おはようございます
先週から夏休みをいただいており、妻の実家で娘の世話をしたり休みにしかできないようなことをやっています。
さて、朝日新聞に関して様々な問題が出てきています。まぁ、朝日新聞だけではなくていろいろなところがやっているのだと思いますけど
朝日新聞社、記事取り消し謝罪 吉田調書「命令違反し撤退」報道
http://www.asahi.com/articles/DA3S11346594.html
2014年9月12日05時00分
朝日新聞社の木村伊量(ただかず)社長は11日、記者会見を開き、東京電力福島第一原発事故の政府事故調査・検証委員会が作成した、吉田昌郎(まさお)所長(昨年7月死去)に対する「聴取結果書」(吉田調書)について、5月20日付朝刊で報じた記事を取り消し、読者と東京電力の関係者に謝罪した。杉浦信之取締役の編集担当の職を解き、木村社長は改革と再生に向けた道筋をつけた上で進退を決める。
■慰安婦巡る記事、撤回遅れを謝罪
朝日新聞社は、「信頼回復と再生のための委員会」(仮称)を立ち上げ、取材・報道上の問題点を点検、検証し、将来の紙面づくりにいかす。
本社は政府が非公開としていた吉田調書を入手し、5月20日付紙面で「東電社員らの9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発に撤退した」と報じた。しかし、吉田所長の発言を聞いていなかった所員らがいるなか、「命令に違反 撤退」という記述と見出しは、多くの所員らが所長の命令を知りながら第一原発から逃げ出したような印象を与える間違った表現のため、記事を削除した。
調書を読み解く過程での評価を誤り、十分なチェックが働かなかったことなどが原因と判断した。問題点や記事の影響などについて、朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」に審理を申し立てた。
朝日新聞社が、韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と判断し、関連記事を取り消したこと、その訂正が遅きに失したことについて、木村社長は「おわびすべきだった」と謝罪した。元名古屋高裁長官の中込秀樹氏を委員長とする第三者委員会を立ち上げ、過去の報道の経緯、国際社会に与えた影響、特集紙面の妥当性などの検証を求める。
■池上氏連載判断「責任を痛感」
木村社長は、慰安婦特集について論評した池上彰氏の連載コラムの掲載を見合わせた判断については、「言論の自由の封殺であるという思いもよらぬ批判があった」「責任を痛感している」とした。
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朝日新聞、吉田調書の記事を取り消し謝罪
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ11061_R10C14A9MM8000/
木村社長「改革後に進退判断」
2014/9/11 20:32
朝日新聞社の木村伊量社長は11日、都内で記者会見し、東京電力福島第1原子力発電所事故を巡る政府事故調査・検証委員会による吉田昌郎元所長(故人)への事情聴取を基に「所員が吉田氏の命令に違反し撤退した」などと報じた記事は誤りで取り消すと発表した。そのうえで「読者や東電関係者に深くおわびする」と謝罪した。12日付で杉浦信之取締役の編集担当を解くほか関係者を処分し自らの進退も社内改革後に「速やかに決断する」と述べた。
朝日新聞は5月20日付の朝刊で吉田氏からの聴取記録を入手し「所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、福島第2原発に撤退していた」などと報道していた。だが政府が9月11日公開した吉田調書には命令に違反したとの記述はなく、多くの東電社員が逃げ出したような印象を与え、間違った記事だったと述べた。
従軍慰安婦問題の記事を取り消した点についても木村社長は「誤った記事を掲載し、訂正が遅きに失したことを読者におわびする」と話した。
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朝日新聞 慰安婦問題検証へ 謝罪も
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140911/k10014539271000.html
朝日新聞社の木村伊量社長は会見で、いわゆる「従軍慰安婦」の問題を巡る自社の報道のうち、「慰安婦を強制連行した」とする男性の証言に基づく記事を取り消すまでのいきさつや、国際社会に与えた影響などについて、第三者委員会を設置し検証することを明らかにしたうえで、「誤った記事を掲載したこと、そしてその訂正が遅きに失したことについて、読者の皆様におわび申しあげます」と謝罪しました。
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朝日新聞:「慰安婦」「吉田調書」…社長、誤報認め謝罪
http://mainichi.jp/select/news/20140912k0000m040046000c.html
