未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle






YouTubeにお勧めされた。音楽は聴くだけなので、なぜお勧めしてくれたのか解らないのだが、良くぞお勧めしてくれた。

凄く面白い。

スタジオコンセプトの話も面白いのだが、そこに至る経緯というか、経歴というのか。

ちょっとあり得ないくらいに恵まれてはいるのだが、その根底にある人生観というのか、仕事へのマインドを語る部分が非常に面白い。

そのエネルギーがあるからこそ、チャンスが巡ってくるし、チャンスを生かすことが出来ている。

【日本一稼ぐスタジオ】マイケルジャクソンからMay J/伊藤由奈までレコーディングし尽くした男、ニラジ・カジャンチ氏運営NK SOUND TOKYOに潜入!!!


こんな幸運などあり得ない。と、自分には関係ないことと、切り捨ててしまってはもったいない。

その根底にある部分に、共感と言うか、自分もこんな風な人生を送ってみたい。と、感じた人には、得る者が多いと思う。

これ、全国の中学生や高校生に観て欲しい。

学校では教えてくれない、大切なことが語られている。

日本の学校制度はもとより、最近の子の多くは「学習塾の経営戦略」やそれにハマって感化された「ママ友」という狭いコミュニティーの中で「お受験」に妄信した親のもと、目的不明のまま有名私立から国立大学に進学すること以外の選択肢を、考えることすら許されなくなっている。

中学や高校の時点で、将来何になりたいか?を決定する必要はないのだが、無目的に決められたことを熟すだけではなく、その先にあるものに対する夢や希望を、密かに持ち続けることが大事だと思う。

この動画は、そんな硬直した心に、希望の灯りを灯してくれる。

そう感じた。

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しばらく映画について書いていなかったので寸評を。

■アバター

これはもう、映画ではなく「アバター」です。

(あまり褒めてない)

■RRR

これはもう、映画ではなく「RRR」です。

(絶賛している!)

■非常宣言/パーフェクト・ドライバー/呪呪呪(ジュジュジュ)

どれも娯楽映画として傑作

数多ある韓国映画の中から選りすぐりを日本公開しているということもあるだろうけど、それにしてもこれだけ続けて面白い映画ばかりなのは驚嘆に値する。

RRRにしても韓国映画にしても、民衆に勢いがあると、エンタメ業界も面白い。

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左からファン・インギュ(ベース)、チョン・ソンベ(ドラム)、キム・イェジ(ボーカル)、パク・ダウル(コムンゴ)、ファン・リン(その他)
「引用元:거문고 품고 전 세계 누빌 슈퍼 K밴드 ‘카디’…“대체불가능한 밴드 지켜봐달라”(コムンゴを抱きしめて、世界のノイビルスーパーKバンド「カーディ」…「代替不可能なバンドを見てください」)」

YouTube にお勧めされた。

これ、ハンパない。世界を凌駕するべく結成された、まさしく「代替不可能なバンド」だ。

KARDI(카디) - 'WatchOut' (Music Video)


私世代には「レベッカ」を彷彿とさせる。ボーカルの娘の雰囲気と圧倒的な歌唱力がまた、NOKKO を思い起こす。

結成は2021年8月のようだ。

以下、冒頭の「京郷新聞」の記事google翻訳より引用

■ファンリンは'ユン・ドヒョンバンド'のファンだった母親が通気打を買ったのが始まりだった。「どうしてもギターだけを握っていた」というファンリンはバンドABTBで活動して正規アルバム2枚を発表した。バンドが2017年韓国大衆音楽賞最優秀録音盤賞を受賞した。

■ファン・インギュは「友達に従って江南行った」場合だ。「高校時代にギターを弾く友人を見てベースギターを買った」彼は高3時代のような読書室に通っていた友人とバンド「モブニング」を始めた。21歳のときに初めてやった公演がとても楽しくて「この道に行く」と心を食べた。

■キム・イェジが音楽を始めたのは21歳だ。それまでは歌が好きで楽しむ学生だった。ソン・シン女子大学グローバル医学科に入学したが、サークルで趣味で始まった歌が面白かったし、反応も良かった。「少しだけ学べばもっとうまくできそうだ」という考えにボーカル学園で入試を準備した。実用音楽科に進学した後は各種大会に扉を叩き、少しずつ名前を知らせた。

