ずいぶん前のことになりますが、
秋らしく涼しくなった日に、出かけてきました。
休日の午後、どこかお出かけしたいね~と言いつつも、
具体的な考えはなんにもなく・・・
ちょうど大河で、清盛の舞台が福原になってきているので、
清盛コースでも歩いてみる?ということで。
地元の駅近のイタリアンでランチを頂いて、出かけてきました。
JRの兵庫駅からスタート!
JRの駅には、清盛関連のパンフレットがいろいろ置かれているので
そちらを参考に。
奈良、鎌倉長谷と並んで、日本の3大仏なんだそう・・・
ちょっと見劣りするような、しないような・・・
能福寺の大仏様です。
この能福寺は、清盛が出家したお寺と伝えられています。
また、京都で病死した清盛の遺骨が、
唯一埋められているとも伝わっています。
清盛の本当のお墓は、現在もはっきりとは分からないのだそう。
能福寺から海の方へ進むと清盛塚があります。
昔はここがお墓と思われていたそうですが、
移築の際の発掘で遺骨が見つからなかったので
供養塔になるそうです。
赤い矢印の部分は、阪神大震災で破損したため
新しいものに取替られた部分です。
大輪田橋です。
清盛が、宋国と貿易をするために、
埋め立てて、整備を進めたのが、このあたり一帯だそうです。
神戸の歴史は、清盛から始まったとも言われています。
ちなみに、この大輪田橋は大正時代に架けられたものです。
清盛橋を渡った先には、
清盛が後白河法皇を幽閉したと伝えられている薬仙寺があります。
清盛は、このあたりを、港として整えるのに
大変苦労していますが、今は、とてもゆったりとした
運河が続いています。
運河に沿って歩いて行くと、築島寺に着きます。
大きな塔は、清盛の経ヶ島の築造時に
人柱となった、松王丸という小児の供養塔です。
こちらには、清盛の寵愛を得ていた、
白拍子祇王と妓女姉妹の供養塔があります。
清盛の福原遷都の際に、深く信仰していた、
広島の厳島神社を勧請して設置された神戸の厳島神社です。
思ったよりたくさん歩いて、神戸駅にゴールです♪
昭和初期、戦前に造られた、JRの神戸駅と、三ノ宮駅は、
なかなかレトロな建築で、
内部には、ルネサンス様式の装飾が施された列柱があり、素敵です