ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

残暑、嵐、そしてまた晴れて秋空

2011-09-25 06:29:23 | 里山に捧ぐ
 秋のお彼岸を迎えて、季節の節というものを肌で感じます。
暑くて、その後に、ぐっと冷え込むこの陽気。
その間、嵐が列島を吹き抜けました。
今朝、こうして無事で生かされている身としましては、今日もまた一日たんたんと動くのみです。
野も山も人も、皆それぞれにしっかりと働いた一週間でありました。

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 笠間の水源・飯田ダムのススキさんが穂を開きました。
夏空の名残を映す湖面。
コメンネ!暑くて。


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 ダムサイトの赤トンボさん、暑そうですが不動の鎮座。
揺れているように見えますが、それは撮影未熟な私の手ブレです。
お、何か後光が差しております。
悟りとはかくありなむ・・・
悟りとは何ぞや?


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 お月様でした。
修行が足りぬ!と、一喝の痛棒。


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 残暑に力尽きて落ちても、背筋を曲げない赤胴柿之助さんも希にあり、まことに感動します。
ニュートンさんが、日本の田舎にあれば、この柿の木の下でひらめいたはず。
ところで、ニュートリノ観測機関さんが、光よりも速い何かを測定したとか。
物理の世界は揺れるのでしょうか。


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 こちら、幻のミニダムの夕景は、県の広大な管理地にある野池。
彼の岸の先は何かの予定地なのですが、今は塩漬け、シオカラトンボと野鳥のオアシスです。
此岸では、畑雑草の盟主・メヒシバさんも、気が緩んでいるような。
それにつけても、余りにもったいない空き地です。
この夕べまでは、夏でした。


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 台風がやってきました。
大雨の朝の現場巡回、市内の美味しいお蕎麦屋さんの店先のバケツ稲の健気な姿。
雨音の中にも、主人がソバを打つ音が聞こえてきます。
思わず聞きほれます。
プロがソバを打つ音というものも、笠間の知られざる名物です。


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 夏過ぎて秋来にけらし白妙の サルノコシカケ雨の里山


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 おサルさん顔のお茶の木の実も、一生懸命に励ましあって、大風に耐えました。 


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 台風一過。
笠間の市街地方向の後方は、加波山の遠景です。


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 ソバ畑一面、晴れ渡りました。
稲刈り再開の音も、あちこちで響きはじめました。


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 倒れても這い上がり、立ち上がるいつもの蕎麦の畑です。
日本もかくありたいもの。

 今日は地元の敬老祝賀会です。
今年から、農作業優先の日程に変更です。
小さな里の小さな恒例行事でも改善を重ねております。

 どうか皆様にとりましても、良い変化への一週間となりますように。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
帰省しました (とう・しろ)
2011-09-25 10:22:36
この連休に笠間へ帰省しました。
秋色に変化した風景、陶器、
そして紹介された「美味しいお蕎麦屋さん」でお蕎麦を堪能しました。
(以前から一度行ってみたいお店でした)
店先ののどかな風景とバケツ稲、見ましたよ。
秋晴れの空気の中、いい時間を過ごしました。
温かく迎えてくれる笠間に感謝です。
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秋の帰省に感謝です (青葉)
2011-09-26 04:36:33
とう・しろさん

 笠間の秋の空気の中にて、いいお時間を過ごされたお話、ほっといたします。

 あのバケツ稲は、苗づくりで葉を焼いてしまったものが再生したものです。
稲は強いですね。

 いつもの風景、いつもの空気の中でリセットされる方があることを知るだけでも、笠間・茨城の人の励みになると思います。

 帰省、そして、コメントありがとうございます。
これからも、さらなる楽しみを笠間でお感じ頂ければ幸いです。
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