■チョン・ソンベは「ドラム打つ教会の兄がとても素敵でした」小学校5年生からドラムスティックを握った。彼は自分を「実用音楽と入試トレンドを作った人」と紹介した。ほとんどの実用音楽と入試生たちが派手なドラム演奏をアピールするが、これに従わなくて「基本4ビットだけ打って」合格したという。

■パク・ダウルは母の勧誘で自然にコムンゴの道に入った。小学校1年生の時に捕まったコムンゴを「面白くて今もやっている」とした。


브레이크란 없다🔥 美친 듯이 달리는 카디(KARDI)의 질주 무대↗ 〈7000RPM〉♬ 슈퍼밴드2(superband2) 13회 | JTBC 210927 방송


ファンリンはバンド活動をして「大衆に近付くことができない構造のために限界をたくさん感じた」とし「韓国大衆音楽賞という大きな賞を受けたが、調べる人もいないと誰が受け取ったかもしれない」現実を削減した。

ファン・インギュは「軍隊に行ってから出射票を投げるという意味」でモブニングメンバーと共に参加した。

チョン・ソンベは音楽パフォーマンスも一緒に上手にしたかった。実用音楽とは「ドラム演奏自体に集中する」雰囲気があって「アーティストになりたかったのに、セッションマンだけになる」ということだ。彼は「大衆に確実に食べられるのはパフォーマンス」と強調した。

キム・イェジはバンド音楽をよく知らないという心配が上がったが、それでも「アクバリに」出た。一度大衆に「もう一度私を知らせよう」という考えだった。そうバンドについて一つ一つ知ることになった。審査委員には「インターナショナル用ボーカル」という絶賛を受けた。

コムンゴを持ってバンド競演プログラムに出たパク・ダウルの悩みはさらに深かった。彼はメディアの力を明確に認識したので出演を決心した。国楽人として「どのようによく買えるか」という悩みを止めなかった。国楽人の限定的な選択肢を拡張してみるという決心が立った。パク・ダウルは団道直入的に「「伝統国楽」で食べて生きることができるかという問題」と話した。パク・ダウルは今年初め自身の名前を取った巨文庫主法を発表したりもしたが、そんな自分がスーパーバンドに出るということ自体が「アイロニーということを感じさせてあげたかった」とした。


온몸이 들썩😆 희망 가득한 카디(KARDI)의 자작곡 〈Ready to Fly〉♬ 슈퍼밴드2(superband2) 14회 | JTBC 211004 방송


カーディはこう集まった。バンド名はファンリンが建てた。心臓を意味する接頭辞CardiでCを「大勢のアルファベット」Kに変えた。このように集まったカーディの「ケミ」は素晴らしい。

[未公開]カディの<1行目>♬


카디(KARDI) - 목포의 눈물 [불후의 명곡2 전설을 노래하다/Immortal Songs 2] | KBS 220205 방송


「WatchOut」の再生回数が 13万回 というのが解せない。

もっと世界に知って欲しい。

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この動画、最高に楽しい。

[DROP THE DANCE] Kep1er(케플러) | GOOD BOY GONE BAD / FIESTA / Se Acabo / ELEVEN etc. @KCON 2022 LA


XG追い始めてから、K-POP関連の動画が良く「お勧め」されるようになった。

ちょっと気になるのだが、あまり手を広げると追いきれなくなるので、手を出さないようにしていた。

そんな中でもXGとの関連から「HIKARU」ちゃん、そして「Kep1er」は気になっていたのだが、ついに「THE FIRST TAKE」を観てしまい、この動画を観てしまった。

「DROP THE DANCE」

K-POP界には「リレーダンス」の様に、まだ私の知らないジャンル(?)があるのか?

ちょっと調べてみたが、どうやら「KCON(今年で10年目を迎える世界最大級のKカルチャーフェスティバル)」の企画の一つのようだ。

これ、こんなに皆がすぐに踊れるのものなのか?