毎日新聞 2014年09月11日 19時50分(最終更新 09月12日 10時15分)
東京電力福島第1原発事故を調べた政府の事故調査・検証委員会(政府事故調)による吉田昌郎(まさお)元所長(故人)の聴取結果書(吉田調書)を巡り、朝日新聞が5月20日朝刊で「所員の9割が吉田氏の待機命令に違反し、福島第2原発に撤退した」と報じた問題で、同社の木村伊量(ただかず)社長が11日記者会見した。「その場から逃げ出したような間違った印象を与える記事と判断した」として記事を取り消すとともに謝罪。自身の進退にも触れ「私の責任は逃れられない。編集部門の抜本改革など道筋がついた段階で速やかに進退を判断する」と述べた。
◇検証後「進退を判断」
過去の従軍慰安婦報道について「慰安婦狩り」をしたとする吉田清治氏(故人)の証言を取り消すなどした検証記事(8月5、6日朝刊)で謝罪がなかったことなどに批判が出ていることについても、木村社長は「誤った記事で訂正は遅きに失したことを謝罪したい」と、この問題で初めて謝罪した。一方で、自身の進退を問う理由は「言うまでもなく吉田調書報道の重みだ」と述べ、慰安婦報道の問題より大きいとの認識も示した。
会見は東京・築地の同社東京本社で行われた。木村社長らによると、吉田調書を巡る当初の報道では、調書に吉田元所長が「福島第1原発の近辺への退避を指示した」との証言があるのに加え、独自に入手した東電の内部資料には福島第1原発内の線量の低い場所で待機するよう指示したとの記述があったとして、福島第2原発への退避を「待機命令違反」と報じたと説明。ただし、この指示が所員に伝わったかどうかは、当時の所員から一人も取材で事実を確認できないままだったという。吉田元所長が調書で否定している「撤退」という言葉を記事で使ったことについては、「約10キロ離れた福島第2からはすぐに戻れないため『撤退』と表現した」と説明した。
しかし、8月に入って他の新聞社が「命令違反はなかった」との報道を始め、社内で検証したところ、吉田氏の指示が多くの所員に伝わっていなかったことが判明したという。杉浦信之取締役編集担当は「当初は吉田氏の指示があったという外形的な事実だけで報道したが、所員が命令を知りながら意図的に背いて退避したという事実はなかった。秘匿性の高い資料で直接目に触れる記者やデスクを限定して取材を進めた結果、チェック機能が働かなかった」と釈明した。
さらに、慰安婦問題の吉田証言については「虚偽だろうということで取り消した」としたが、強制連行そのものについては「慰安婦自らの意思に反した、広い意味での強制性があったと認識している」と述べた。
朝日新聞は報道部門の責任者である杉浦取締役の職を12日付で解き、木村社長を進退を判断するまでの間、全額報酬返納とする処分も発表した。社内常設の第三者機関で吉田調書報道を検証。慰安婦問題報道については社外の弁護士やジャーナリストらの第三者委員会を設立し、取材の経緯や影響を検証する。
同社の吉田調書報道は米紙ニューヨーク・タイムズなど多くの海外メディアにも引用された。これについて杉浦取締役は「おわびしなければいけない点。早急に英文で(撤回の記事を)発信したい」と話した。
朝日新聞は11日、杉浦取締役を取締役社長付とし、杉浦氏の後任に西村陽一・取締役デジタル・国際担当、西村氏の後任(執行役員)に大西弘美・役員待遇経営企画室付を充てる人事を発表した。いずれも12日付。【奥山智己、堀智行】
◇記者会見のポイント◇
▽5月20日付朝刊「所長命令に違反 原発撤退」の記事について、社員らが現場から逃げ出したかのような印象を与えたのは間違いで記事は取り消す
▽杉浦信之取締役編集担当の職を解くなど関係者を処分。木村伊量社長も編集部門などの抜本改革に道筋をつけたうえで進退を判断
▽従軍慰安婦問題に関する記事について、誤った記事を掲載し訂正が遅れた点を謝罪
▽社内の第三者機関「報道と人権委員会(PRC)」で誤報の影響を審理するとともに、歴史学者らでつくる第三者委員会を設置し、従軍慰安婦問題に関する記事の訂正の経緯などを検証
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と、まぁ、センセーショナルな記事を書こうとしてこういう形になっていったのだろうと思います。先日もデング熱:予防的対応はよいが「ウイルスの増殖は少ないので大丈夫」というのは余計な気がするという記事の最初に、記事の内容と表題の内容が全く違う…と突っ込みを入れたのも朝日新聞でしたが(笑
ただ、報道関係の方々への期待「http://blog.goo.ne.jp/amphetamin/c/1fd8d87916d3036e1ea762ea6003aad3」というカテゴリーで書いてきましたが、何よりも正確で未来に影響を与えないような報道をしてほしいと思っています。
あと、取材などに関してもダウンタウンの松本さんの記事がありました。
松本人志、父の死の直後に母を取材する記者を非難「お前らゲスのゲスやな」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140907-00000017-mycomj-ent
