ヘブル1:1-3
ヘブル人への手紙は、ローマ人への手紙と共に新約聖書の中で大変大切な書簡と言われています。ペンテコステの時以来、多くのユダヤ人がクリスチャンになりました、しかしユダヤ教の立場からの激しい迫害が起こり、困難や苦しみに耐えて生活するためには、主イエス・キリストへの信仰、思いが不可欠でした。この書簡の著者は誰か分かっていませんが、パウロに近い弟子が、ユダヤ地方にいるユダヤ人クリスチャンに向けて書いたと思われます。この書簡は、イエス・キリストがいかにすぐれているかを、テーマとしています。ユダヤ教の中で重んじられている三つの事柄、第一に御使い、次にモーセ、第三にアロンの祭司制度を取り上げて、キリストがさらにすぐれた方であることを証明しています。
この書簡の最初の書き出しは、ヘブル人への手紙のテーマになっています。それは、イエス・キリストの栄光の輝きです。
1.むかし預言者たちを通して(1:1)
・むかし先祖たちには、預言者たちを通して語られました。
・多くの部分に分けて語られました。
・いろいろな方法で語られました。
2.御子によって(1:2-3)
・預言者による神の語りかけ以上にすばらしいこととして、
・御子によって語られました。
・この終わりの時に、御子ご自身が、神からのメッセージになっています。
3.御子は万物の相続者、また万物の創造者(1:2)
・御子は万物の相続者ですべての物を所有しておられます。
・父なる神から御子がすべてのものを与えられています。
・御子は万物の創造主です。
・キリストが共におられ、キリストがうちにおられるなら、私たちはすべてを持っていること
4,神の本質の現れ(1:3)
・御子は、この方そのものが神であり、神ご自身の完全な現れです。
・御子は、万物を相続し、万物を創造しておられるだけではなく、万物を保っておられ
ます。
5,罪のきよめ(1:3)
・万物の相続者であり、創造者であり、また支配者であられる方が、人になり、仕える姿をと
さらにすぐれた方
鈴川キリスト教会牧師
川崎 廣
ヘブル人への手紙は、ローマ人への手紙と共に新約聖書の中で大変大切な書簡と言われています。ペンテコステの時以来、多くのユダヤ人がクリスチャンになりました、しかしユダヤ教の立場からの激しい迫害が起こり、困難や苦しみに耐えて生活するためには、主イエス・キリストへの信仰、思いが不可欠でした。この書簡の著者は誰か分かっていませんが、パウロに近い弟子が、ユダヤ地方にいるユダヤ人クリスチャンに向けて書いたと思われます。この書簡は、イエス・キリストがいかにすぐれているかを、テーマとしています。ユダヤ教の中で重んじられている三つの事柄、第一に御使い、次にモーセ、第三にアロンの祭司制度を取り上げて、キリストがさらにすぐれた方であることを証明しています。
この書簡の最初の書き出しは、ヘブル人への手紙のテーマになっています。それは、イエス・キリストの栄光の輝きです。
1.むかし預言者たちを通して(1:1)
・むかし先祖たちには、預言者たちを通して語られました。
・多くの部分に分けて語られました。
・いろいろな方法で語られました。
2.御子によって(1:2-3)
・預言者による神の語りかけ以上にすばらしいこととして、
・御子によって語られました。
・この終わりの時に、御子ご自身が、神からのメッセージになっています。
3.御子は万物の相続者、また万物の創造者(1:2)
・御子は万物の相続者ですべての物を所有しておられます。
・父なる神から御子がすべてのものを与えられています。
・御子は万物の創造主です。
・キリストが共におられ、キリストがうちにおられるなら、私たちはすべてを持っていること
になります。なぜなら、キリストが万物の相続者であり、万物の創造者だからです。
4,神の本質の現れ(1:3)
・御子は、この方そのものが神であり、神ご自身の完全な現れです。
・御子は、万物を相続し、万物を創造しておられるだけではなく、万物を保っておられ
ます。
5,罪のきよめ(1:3)
・万物の相続者であり、創造者であり、また支配者であられる方が、人になり、仕える姿をと
られ、最後は罪の供え物となられました。そして、十字架上で流された血は、私たちの罪を
みなきよめて下さる力を持っています。
・そして、主はすぐれて高い所の大能者の右の座に着かれています。