ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

近頃田んぼは水不足

2019-05-20 07:19:41 | 人とお庭の間には
おはようございます。 抜き足差し足、忍び足で。 田んぼを歩く、シラサギさん一羽。 しばしば見かける、チュウダイサギさんらしいですが。 朝食中ながらも、警戒心旺盛。 間もなく、飛び立ちました。 地平線の彼方へ、と申し上げたいところですが。 盆地ゆえに、地平線は見えず。 ひとまず、こちらの羽ばたきに注目。 シラサギさんが舞い上がる時は、なかなか優美なもの。 しかしながら、安定 . . . 本文を読む

つれづれに眺める開眼の小路

2019-05-19 07:12:24 | 人とお庭の間には
 ノアザミさん、開眼。 今朝はなぜか、ここで撮りたくなりました。 昨日は、お寺で開眼供養でしたので。 ちなみに、菩提寺の大仏さんの御開眼でした。 ノアザミさんは、つぼみも良いですね。 小さいつぼみさんも、良い感じ。 あの目玉親父さんに、ちょっと似ですが。 いずれにしても開眼に向けて、うまずたゆまず、己を養い。 続々萌す、開眼の小路。 植物さんは常に、うまずたゆまず働いており . . . 本文を読む

七転び八起きのヤマユリ人生

2019-05-18 06:57:27 | 野の花の笠間茨城
 竹林のヤマユリさん、再生の記。 イノシシさんに喰われ、一度は蹴散らされましたものの。 今は、続々と復活の兆し。 来年には、花も見られると思います。 この小さい一株にも、将来性有り。 これらは全て、木枯らしで飛散した種の力で、ヒサンな結末を回避したドラマなり。 地上部が枯れ果てた季節でも、未来の命の種だけは、常に生き延びるものなのです。  再録しますが、あの時の画像。 既に枯れて . . . 本文を読む

雨はなくとも竹林は噴水の記

2019-05-17 07:05:35 | 美味しい里山のお話
 水滴、うるわし。 タケノコさんの、朝露なり。 それぞれの外皮より、絶えまなく。 噴き出し、滴り。 さらにまた、噴き出し。 噴き出しながら、天に突き出す。 お陰様で、ヤマユリさんも噴き出し。 こんな感じで、伸びてます。 昨日のヤマユリさんから話が逸れましたが、今朝は、続きのお話の画像も撮れました。 近々、詳述させて頂く予定です。  さて、斜めの御仁もまた、瑞々しく。 . . . 本文を読む

晩秋のそのドラマのその後は

2019-05-16 05:06:50 | 野の花の笠間茨城
 今朝は既出ですが、6年前の晩秋の画像を一枚。 こちらは、完熟して乾燥、割れて開いたヤマユリさんの実鞘。 この日この時の木枯らしに吹かれ、その茎は絶え間なく、小刻みに振れ続けておりました。 すると、薄くて平らな種は、まるで生きているように次々と、風に乗って旅立っており。 風と生きるヤマユリさんの知恵には驚嘆しましたが、気になるその後は、あらためてレポート致します。 ☆人気ブログランキング☆ついで . . . 本文を読む

アヤメとカキツバタの頃

2019-05-15 07:16:25 | 庭の仕事誌
 二日ぶりの投稿となってしまいましたが、仕事場の画像です。 咲いていたのは、アヤメさんでした。 アヤメとは文目の意味、ということで。 こんなふうに、花弁の基部の模様が、その名の由来らしいとか。 そのため、花の色は似ていても、カキツバタさんとは一目で識別出来ます。 ご覧の通り、カキツバタさんは、昔からここが白。 この鮮明なコントラストが、カキツバタさんの命なのですね。 ちなみに、菖 . . . 本文を読む

まずはめでたしギンランの森

2019-05-13 06:52:21 | 野の花の笠間茨城
 昨日の続きの、ギンランさんですが。 こちらでは、群生しておりました。 仕事場近くの森の縁ですが、今では珍しいです。 こういう野の花との出会いは、思いがけないのが良いですね。 こんなところに咲いていたのかという驚きこそは。 しばしば、名所の大花壇の感動とはまた別の、静かで深いものがございます。 まさに、秘すれば花かと見入るのみ。 しばしの間見入っておりましたが、きっと逞しく生き延 . . . 本文を読む

ある日再会した懐かしのギンラン

2019-05-12 06:38:09 | 人とお庭の間には
 初夏の森蔭に咲く、ギンランさんが一株。 実はこれ、森というよりも、仕事場の一角で発見したもの。 ここは、元々が森でしたので、その環境のままに持続していたようです。 撮影から一週間が過ぎましたが、その後、近くでいくつかの発見あり。 昔はどこにでも見られましたが、今は珍しい花となりました。 万物が絶滅危惧種になる時代、お庭はリアルな持続ゾーンとして機能しているというお話。 今朝は時間が押しており . . . 本文を読む

お陰様です令和元年の御田植

2019-05-11 06:28:07 | 田んぼ風土記
 拙宅田んぼでも、早苗さんデビュー。 お陰様で、御田植完遂いたしました。 ここまで来るには、全て皆様のお陰様でございます。 苗づくりは、気温の急変をしのぎ。 御田植につきましては、いつもながらの変形田んぼに合わせる難儀を乗り越えて。 無事に収まり、一息つきました。 お隣さんはもち米田んぼですから、御田植はこれからですね。 ちょっと今日は、余裕の面持ちで。 また花増えた、カキ . . . 本文を読む

5月5日涸沼川下流散策の記

2019-05-10 07:22:57 | 里山を歩く
 節句の夕方です。 涸沼川下流には、潮が満ちておりました。 向こうに海が控える下流側、この橋の下から、ぐんぐん湧いて押し寄せるように。 帰宅して調べたら、丁度、満潮時刻だったようです。 撮っているポイントは、涸沼と那珂川合流点をつなぐ、大洗側の堤防。 上流に向かって歩きますと、やがて涸沼に出るところです。 少し、歩きたくなりました。 夕方ですので、あまり時間はありませんが、 . . . 本文を読む