正直、驚きと疑いが沸くが、コロナ前の2019年に実施された「ATEEZ」の回などを観ると、かなりグダグダ(それはそれで楽しい!)なので、ガチでやってるようだ。

[DROP THE DANCE] #ATEEZ(에이티즈) | HIT THE WOAH/BOY WITH LUV/Señorita/WAVE etc. @KCON19LA


もちろん、皆の知っている曲、ひょっとするとスタッフからリクエストを貰っているかもしれないが、のっけから「HIKARU」が BLACKPINK LISA のソロ曲「MONEY」を見事に踊って魅せる。

LISA - 'MONEY' EXCLUSIVE PERFORMANCE VIDEO


これで一気に盛り上がる。

特異なメンバーが居るぐらいなら解るが、メンバー全員がちゃんと課題をこなせているのに驚嘆する。

そして「あぁ、やっぱり全員、歌も踊りも大好きなんだな」と、自分達の持ち歌だけでなく、他のグループの曲や踊りも、常日頃真似て遊んでいるような、そんな様子が伺える。

あたり前のことかも知れないが、それを実感出来るチャンスは少ない。

この企画を考えた人の感覚に脱帽する。

ファンから見ても、このKCONの会場の一隅でのライブパフォーマンスとして、通常の持ち歌を一曲披露してもらうよりも余程、スペシャルな体験として記憶に残るものになるであろう。

そして、ちゃんと最後には、メンバー全員での持ち歌のパフォーマンスに繋がっている。

改めて思うが、天才的な企画だ。韓国エンターテイメント界の溢れんばかりのセンスを感じる。

そして、これ、どのグループでも可能とは限らない。

「Kep1er」だからこそ、ここまで高揚感に溢れたものになりうるのだと思う。

※2022/09/11 追記

良く考えたら、毎日何時間もボーカル・ダンス・語学などその他のレッスンを受けているはず。

彼女達のレベルであれば、当然「総合パフォーマンス」というレッスンもあるだろうから、他のグループのパフォーマンスを題材として取り上げるであろう。そこで敢えて、先生が用意したオリジナルパフォーマンスをしている方が、考え難い。

一通りの歌と振付を覚え、自分のそれと先輩方のパフォーマンスを比べれば、学ぶことが沢山あるはずだ。

取りあえず完コピしてから、自分のオリジナルの演出を加えてみる位のことはやっていそうだ。

そうだな、そりゃそーだ。なるほど、なるほど。

NCT DREAM 엔시티 드림 'Beatbox' MV


※2022/09/12 更新

全てのシーンをリストアップしようかと思ったが、「MEGHAN TRAINOR - ME TOO」でつまづいた。

これ、オリジナルのMVとはコレオが違う。とは言え、他のメンバーも同じ振りで踊っているので、Xiaoting のアドリブではないようだ。

YouTubeで検索すると、アメリカ韓国ダンススタジオダンススクールでのレッスン動画がいくつかヒットする。

1MILLION Dance Studioが有名だが、人気講師が一般向けのレッスン用に考えた1分程度のコレオを、最初は講師を含む3人程度、その後にその時の参加者の中から良かった者数名ずつで何ターンかを1本の動画にまとめて公開している。

「これは、探すのが大変だ」と思いつつ、やっと見つけた。

"Me Too (Meghan Trainor) Challenge" BEST TikTok Compilation


そうか。TikTok だったのか。

いまだにブログをやってる(眞鍋かをりが「ブログの女王」と呼ばれていた頃に始めた)のでお分かりだろうが、おじさんには TikTok との発想はなかった。

XGを追っかけるようになって、最近アカウントを取得した。未だにXGのチャンネルしかフォローしていない。

上の動画は TikTok 内での「Dance Challenge」というカテゴリー(?)らしい。

キャッチーな楽曲から15秒を切り出し、それに合わせて踊った動画をアップする。

その中から人気の動画が出て来て、他の人が同じ振付で動画を上げることによって、曲ごとの定番コリオが決まって行くようだ。

タイム紙の記事「The Best TikTok Dances of 2020 So Far」によると、最近では楽曲を提供する側のミュージシャンも、「Dance Challenge」で取り上げられることを戦略的な前提条件として、曲を作成することもあるようだ。

「Dance Challenge」

これまた、楽しい。15秒であれば、比較的簡単に覚えて気軽に踊れる。

難易度が高くなくとも、見栄えの良いコレオが人気になるのであろう。

それに服装やロケーションを工夫したり、コレオにちょっとアレンジを入れてみたり。

ただ漠然と踊って上げてみても、人に見られるチャンスは少ないが、今流行っている「Dance Challenge」に挑戦して、そのハッシュタグを付ければ、見てもらえるチャンスが激増する。

