ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

城址に感服しつつ講座の紹介

2017-11-30 07:19:36 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 三日続きで、笠間城址こと佐白山の天然要害シリーズです。



この一枚は、安全地帯から撮影いたしましたが。
ただ今無事に踏破されたのは、飯田城址ファンでもある山男某先輩ですが。
要害探検家としても、一躍スターダムか。



一方、随所に石垣修復工事用の石切り作業跡もあり。



今なおくっきり残るノミ跡も、見どころの一つ。
今後、早いうちに専門家の先生にご覧いただき、個別の実体把握も必要でしょう。



 さて、一行はさらに、城址南斜面から東に向かって下りました。
こちらもなかなか、見どころが豊富で。
巨石累々の天然林さんが、時代を覆って繁茂している様は圧巻。



こんな感じで。



果たしていつごろから、こんな感じだったのか。
大震災で数ミリほど動いたらしいことは、確かなようですが。



これから先は、少女時代からここに慣れ親しんだ古代史女史のご案内ですが。
城址としてのみならず、この巨石群は、民俗史や地質の面からも面白い現場ですね。



天然の石切り風景も楽しめます。
石の目に沿って風化が進むにつれて、徐々に割れていく様子が確認できます。
樹木の根っこの力も一役買っているようですが、頭上に注意で観察しましょう。



何やらユーモラスなお顔にも、運が良ければ出会えます。
この日は、巨石さんが呵々大笑。
笑い過ぎて、顎が外れてしまったダイダラボウさんか。



その片割れさんが、足元に埋もれておりますが。
石垣部材としても、活用できそうです。
石は重たいですから現地調達で、移動の労力が最小であることが基本。



機械力の無い昔に成った、県内唯一の石垣が見られる笠間城址。
なぜそうなったかが理解できる現場を拝見できたご縁も、天の時のお陰様かもですが。
折しも時はこの土曜日、茨城大学で開催される城郭講座へと、ブログ主も勇躍参上いたします(☛こちら)。
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