鎌倉の旧前田侯爵家別邸を見て、
駒場にある本邸へも出かけました♪
現在は目黒区の駒場公園で、上の画像は駒場公園の入り口となっています。
横の守衛室も、本邸と同じように造られています。
上の画像は前田育徳会・尊經閣文庫分館の建物です。
本邸と同じ風合いです。
鎌倉別邸と、駒場本邸を建てた、第16代当主、前田利為が
前田家が収集した文化財を収蔵しています。
ひっそりと静かな森のような中を歩いて行くと、見えてきます
中世のお城のような、凛とした佇まい
1936年(S11)に建てられた鎌倉別邸より、少し早い時期、
1929年(S4)に建てられました。
欧州の建築技術の粋を集大成したと言われ、
当時は東洋一の邸宅と称せられたそうです
設計は当時の東京大学教授、塚本靖氏、
後に、日本橋高島屋なども手掛けた、宮内省担当技師の高橋貞太郎氏。
当時、駒場は田園風景だったそうで、その景色に合う、
イギリスのチューダー様式を取り入れています。
前田利為氏は、鎌倉別邸の入り口にも、チューダー様式を
取り入れているので、好みだったのでしょうね♪
今回は、まず外観をぐるっと、ご紹介です。
あまりに、写真を撮り過ぎた為、
まだ邸内部の画像整理が出来ていません
正面はもちろん、お庭側から見ても、裏側から見ても、
手抜きのない、美しい作りです
はあぁ~~今度生まれ変わってくるなら、前田公爵家に生まれたい~
ようやく玄関に戻って来ました。
立派な大理石の階段です。
邸内にも、イタリア産のゴォ~ジャスな大理石が
ふんだんに使われています。
玄関の天井も凝っています
先日、古ビル再生を手掛けられていたインテリアデザイナーさんも
おっしゃっていました。
インテリア、家づくりで、お金をかけられない時は
天井から予算を削るのだそうです。
あまり、人って上を見ないからなんだそう・・・
私は、上ばかり見ちゃうのですが。
洋館建築のさりげなく、美しい所は、天井だと思っています。
長くなってしまいましたので、邸内はまた次に。