ヘブル人への手紙7:1〜28
ヘブル人への手紙の中心思想は、イエス・キリストの永遠の祭司職と、この世の罪のために備えられたキリストのいけにえということです。
1, メルキゼデクに等しい大祭司(1〜15節)
・旧約時代のアロンの祭司制よりすぐれた祭司制は、メルキゼデクの内に見いだされる。
・イエス・キリストこそ「メルキゼデクの位に等しい大祭司」つまり神に近づく道を開く唯一の大祭司であることを明らかにしています。
(1) メルキゼデクは、サレムの王で、すぐれて高い神の祭司と言われている。
(2) メルキゼデクという名は、「正義の王」という意味と「サレム」は平和を意味している。
(3) メルキゼデクの祭司職は、アロンの祭司職のような世襲のものではない。
(4) メルキゼデクの祭司職は永遠であった。
・メルキゼデクをイスラエルの族長であるアブラハムと比較しながら、メルキゼデクがアロンの祭司制に優越していることを説いています。
2,永遠の大祭司、イエス・キリスト(16-28節)
・旧約も新約も共に人々を神との交わりに招いています。しかし、旧約時代の制度は、その役目を十分に果たすことができなかった。それに代わって「もっとすぐれた希望が導き入れられました」(19)これこそメルキゼデクの位に等しい大祭司イエス・キリストです。
(1) 「肉についてのいましめである律法にはよらず、朽ちることのない、いのちの力によって
(3) 「イエスは、もっとすぐれた契約の保証となられた。(22)
(4) イエス様は永遠に存在されるので、変わることがない祭司職を持っておられる。(24)
(5) イエス様は、いつも生きていて、彼らのためにとりなしをしておられる。(25)
(6) イエス様は、ご自分によって神に近づく人々を完全に救うことがおできになります。
(7) 敬虔で、悪も汚れもなく、罪人から離され、また天よりも高く上げられた大祭司です。
(8) イエス様は、人と神様との間の橋渡しをする完全な大祭司であるだけではなく、罪人のた
「永遠の大祭司」
鈴川キリスト教会牧師
川崎 廣
ヘブル人への手紙の中心思想は、イエス・キリストの永遠の祭司職と、この世の罪のために備えられたキリストのいけにえということです。
1, メルキゼデクに等しい大祭司(1〜15節)
・旧約時代のアロンの祭司制よりすぐれた祭司制は、メルキゼデクの内に見いだされる。
・イエス・キリストこそ「メルキゼデクの位に等しい大祭司」つまり神に近づく道を開く唯一の大祭司であることを明らかにしています。
(1) メルキゼデクは、サレムの王で、すぐれて高い神の祭司と言われている。
(2) メルキゼデクという名は、「正義の王」という意味と「サレム」は平和を意味している。
(3) メルキゼデクの祭司職は、アロンの祭司職のような世襲のものではない。
(4) メルキゼデクの祭司職は永遠であった。
・メルキゼデクをイスラエルの族長であるアブラハムと比較しながら、メルキゼデクがアロンの祭司制に優越していることを説いています。
(1) メルキゼデクはアブラハムから十分の一を受け取っている。これは、アブラハムよりすぐれ
ていることになる。
(2) 「レビはまだ父の腰の中にいた。」(10)アブラハムが十分の一をささげたとき、レビもまた
ささげたということになる。
(3) アブラハムがメルキゼデクから祝福を受けたことは、メルキゼデクがアブラハムより上位に
あったと言うことであり、メルキゼデク以上の者は無いと言うことになる。
2,永遠の大祭司、イエス・キリスト(16-28節)
・旧約も新約も共に人々を神との交わりに招いています。しかし、旧約時代の制度は、その役目を十分に果たすことができなかった。それに代わって「もっとすぐれた希望が導き入れられました」(19)これこそメルキゼデクの位に等しい大祭司イエス・キリストです。
(1) 「肉についてのいましめである律法にはよらず、朽ちることのない、いのちの力によって
祭司となった」(16)。
(2) 神の誓いによって祭司となられた。(21)(3) 「イエスは、もっとすぐれた契約の保証となられた。(22)
(4) イエス様は永遠に存在されるので、変わることがない祭司職を持っておられる。(24)
(5) イエス様は、いつも生きていて、彼らのためにとりなしをしておられる。(25)
(6) イエス様は、ご自分によって神に近づく人々を完全に救うことがおできになります。
(7) 敬虔で、悪も汚れもなく、罪人から離され、また天よりも高く上げられた大祭司です。
(8) イエス様は、人と神様との間の橋渡しをする完全な大祭司であるだけではなく、罪人のた
めの完全ないけにえであることを示しています。