Angela Garden

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大阪府庁舎「正庁の間」vol.2

2012年02月07日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(西日本)

 

 

大阪府庁舎「正庁の間」の続きです。

素晴らしいお部屋でした。
橋本前大阪知事の命によって復元されました。

すべて、当時の状態を洗浄、修復、補強という形で復元されているので
レプリカと違って、とても雰囲気が落ち着いています。
古典様式の壁装飾に、アールデコと和風唐草紋様のミックススタイルのステンドグラスの
コラボが、とてもゴージャス。

この天井のステンドグラスは、日本のステンドグラス黎明期の作品として、
とても稀小なものだそうです。
大きさも国内最大級で、国会議事堂の参議院議場に次ぐ大きさだそうです。

 



床は、長い間ビニールシートが掛けられていたため、
たわんでいますが、そのまま修復されて使われています。
寄木張りになっていて味わいがあります。

 



 

 



 

 

 

 



 


 

 



 



 



目の前に大阪城が望めます。

今の府庁舎は2代目ですが、1代目の府庁舎のミニチュアが展示されていました。
すごく素敵です。 

 

 

 

 

 

 


大阪府庁舎「正庁の間」

2012年02月07日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(西日本)

 

 

先月、大阪府庁舎の外観を見に出かけて、
内部も見たいなと思っていたところ、
大阪府庁舎の5階にある「正庁の間」が一般公開となったので
早速出かけてきました。

(こちらは前回の画像)



入口脇の鳳凰のレリーフ。



柱の装飾。
硬い石材を、どのようにどのくらいの手間を掛けて彫ったのでしょう。



ようやく内部に。

大阪府庁舎は1926年(T15)に竣工された、モダニズム建築のさきがけと
言われる建築です。

玄関内部の照明。八芒星、八角星でしたでしょうか。
宗教に基づいた装飾で良く見かけます。




この大階段。使われている石材の質感がとても良かったです。




 



 

 



エレベーターも、いい赤色で、建物とお揃いの装飾が施されています。



いよいよ正庁の間です。