ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

イノシシ対策動き出しました

2017-11-13 07:43:49 | 獅子奮迅イノシシ対策
 イノシシ箱わな講習会です。



先週の金曜午前、笠間市役所にて。
屋内講習の後、裏庭で、組み立て作業の実演です。



市内の地域のイノシシ対策団体への貸与用にと。
今季から笠間市担当課が導入した最新機材。
委託業者さんのご指導のもと、瞬く間に形になりましたが。



こちら、土木現場でも折々拝見するらせん鉄筋による、いわゆるじゃかこの結合方式がすぐれもので。
適度なあそびがショックアブソーバーとなり、猪突エネルギーを吸収するシステム。
お陰様で、部材の軽量化と組み立て時間の短縮が実現したようで。



さらにまた、両面扉のからくりにも、猪突ショックで破損しない知恵が、随所に認められ。
これまでの一般の価格と比較しても、相当にコストダウンも図られたようですが。
所定の条件を満たした上で、市役所農政課に申請した地域には三機を限度に無料貸与される由。



午後は、現地調査をご案内いたしました。
当飯田地区は、早速申請を済ませましたので、たぶん市内該当地域第一号です。
免許保持者+猟友会員1名以上という条件のところ、当地域では7名もおりますゆえに。



市が委託しているプロ業者さんからも、助言がいろいろ。



このあたりは、くくりわなも良いでしょうとのお話。
また、当地域はエサが多いとの見立てで、イノシシのグルメ化が進行しているかもとのお話。
やはりお隣桜川市の事例同様、わなの誘引用には、あのサツマイモプレミアム品種が必須と感じつつ。



コウベを垂れて、足元を見れば。



むむむ。
大胆不敵な、猪乃里関の土俵入りの跡。



復帰の横綱は痛い黒星でしたが、イノシシの本場所は15日が初日。
力合わせて、猪突を押し出します。
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