新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

大阪住民投票の意義:一票の重さを国民が認識する素晴らしいものだったと思います

2015-05-24 11:45:33 | Weblog

こんにちは

 

昨日は病院で患者さんのご家族に説明した後に、品川で行われていた「Antifungal therapy Master Class Program」というのに参加してきました。本当は遅れる予定ではなかったのですが、患者さん家族への説明を1時間と見込んでいたのが1時間半かかってしまい・・・。

 

ダッシュで向かったものの「線路内に人の立ち入りがありましたので、ダイヤが乱れております」などという不測の事態もあり、遅刻(汗

 

しかし、10分程度の近くであったため、ほとんど参加することができました。

 

16時から19時半までのコースでしたが、非常に勉強になりましたし、新しい人間関係も作ることができました。

 

先程、コメントに生活保護に関して「大学進学する金があるなら、生活保護は打ち切る」というような話が来たために、泣く泣く進学をあきらめたというお話を伺いました(財務省がいつも目先の利益にとらわれる:教育などは国民全体が受けやすいように改革すべきである。前後のコメントから大阪の方だと思いましたので、大阪市に「システムの改善を希望する」メールを出そうとしましたが、大阪市内の「何区」に住んでいるのかなど入力できないことがあり、ちょっとあきらめて今に至ります。

 

大阪市というと住民投票がありました。いまさらですが、日本の政治に一石をなげる素晴らしいものだったと思います。

 

http://matome.naver.jp/odai/2141978407326844301

 

国民投票に備え大阪市の住民投票検証も

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150522/k10010087801000.html

 
先に行われた、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票について、与野党からは、運動の自由度が憲法改正の国民投票に近いとして、将来の国民投票に備えて運動の状況を検証する必要があるという意見が出ています。
今月17日に行われた「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は、一般の選挙と違い、運動費用や、ビラやポスターの枚数などに制限がないうえ、投票日当日も運動が可能で、午後8時の投票締め切りまで、賛成、反対双方の陣営が激しい運動を繰り広げました。
これに関連して、与野党からは、住民投票は運動の自由度が一般の選挙より高く憲法改正の国民投票に近いとして、将来の国民投票に備えて運動の状況を検証する必要があるという意見が出ています。
具体的には、運動の自由度が高かったことが、投票率が66.83%と高くなった要因の1つではないかという評価の一方で、資金力によって投票結果が左右されかねず、運動費用に一定の制限をかけるべきではないかという指摘が出ています。
また、21日に開かれた衆議院憲法審査会の幹事懇談会でも、運動の在り方などを審議すべきだという声が出ていて、今後の検討課題となりそうです。

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上のような記事が出ていますが、やはり関心がなければ行きません。

国民投票前ですが、僅差で勝敗が付いたことで「自分の一票が意味を成す」と実感できたものだったのではないでしょうか

 

国民の関心が低く、投票率が低ければ組織票で自民党有利というのは変わらないと思います。もしかすると高齢者がこの住民投票に反対が多かったというのは、変化を望まなかったことに加えて「過去のしがらみ、義理」から古くからある政党の側に肩入れしたかもしれませんね

 

この住民投票がきっかけで、もしくは次の国民投票がきっかけで「政治」が変わることに期待しています。

 

僕は国民投票の結果がどうなるかはあまり考えていません。ただ、その過程で国民が参政権の重要性を再認識し、自分の一票が国を変えるかもしれないという意識を持てば「政治」が変わるのではないかと思っています。

 

そうすると面白いですよね。そういう意味では阿部総理も思い切ったことをしているなぁ。もしかすると組織票有利というものがなくなるかもしれないのに。まぁ、楽しくなりそうだから良しとしよう。そのくらいのことは読んでいるでしょう。

 

この住民投票は結果はともかくとして、本当に素晴らしいものだったと思います。そういう意味で橋下市長の日本政治における存在意義は大きいと思いました。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また。

コメント (11)
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