ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

コミュニティー庭は再生なるか③

2017-03-07 07:32:44 | 石の仕事誌
 いよいよ、仕上げです。



現場の石のそのまんまでは、お庭用には角が強すぎ。
このコミュニテイ空間では、安全のためにも、丸く収まるのが望ましいということで。
試しに叩いて頂きましたが、本番では防塵のマスク・手袋・作業着の着用をお願いします。



 時に道具は、以前にご紹介しましたが、びしゃんと呼ばれます。
角を丸めるくらいならば、女子の皆さんでも取り扱い可能。
ぎっしりと、超合金の角が埋め込まれております。



ゲスト男子さんも加わり、とんとん拍子で仕上がります。
槌の自重で落下させれば十分に削れますので、力づくは無用です。



敷石のそこかしこにも、丸めたほうが良いエッジが散在。
特に鋭角的なところは、避けたいのが石の心ですね。



肝心の目地には、砂苔さんなどを入れる予定ですが。
もう少し暖かくなってから、これも皆さんのセルフが良いと思います。



隅々の、細かいところの山野草さんの計画も。
意味のある小さな起伏と、新緑の葉陰をつぶさに観察しながら。



関係者の皆様の、お庭センスの展開に期待するところ大。
この先も末永く、なんとか丸く収まりますように。
お庭の幸いを望みつつ、落花さんを撮りました。



ところで、関係者さんの多い現場でしたが、お施主さんはズバリこちら。
二十代の歩く紅梅さんが、福れ未完のお庭を、徐々に照らして下さるはず。
やはりお庭というものは、笑顔が大切なのです。



笑顔が持続するためにも、あえてこの部分は、保留とさせて頂きました。
すべてが丸く収まるためには、時には隙間と空白も必要です。



お花だけでなく、石も本当は楽しいものです。
石の町笠間の街角で、明るい笑顔のナナイロさんが咲きますように。
ご縁に感謝で、働かせて頂きます。
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