マイナビニュース 9月7日(日)10時44分配信
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、7日に放送されたフジテレビ系トークバラエティ番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、先月父が亡くなったことに関して、直後に実家の母を取材する週刊誌の記者に怒りをあらわにした。
松本は8月31日放送の同番組で、8月18日に父が亡くなったことを明らかにしていたが、今回の放送で、来週発売の女性誌に、松本と父について話した母のコメントが出ることを告白。「(記者が)うちのおかんのとこ、実家に来て、僕のこと親父のことを聞いてきて。母親って、息子のことやと雑に扱うと悪く書かれるんじゃないかと思って、取材受けちゃうんですよ。それでしゃべったんですって」と話した。
そして、「親父が死んでまだ心身ともに完全に立ち直っていないおばあちゃんを取材しに行くというね、ほんまお前らはゲスのゲスやな!」と怒りをあらわにし、「ちょっとまってくれ、せめて1カ月くらい置くとかね。言うたって、こないだ終わったとこじゃないですか」と非難した。
内容に関しては「どんな記事かは知らないですよ。悪いこと書かない、ええことしか書かないのか」と言うが、「そんなことじゃなくて、いま素人のおばあちゃんを相手に、取材にこの状況で行くことが信じられない」と、強い口調で主張した。
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松本さんが怒るのもよくわかります。今じゃなくてはいけないのか(まぁ、週刊誌などはタイミングも重要なんでしょうけど)・・・?
以前、事故のあったときにこんな話も出ていました。
多分、今回の事も含め(あと知り合いの話も含め)・・・やっているんですよね。蒸し返すようで悪いですけど。正確な記事と取材のやり方など、いろいろ改善していけば、「新聞だから正確だろう(週刊誌は正確ではないという色眼鏡で見ていますが)」という信用がまた戻ってくるのではないかと思います。
ちなみにそういうわけでこの記事には「どこまで本当なのやら」と思っております。本当だったら大変ですけど・・・・。
朝日新聞に新たな不祥事 任天堂・岩田聡社長インタビューを捏造していた!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140914-00004362-sbunshun-soci
週刊文春 9月14日(日)1時39分配信
朝日新聞が今から約2年前に、任天堂株式会社の岩田聡社長のインタビューを捏造していたことが、週刊文春の取材で明らかになった。
捏造インタビューが掲載されたのは、2012年6月8日付(東京版)経済面の「ソーシャル時代、どう対応?」と題された記事。当時、米ロサンゼルスで開かれていた世界最大のゲーム見本市「E3」を取材した同記事の中で、「各社の責任者に話を聞いた」とした上で、任天堂の岩田社長の顔写真とともに、インタビュー記事を掲載した。
だが今回、週刊文春に対し、朝日新聞関係者が内幕を明かした。
「その当時、岩田社長は朝日の記者のインタビューを受けていません。取材ができないことに記者が焦ったのか、任天堂公式HP上で岩田社長が語ったコメントなどを勝手につなぎあわせ、インタビューに仕立て上げてしまったのです」
これが事実であれば完全な捏造記事である。
今回、週刊文春があらためて任天堂に「2012年6月当時、朝日新聞記者が岩田社長にインタビューした事実はあるか」と聞いたところ、任天堂株式会社広報室は「(当時)岩田聡は日本のマスコミの記者様の取材はお受けしておりません」と回答した。
一方、朝日新聞広報部は同様の質問に「当時、任天堂の社長への取材を申し込みましたが、了解が得られなかったため、任天堂に動画の発言内容をまとめて記事にしたいと伝え、了解を得られたと思い込み、記事にしました。任天堂から『インタビューは受けていない』と抗議を受けたことなどから、おわびをいたしました」と回答した。
誰しもが見られる任天堂公式HPの動画内容を、さも記者が取材したかのように見せかけて掲載し、しかも任天堂から抗議を受けたにもかかわらず、読者に対して2年以上もの間、訂正もせずに放置していた事実は重い。
木村伊量社長の今後の対応が注目される。
<週刊文春WEB『スクープ速報』より>
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これは週刊文春も正しい記事を書いているかが心配ですが(汗
まぁ、記事が正しかったら何か反応が出るのでしょうし、ここまで来ると信用ガタ落ちになるし・・・朝日新聞の今後も心配になります。
結局、インターネットで複数の新聞社などで記事を比較するしかないのかな・・・
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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それでは、また。