超大型台風が、日本を直撃しています。
大きな被害が出ませんように・・・
甲府を後にする前に、甲府夢小路という、駅から数分の商業施設に寄ってみました。
蔵造の建物が建ち並んで、レトロな雰囲気が素敵です
ワインショップの他にも、山梨特産の絹織物のお店もあり、
夏用の首の日焼け防止用にスカーフを買いました
夢小路を見た後に駅に向かう途中、こんな洋風建築が広場に建っていました。
一応写真を撮って、帰宅後調べてみると。。。
明治8年に甲斐市に建てられた睦沢学校の校舎だそうです。
当時の県知事、藤村紫朗が奨励した、擬洋風建築、「藤村式」と言われる建物です。
この建物は、設計こそ棟梁の松木輝殷がしましたが、
建設は村人総出で行ったそうです。
一見洋風に見えますが、壁は漆喰塗り、隅の黒い石に見えるところは、
黒漆喰で石を積み上げているように見せているそうです。
屋根には、明治期の学校建築に見られる、塔屋「太鼓楼」が載せられています。
取り壊し寸前の昭和41年に、武田神社に移築され、
藤村記念館として、そして平成22年に甲府駅前整備に伴って
市民・観光客の交流ガイダンス拠点として生まれ変わりました。
かって、100棟以上建てられたという、藤村式建築ですが、
今はほとんど失われています。
また次回、ワイナリー巡りをするときに、ゆっくり見てみようと思います。