Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

山形銀山温泉 能登屋旅館

2016年01月25日 | ★登録有形文化財指定宿

 

 

先日、実家からお雛様を引き取ってきたことを書きました。
母と一緒に押入れからお雛様を出した時に、
「あら!」と母が、昔私達が子供の頃使っていたホットプレートを見つけました。
「なんで、使わないのに、こんな所に入ってるの?」と私。
母は、使わないから、捨てようと思っていたのだけど、
葉山は自治体が小さいので、不燃物ゴミの収集が月1回なんだそうで、
うっかり出し忘れている内に、
邪魔になって、押入れに入れてしまったとのこと。。。

このまま、また押し入れ行きになっても嫌なので、私が引き取りました。
私の住むエリアでは、週に1度不燃物の収集があるので、
帰宅してすぐに捨てました。

高齢になってくると、月1度の収集をうっかりしてしまうことがあるようなので、
また、次回、実家に行った時に、引き取って、
こちらで捨てあげるよと伝えました。


以前は、母にもどんどん不要なものは捨てたほうがいいよと話していたのですが、
どうも、年代的にも、捨てることに抵抗があるようで、
でも、こんまりさんのお片づけの本がリビングにおいてあったりして、
捨てたいとも思っているようなので。。。
その時には、引き取ってでも処分していきたいと思います。

実家は、モノが多いので、いつか、いつか両親のモノを処分する時は、
本当に大変だろうと思います。
なので、自分たちのモノは、残された人達に大変な思いをさせないように、
年をとった時にラクに暮らせるように、
今から少しずつ手放して、本当に必要なもの、好きなもの、
持っていて幸せな気持ちになるものに厳選していって
モノをシンプルに所有したいと思っています。
最近は、断捨離が趣味の1つになっています

 

 

さて、山形旅行の話に戻ります。
山形駅から在来線に乗り、大石田駅に着くと真っ暗。
宿の送迎バスの時間は、とっくに終わっているので、(夕方4時で。。。)
で、駅前にタクシーもいない。。。


電話でタクシーを呼んで、小1時間、真っ暗な、何も見えない道を走り、
ようやく、銀山温泉に到着!!
途中、どこに連れていかれるのかと、
タクシーの運転手さんを疑っちゃいました。(ごめんなさい)
無事に着いて良かった~

ボケた写真ですが、ここに立った時、別世界かと思いました。
なんだか幻想的で、良いんです! 



今回泊まるお宿はこちら
この銀山温泉のエリアでも、別格の風格を漂わせています。

チェックインして、夕食までの時間、まずは外からいろいろ見てみました。
創業1892年(M25)
この能登屋旅館の建物、国の重文指定されています 
また、温泉は、日本秘湯の会の会員に認定されているのですよ。
地下の階段をどんどん下って出てくる洞窟風呂もあり。
また階段を85段上がっていく、展望風呂もあります。

 



歴史の重みが醸し出す伝統の凄さとは。。。言葉に出来ません。
この入口をくぐり抜ける幸せ♪ 

館内は、とても綺麗にリニューアルされていて、お部屋も快適です。 

ベッドルームもありましたが、せっかくなので、川の流れの音が聞こえる
和室で寝ました。 

館内もお散歩。 

ガラス戸が、素敵! 

ここは、塔屋の部分の談話室。障子がすごい。 

上を見ると、昔は窓から明かりをとったのでしょうか。
今は照明器具が吊られています。 

山形の名産をちりばめた夕食。お部屋で頂きました。
美味しい地酒も頂きました~

山形といえば、芋煮。初めて頂きました。
想像していたより、あっさりとしていて美味しい 

 

朝、目が覚めてから、お部屋からの景色。 



朝食も、盛りだくさん。 
まだ火にかけている途中ですが、湯豆腐が絶品でした!

朝見ても、素晴らしい旅館です 

能登屋旅館は、銀山温泉の奥手にあるのですが、
さらに奥へ進むと、白銀の滝があります。 

それぞれの旅館が川に橋を掛けています。 



もっとゆっくりしたいところですが、
これから、また移動です。
朝は、お宿のバスで駅まで送って頂きました。
駅で、とても可愛らしいおばあちゃんに、
「どこから来たの?」「東京からです」
「どこに泊まったの?」「能登屋旅館です」
「あ~能登屋さんはいっとう、いい旅館だよ~、いいね~」
と、地元の方にも良いと思われている旅館に泊まる事が出来て
良かったと思いました。

つづく