今日から、8月です~
時間が経ってしまいましたが・・・
久しぶりに、お出かけして来た時のこと♪
京都の郊外にある楽々荘へ。
明治の実業家であり、嵐山、保津峡のトロッコ列車の生みの親である、
田中源太郎翁が明治33年に建てた旧邸が、
昭和20年代から、料亭旅館として営業しています。
京都の庭師による見事な庭園や、和風のお屋敷と共に洋館が建てられています。
イタリアンレストラン・チンギアーレがあり、洋館で頂けるメニューもあるということで、
もちろん、そのメニューを予約して出かけました♪
見事な和館の大玄関(こちらも指定文化財です)で靴を脱ぎ、
スリッパで廊下を歩くと、洋館につながります。
(洋館などの建物の画像は、また後ほどUPします。)
イタリアンのおまかせメニューが、洋館の2階で頂けるとのことで、
2階のこちらのお部屋へ・・・指定文化財になっている建物です。
創建以来、ほとんど変わらない状態なのだそうです。
今回はなんと、この国の登録有形文化財指定の洋館で、
私達2人だけの貸切で、時間も気にせず、
本当にゆっくり、まるで自宅にいるような気分で
美味しいお料理を頂くことが出来ました
文化財なので、ピカピカに修理することは出来ず、
経年劣化している部分も多いのですが、それでも、
スタッフの方達が、大切にしているお話を伺ったり、
今でも、光沢を感じる、素晴らしい素材のカーテンや、
家具の装飾を見ていると、本当に幸せな気持ちで
それだけで、お腹がいっぱいになってしまいそうでした・・・
でもお料理も、とても美味しく、しっかり頂きました!!
車で出かけたので、夫はノンアルコール、私も軽めのカクテルで乾杯♪
ご挨拶の一品から始まって、程良い量のお料理がいろいろと♪
京都ならではの、鱧や京野菜、などの食材が使われ、
どのお料理も、食材の組合せが意外だけれど美味しく、
また食器もシンプルでしたが、素敵なものが使われていました。
実は陶磁器に見えるものも、ガラスの器なんです~
お魚や、お肉は、温めたガラスの器に盛られていました。
このような、素晴らしい文化財の洋館で、貸切で
お食事が出来るとは思ってもいなかったので、
それだけでも、感激で、優雅な気分を味わえたのですが、
私達の食事中は、洋館の階段下に、
「2階は使用中につき、見学の方も入られませんように・・・」
とのお心遣いが・・・
本当に、のんびりと、幸せな時間を過ごさせて頂きました