こんばんは
10日ぶりに都会の空気を吸いましたw
出張先はとても寒かったので、帰ってきたら多少はいいかなと思いましたが・・・関東も寒いですね。
さて、今日はいくつか久しぶりなので記事を書きます。金正日死去の話も気になりますが…それは今後の体制変化を見ていかないとわかりませんしね。僕が自分の意見を書いても、自己満足で終わるので書きません。
まずはこちら。
「医師不足」でも医学部新設なし? …対立続く
読売新聞(ヨミドクター) 12月20日(火)9時48分配信
――今なぜ、医師を増やす医学部新設が検討されているのですか。
「救急患者のたらい回しや自治体病院の休止など、2007年ごろから地方で医師不足による問題が相次いだことがきっかけです。解決策として、09年に政権交代を果たした民主党は、医学部定員を1・5倍に増員することを掲げ、医学部新設も検討課題にあげました。10年12月から、日本医師会、大学病院、自治体など関係者による検討会で論議が始まり、今に至っています」
――その結果、どう結論づけられそうなんですか。
「新設を認めるべきという推進派と、否定的な慎重派の溝は深く、一本化できそうにはない状況です」
――慎重派の論拠はどこにあるのでしょうか。
「医師不足は既存の医学部の定員増で十分対処できるというのが慎重派の考えです。09年度から大幅な定員増が始まっており、12年度には07年度に比べ1366人増の8991人(防衛医大除く)に達します。実に、医学部13校分に相当します」
「日本医師会の試算では、この規模の定員数を当面続ければ、2025年時点で病院などの勤務医は10年に比べ5万8000人増の33万9000人となるそうです。逆に人口は減るため、1000人当たりの医師数は現在の先進国の水準に追いつきます。医学部をいったん作れば、医師が過剰になっても廃止は難しいというのも、新設に慎重な理由となっています」
――推進派の考えは。
「必要とされる医師数は、定員増ではまかないきれないほど、当面増え続けると見ているからです。技術の進歩で治療をあきらめていた重症患者も助けられるようになり、その分、多くの医師が治療に携わるようになっています。その傾向はさらに進むと見ています」
「将来的に全体的な人口が減少していくのは確かですが、治療の機会が多い高齢者は増え続けます。また勤務医の過重労働を軽減するため、より多くの医師が必要になるとしています」
――新設に名乗りを上げている大学・病院は。
「医師が少ない東日本の大学・病院で準備する動きがあります。大学卒業者を医師に養成する4年制のメディカルスクール(医学大学院)は、費用も抑えられるため、検討している施設は多いのですが、今のところ、実現するかどうかは不透明です」
「仙台市の東北福祉大・仙台厚生病院や栃木県大田原市の国際医療福祉大は、地域枠や奨学金制度を活用し、医師不足に悩む地域の要望にこたえる医学部新設の計画をまとめています」
――今後の見通しは。
「文科省は1月15日まで、一般からの意見を募集しています。最終的には検討会の意見を参考に、政治家が決定します。新設の方向が出れば、文科省内の審議会であがってきた申請を個別に審議することになります。早くても2~3年先になりそうです」
「定員増や医学部新設を進めたとしても、現場に医師が出て行くのに10年程度の時間が必要です。地域医療の疲弊に対しては、大都市圏と地方の医師の偏在解消や勤務医の負担軽減などに継続して取り組んでいく必要があるでしょう」(渡辺理雄)
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それでは、また。
診療報酬改定で厚労、財務両大臣が折衝-小宮山厚労相「終始、平行線」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111220-00000005-cbn-soci
小宮山洋子厚生労働相は20日、2012年度の予算編成をめぐり安住淳財務相との折衝に臨んだ。しかし、診療報酬の引き上げを求める小宮山厚労相に対し、安住財務相は10年度に実施した前回の改定で対応済みとの立場を崩さず、終始平行線をたどった。
小宮山厚労相が折衝終了後、厚労省内で記者団に明らかにした。政府は12年度予算案を24日に閣議決定する方針で、両大臣はこれに向けて21日以降も折衝を続けるが、調整は難航しそうだ。
小宮山厚労相は20日の折衝で、小児科、産科、外科、救急医療などを充実させるため、薬価を含む診療報酬全体で前回並みの引き上げ(0.19%)を主張。財務省側が求める長期収載品薬価の大幅引き下げについても、「あり得ない」と反論した。
介護関連では、介護職員の処遇改善が必要との認識では一致した。しかし、安住財務相は社会福祉法人が内部留保を蓄えていることを理由に、介護報酬の引き上げに難色を示したという。
やっぱり風邪になったりしたんですね。何故かそんな気がしてました(笑)。って人の事言えませんけど(一年ぶりに風邪気味)…
さて、急性疾患にて慢性疾患が見つかったら。
多くの人は治療すると思います。何故なら早期発見、早期治療が1番ですから。
何よりも、放置した場合は後々大変になりますよね。重篤化に加え、患者さんの負担と時間、医療者の労力すべてが、増加する訳ですから。
だから、医師不足も早めに対処(簡単でないのは先生のBlogで分かるし、先生の考えはもっともだと思います)していかないと。
慎重派の意見も解らなくはないけれど、医師だって歳をとる事を忘れてないかしら?引退するなって事かしら?って思いました。
死ぬまで医者は医者であるって言うけれど。高齢になってまで激務では、いて欲しくはないと思うのです。
一般の職業なら定年(まぁ、延びそうですが)があって、私の場合、老後の夢はお爺ちゃん(独身でいなければ…笑)と縁側でお茶をする。
なんだか、このままの現状が続けば医師の場合は老後のささやかな夢すら描けなさそうな気もしますね(実際、歩行の補助器具を使ってらっしゃる高齢の先生もいますし。現場が好きなんだとは思いますが…)。
私が、高齢者になった時…どうなっているんでしょうね…。
こんばんは、コメントありがとうございます
やはり風邪をひきました。本当に一日で治したのですが・・w
医師は年を取れば当然できることが減ってきます。経験や知識は増えるかもしれません。
いや、おそらく新しい知識には「自分の専門分野以外」はとり残されていきます。
それ故、難しいのですけどね。
医師不足がこのままいけば、僕らは老後の心配は(働いているので)しなくてよいかもしれませんが、悲しいこと限りなし…という気がします。
その前にこれから10年、20年後が心配ですが…
また、コメントいただければと存じます