Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

名古屋 揚輝荘(聴松閣)vol.3

2019年08月24日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(中日本)

 

 

 

 

 

昨日の朝、太陽の光を見て、少し秋らしい光かも♪と感じました
今朝の空気も、少しひんやり~
白熱した高校野球も終わり、1歩1歩秋に近づいていますね。

 


 

  

聴松閣、見どころいろいろなお部屋がありましたが、
見学の方の人数も多く、なかなか綺麗に撮れなかったので、
次は地下へ行きます。

階段、どっしりしていて安定感をかんじます。

 

階段を降りて、目の前にこの壁
えっ??
急に世界が変わりました。 

 

左を見ると、下の方に不思議な入り口が・・・
現在は入れず、また建造目的も不明だそうですが、
ガイドさんは、別の建物に移動したり、逃げるためだったのではと
おっしゃっていました。
アジャンタの石窟寺院の写しとも言われているそうです。 

 

 

 

初代社長、伊藤次郎左衛門祐民が、インドへ仏跡巡拝の旅へ行ったあと、
タイからの留学生に描かせた壁画だそうです。 

 

 

 

旧舞踏場に入ると、小さな舞台があります。 

 

部屋の奥には、カンボジアのアンコールトムに見られる、
踊り子のレリーフが設置されています。
仏跡巡拝の旅で、インド、タイ、カンボジアまで足を伸ばしたそうです。 

 

 

 

 

 

石張りの柱の下には、インドのアーグラ宮殿で見られる象嵌の模様です
なんだか可愛らしくて素敵 

 

マントルピースの左奥にある小部屋。
小さな丸窓から朝日が差し込むそうです。
お祈りをする小部屋なのかな~ 

  

 

 

圧倒された地下を出て、ちょっと外へ 


揚輝荘が完成したのは、戦争前の昭和14年。
聴松閣が建てられたのは、1937年。昭和12年。
戦争で、多くの建物を失いましたが、この聴松閣は、
米軍司令官宿舎として使われたそうです。 


その後、松坂屋の社員寮として使われたり、
2007年に名古屋市に寄付され、
2013年に公開が始まりました。 

 

 

ずっと見たいと思っていた、揚輝荘(聴松閣)を見ることが出来て、
エネルギー充電、満タンになりました。
このあと、揚輝荘の他の場所も見て回ります。