こうして上の動画のように、世界各地で様々な年代の人々が、至福の15秒間で繋がることになる。

子供の頃に「ウエスト・サイド物語」を映画館で観て「自分もあんな風に街中で踊ってみたい」と妄想したものだが、50年後にこんな楽しい未来が待っていようなどとは、想像すら出来るはずがなかった。

[BE ORIGINAL] OH MY GIRL(오마이걸) '살짝 설렜어(Nonstop)' (4K)


NAYEON "POP!" M/V


TXT (투모로우바이투게더) 'Good Boy Gone Bad' Official MV


BTS (방탄소년단) 'Dynamite' Official MV


ITZY "달라달라(DALLA DALLA)" M/V @ITZY


Red Velvet 레드벨벳 'Feel My Rhythm' Performance Video


[SPECIAL VIDEO] SEVENTEEN(세븐틴) - HOT


@mooooooooon13 Duke & Jones and Louis Theroux - Jiggle Jiggle #dukeandjones #louistheroux #jigglejiggle #enhypen #fyp #洋楽 #和訳 #おすすめ ♬ Jiggle Jiggle - Duke & Jones & Louis Theroux


BTS (방탄소년단) 'Butter' Official MV


TAEMIN 태민 'MOVE' Dance Practice


[4K] "Alcohol-Free" The Ellen DeGeneres Show Full Performance


[BLACKPINK - PLAYING WITH FIRE] Comeback Stage | M COUNTDOWN 161110 EP.500


[BE ORIGINAL] SUNMI(선미) '열이올라요 (Heart Burn)' (4K)


[최초공개] 아이즈원(IZ*ONE) - FIESTA | COMEBACK IZ*ONE BLOOM*IZ


Red Velvet(레드벨벳) - Queendom (Music Bank) | KBS WORLD TV 210820


[(G)I-DLE - DUMDi DUMDi] Comeback Stage | M COUNTDOWN 200806 EP.677


Se Acabo Remix -TIKTOK CHALLENGE


Jessi (제시) - 'ZOOM' MV


[TWICE - What is Love?] Comeback Stage | M COUNTDOWN 180412 EP.566


(G)I-DLE((여자)아이들 ジー・アイドゥル) - TOMBOY (Music Bank) | KBS WORLD TV 220325


[직캠] 케플러 최유진 - ♬ THE GIRLS (Can't turn me down) @파이널 경연


[OH MY GIRL - Dolphin] Comeback Stage | M COUNTDOWN 200430 EP.663


NCT 127 엔시티 127 '영웅 (英雄; Kick It)' Performance Video


IVE(아이브 アイヴ) - ELEVEN(일레븐) (Music Bank) | KBS WORLD TV 220107


Kep1er O.O.O @ Japan Debut Showcase 220911


아이즈원 (IZ*ONE) - Panorama (4K) | IZ*ONE One-reeler Premiere


STAYC(스테이씨) - ASAP (Music Bank) | KBS WORLD TV 210430


ITZY(있지) - LOCO (Music Bank) l KBS WORLD TV 210924


BLACKPINK - 'How You Like That' 0628 SBS Inkigayo


Kep1er 케플러 | 'Up!' Choreography Video


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“Adoに歌って欲しい曲”募集企画から生まれた、Adoによる椎名林檎「罪と罰」のカバー。

Adoがゴールデンウィーク最終日にTwitterで実施した“Adoに歌って欲しい曲”募集企画によって1万件を超える応募ツイートの中から選ばれた2曲の歌ってみた動画が本日Adoの公式YouTubeチャンネルに同時に公開。

