ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

野を越え藪越えイノシシ談義

2017-01-17 06:05:59 | 獅子奮迅イノシシ対策
 お肉がてんこ盛りです。



ラップが光ってますので、見えにくいかもしれませんが。
かなり薄めにスライスされており、食べやすそうですね。
ちなみにお肉は、地元でとれたイノシシさんのもの。



こちらのオリジナルカッターがあれば、なんと、冷凍のまま極薄スライスが可能らしいです。
木工機械の部材を再利用して試作中とのお話でしたが、なかなか。
あ、申し遅れましたが昨日の午後は、イノシシ関係のミニ見学会。



こちらは、先日の狩猟試験会場で知り合った方のご自宅ですが、工作がお得意で。
地元の食材愛が高じ、加工用の機材づくりに励まれておりました。
このマシーンは既製品かもしれませんが、マニアックなお蕎麦用の茹で釜もあり。



 さて、こんな具合の隣市の山麓に、その方のお住いはあり。
近年の例にもれず、イノシシは激増。
対策のために猟に立ち上がった友人の影響で、わな猟免許を志したそうです。



そのご友人のご協力もあり、貴重な現場も拝見。



鉄筋製の、いわゆる箱わなと呼ばれるもので。
イノシシさんをエサで誘引して、扉の中に閉じ込める構造です。
今年シーズンには、なんと一度に4頭も入った日もあるとのことでしたが、安全性は高いとのお話。



エサはサツマイモですが、イノシシ好みの甘い品種についてもご解説を頂きました。
野生の世界にも、美食化の流れがあるとは驚きでしたが。
わが里のメンバーの現状を考えますと、このタイプがベストかと、同行の仲間と話合いました。



 そして、夕暮れ前に県境を越え。
その方の師匠さんにも、貴重な体験談を伺いましたが、やはり。
野生と直に接する狩猟の道というものは、半端な根性では危うい世界かと。



炉辺にて、有り難いシシのヒレ肉燻製を噛み締めつつ。
平成29年というものは、フクの年であるとともに、おニクの年にもなりそうな藪入りの夕暮。
決意も新たな、農耕民族さんでございます。
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