ヘブル1:4-14
ヘブル人への手紙のテーマは、「イエス・キリスト」そのものです。神は、昔は、先祖たちに、預言者をとおして語られたが、終わりの時は御子を通して語られました。それは、御子は、神の栄光の輝きであり、神の本質の完全な現われであり、この方のことばによって万物が保たれています。また、イエスさまは、罪のきよめを行なわれて、今、いと高き所の大能者の右の座に着かれました。このように、キリストがどのような方なのかを、はっきりと、しっかりと知ることができるのが、この手紙です。イエス・キリストがいかにすぐれているかを、テーマとしています。つまり、この手紙を通して、私たちの信仰の対象である、イエス・キリストを知っていくことに焦点があてられています。そして4節から、イエス・キリストを御使いと比べ、御使いたちよりもはるかにすぐれた方であることを論じ、イエスさまがいかにすぐれた方かを教えています。
1.御使いよりすぐれた御名(1:4)
・御子は、御使いたちの名よりもすばらしい御名を受け継がれた。
・それだけ御使いたちよりすぐれた方となられた。
2.よみがえられた方、神の地位と権威、支配を持つ方(1:5-6)
3.神の右の座に着かれている方(1:7-14)
このように、イエスさまがいかに偉大な方であるかを知ることができます。イエスさまのすばらしさを知れば知るほど、さらにイエス様に対する信頼と愛が深まります。
御使いよりすぐれた方
鈴川キリスト教会牧師
川崎 廣
ヘブル人への手紙のテーマは、「イエス・キリスト」そのものです。神は、昔は、先祖たちに、預言者をとおして語られたが、終わりの時は御子を通して語られました。それは、御子は、神の栄光の輝きであり、神の本質の完全な現われであり、この方のことばによって万物が保たれています。また、イエスさまは、罪のきよめを行なわれて、今、いと高き所の大能者の右の座に着かれました。このように、キリストがどのような方なのかを、はっきりと、しっかりと知ることができるのが、この手紙です。イエス・キリストがいかにすぐれているかを、テーマとしています。つまり、この手紙を通して、私たちの信仰の対象である、イエス・キリストを知っていくことに焦点があてられています。そして4節から、イエス・キリストを御使いと比べ、御使いたちよりもはるかにすぐれた方であることを論じ、イエスさまがいかにすぐれた方かを教えています。
1.御使いよりすぐれた御名(1:4)
・御子は、御使いたちの名よりもすばらしい御名を受け継がれた。
・それだけ御使いたちよりすぐれた方となられた。
2.よみがえられた方、神の地位と権威、支配を持つ方(1:5-6)
・わたしがあなたがたを生んだというのは、イエスさまがよみがえってくださったこと、
・サムエルII 7:14から、ダビデの王座から出てくる子が、わたしの子であり、またわ
たしは彼の父である、と言われています。神の子であることは、神の地位と権威と支
配をすべて持っている、ということになります。
・御使いは、長子である御子にひれ伏すものです。
たしは彼の父である、と言われています。神の子であることは、神の地位と権威と支
配をすべて持っている、ということになります。
・御使いは、長子である御子にひれ伏すものです。
3.神の右の座に着かれている方(1:7-14)
・御使いは神の目的を実行するために、神と私たちに仕える存在です。
・御子は、義を愛して、不正を憎まれたので、義なる神の座におられる。
・御子は万物の創造主です。
・神は、御子について、キリストが再び戻ってこられて、悪魔と反キリストの支配を終
・御子は、義を愛して、不正を憎まれたので、義なる神の座におられる。
・御子は万物の創造主です。
・神は、御子について、キリストが再び戻ってこられて、悪魔と反キリストの支配を終
わらせて、神の国を立てられる、そのときまでは、神の右の座に着いていなさい、と
言われましたが、御使いには言われていません。
・御使いは、神に仕えているだけではなく、救いを得ている私たちにも仕えています。
このように、イエスさまがいかに偉大な方であるかを知ることができます。イエスさまのすばらしさを知れば知るほど、さらにイエス様に対する信頼と愛が深まります。