年後には、日本は人間の住めない国になるのではないかと推察し始めたのです。そしたら、その後、10年も経ないのに,3.11がおきて地獄が出現してしまいました。
ところで、宮崎駿監督が、最近、傲慢に過ぎるという論を張ろうとしていて、中断しています。氏への批判を、特にNHKとの関連で、それを論じたいと思っているわけですが、それは、口先の側面で、特に見られる傲慢さを取り上げたいだけであって、宮崎駿が、天才であることを認めるのは、やぶさかではありません。
そして、天才とは予言もできるものであって、ナウシカは、人間社会の未来、特に日本の未来を予測をしていると、考えています。
でも、宮崎監督がナウシカを制作したころ、氏は核燃料被害よりも、現在の中国の北京に見られるような大気汚染を、滅亡の主因としておいて居られたようで、ショウ気という毒ガスが、地球を覆うという風に、設定をされています。
原発が老化して漏れ出るだろう放射線被害は、目に見えないので、ナウシカで描かれた世界とは違って、山は緑のままで、海は青いままでしょうが、人間は住めない国となるでしょう。そして、大富豪もさることながら、中流の上で、資産が、三億程度ある、元大企業の幹部か、部長以上で、引退した人は、ほとんどが、既に海外に、拠点を確保していると、私は、推察しています。
たまたま、副島隆彦著で、『資産を海外へ移しなさい』と、論じるものの大広告が出ていました。誰でもが買うことのできる公刊本で、それが、議論されるようでは世も末ですね。
私もそうしたいが、富士山の裾野の須走に、250万円のマンションを買おうとしただけで、家族、・親族の大反対を受けますから、無理でしょうね。皆、「そこへ頻繁に、行かない場所に投資しても無駄だ」といいます。だけど、私も預言者の素質はあるので、私以外で、それが、できる人には、海外不動産の購入を、勧めたいというほどです。助かりたいなら、そうなさいといいたいです。
中国人が、今日本の不動産を買い占めているそうですが、『あら、あなた、いつか将来、それは、紙っ切れになりますよ』といってあげたいほどです。
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副題5、『戦後特集の、原爆以外のものは、たまたま、天才的個人の作品がそれを可能にした』
ところで、上で、宮崎駿という天才について触れていますが、終戦特集で、アメリカに原爆が許容されているのは、原爆被害を強調することが、日本が核武装することへの抑止力となると、考えられているからでしょう。
ただ、最近ではそれ以外にも、テーマが広がってきていますが、それらは、すべて、天才的創作活動が道を開いたと、私は見ています。
松本零司の、アニメ宇宙船艦ヤマトが、本来の戦艦大和への呪縛を解き放ちました。呉には、戦艦大和の、縮小模型を中心にした博物館ができたそうですし。
山崎豊子の大地の子とか、宮尾登美子の朱夏が、満州、満蒙開拓団の悲惨さと、残留孤児の問題のタブーを開放しました。
私に、もしですが、小説を書くほどの、度量と、時間と体力があったら、今書いていることを、小説化してみたいものだと思うときはあります。そうした方が、大衆受けして広範囲に、言いたいことが伝わって、得なのかもしれないと思うときがあります。そして、編集を専門としている友人から、そうしなさいと、言われたこともあります。
ところがそれが面倒くさいのです。エッセイなら、書きたいことは、あふれるほど、生まれて来てしまい、何の苦労も無く書けます。だけど、小説を書くとなると、スピードが落ちてしまい、あふれるほど、思い浮かぶ想念が、記録できません。新しいところへ進めません。それが、嫌なのです。
これ、同じ画家でも、日本画家と油絵画家が相当違うのに、似ているでしょう。両者とも最終的な画面が頭の中にあるのは同じです。だが、その過程が違います。ゴッホの絵なんて、三時間から五時間で一枚を描きあげているはずです。比較して日本画は、大変な時間がかかり、忍耐と、理性と、計画性がないと、描ききれません。
以上は脇にそれた、文言でしたが、私が言いたいことは、日本の、戦後特集とか、戦時中の記録については、いまだ、不文律としてのタブーがあり、戦争に参加したインテリについては、報道をされることがないということです。
私の父は満鉄調査部、中央試験所というところで、頁油岩(けつゆがんと読み、今では、日本では、英語表記を取り、オイルシェールという、日本語では、石油とそれ以外の岩が紙が、重なった頁みたいだという表現をするが、海外では、石油とそれ以外の岩は、牡蠣の殻がかさなった状態とみて、こういう表現になるのだろう)の研究をしていたのですが、そんな部分は一切外へは、出てきません。かろうじて出てくるのは満鉄調査部の人員が戦後、電通へ多数採用されたということぐらいであって、経済学や、社会学的調査部門だけ取り上げて語られるだけです。理工学系統の研究部門は一切無視されています。
日本には、戦争の犠牲になった庶民も大勢居ますが、一方で、戦争の犠牲になったインテリも大勢居るのです。そのもっとも大きな例として、大洋丸事件があるのですが、それは、ほとんど、庶民には知らされていません。
今、それを軽々と語ることができるのは、日本郵船内で、社史を研究している社員か、または、犠牲者、817名の遺族だけでしょう。が、ほとんどが、高齢に達しているので、そのうち、庶民からは忘れ去られる事件となるはずです。
NHKが、前田敦子主演の、八百屋お七のドラマなど放映していますが、そんな単純なお話を放映している暇があったら、この事件のドキュメンタリーでも放映してもらいたいぐらいです。
だって、韓国はいまだにしつこく、従軍慰安婦の問題を語って責めてきています。だが、大洋丸事件で、犠牲になった部分は、日本の損失としては、計り知れないほど大きいのに、日本は一切黙ったままです。
原爆の被害について語ることは許されているのですが、それは、日本が永遠に、核武装をしないで、いるための、方便として、庶民を洗脳していく仕組みでしょう。
と、言っても、私は、<日本は、核武装をすべきだ>といっているわけではありません。私は非常に慎重な人間であって、お先走って危険な方向へ流れるのを好みません。ただ、事実として、社会を分析しているだけです。特に・・・・・庶民をだます仕組みを、公開していきたい・・・・・とは願っていますが・・・・・それ以外のことで、オピニオンリーダーになりたい・・・・・とは願っていないのです。
では、本日は、ここで、失礼をいたします。
2013年10月20日に前半を書き、そこへ、16日に書いたもの、後半として、加える。全体を、推敲したのは、21日である。 雨宮舜(本名、川崎 千恵子)
なお、この文章の、2010年より数えはじめた、伸べ訪問人数は、1844170です。
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