【Ado】罪と罰 歌いました


「最新曲「逆光」も良かったが、コレもまた良いね。」

と、最初は思った。

うちのテレビは直接YouTubeが観れるので、初見の時はTV内蔵のスピーカーで聴いた。

深夜にもう一度聞こうと思い、SONY製のオーバーイヤー型(DJとかが使ってそうな耳をすっぽりと覆うデカいやつ)のヘッドホンで聴いた。

これは、もう、全く別物だった。

こんな音楽体験は久々であった。

圧倒された。

これは是非、全国の子供たちに体験して欲しい。

カナル型やインナーイヤー型ではダメだ。本当はちゃんとしたスピーカーシステムで聴いたら最高なんだろうけど、ハードルが高い。

今の子供たち、いやもう少し上の若者たちも、音楽をちゃんと聴いたことがないのでは?と、心配になる。

スマホで簡単に聴ける分、シャカシャカした音で消費するように音楽を聞き流してしまっていないだろうか。

原体験的に音楽に圧倒されたことがないので、音楽はBGMとして無料で聞くもの、もうちょと良くても歌詞に共感して、心を少し軽くしてくれるもの。程度に留まっていないだろうか。

そこでだ。

「ワンピースフィルムRED」のエンディングで丸々これを流して欲しい。

それがムリなら上映前に、それがムリなら、せめて「Adoの歌う『罪と罰』特別上映付き」の上映会を、是非やって欲しい。

劇場の良質のスピーカーから流れるAdoの圧倒的な歌声は、現代の子供達の眠っている魂を、暴力にも近い力強さで、呼び起こしてくれることであろう。

親世代でもAdoを「うっせわ」を歌ったうるさい娘。位の認識で止まっている人が多いと思う。

これからの日本の未来を担う若者、日本の音楽産業を支えて行く若者の育成こそが、現役世代の果たさなければならない義務ではないのか?

日本の音楽産業の存亡を憂いているだけでは、その行く先には滅びしかない。

ことあるごとに、若者の『カルチャー』の底上げを図って行くことが、今の世代の責務であり、それなくして明日の日本の未来はない。



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「引用元:ドラマ『拾われた男』公式サイト|ディズニープラス

NHK BSP で録画しておいた「拾われた男」を観た。

面白いわ。これ。

この調子で続いてくれれば、「おいハンサム!!」以来の傑作になりそう。

なんか出演者が豪華だ。しかも好きな俳優さんばかり出ている。

以前「人の伝記的なドラマが苦手。しかもまだ生きている人のものはなおさら」と書いたことがある。

成功談や苦労話が嫌いだし、ましてや、まだ存命中であれば忖度が発生し、どんどん型通りのつまらない話になって行く。との偏見からだ。

だが今回は「松尾諭」と言う、顔を見れば誰でも知っているが、ドラマ好きでも名前だけではイマイチピンと来ない「松尾諭」の半生(?)だ。

それ、ニーズがあるのか?と、アル・ヤンコビックの自伝をハリポタのダニエル・ラドクリフが主演で撮る(もう、予告編が上がっている)というのと同じくらい、突拍子もない話に聞こえるのだが、「もしフェイクだったら、考えた人天才!」という理由から来る説得力がある。

で、いきなり本人が出ているので、忖度の必要がまったくないし、話自体が突拍子もないので、これは、凄く、楽しめそうだと。

で、今回このエントリーを書いた理由だが、ドラマを再生し始めて、「なんでこれ、観ようと思ったんだっけ?」と、最近良くある疑問に至った。

仲野太賀は好きな俳優さんだが、私の場合、それだけでは見ようと思はない。

多分、好きな女優さんが出ていたはず。

いや、録画予約した後のTwitterとかで「おっ!『拾われた男』に〇〇も出てたんだ!」と、凄く嬉しくなった覚えもあるのだけれど、誰だったか思い出せない。

登場して、思い出した。

そして、これは嬉しい。

「恋せぬふたり」で、もう、こんな彼女はしばらく見れないだろうな。と、ちょっとロス気味であった「北香那」が出ている。

しかも、出ているなんてもんではない。

「また、やらかしてくれている!!!!」

もうね、大絶賛の歓喜極まる。

我慢して、ちゃんと最後まで観終わってから、すぐに巻き戻してリピートした。

北香那がここまでやってしまっても、全く違和感がないという、素晴らしいドラマを作ってくれて、もう感謝しかない。

いや、他の人達も素晴らしいです。忖度じゃないです。ほんとです。

と、ゆーことでNHKプラスでは配信していない模様。(思い出した。朝イチのプレミアムトークに仲野太賀が出てた時に、録画予約したんだった)

ディズニープラスで配信している(どんな仕組み?)ようなので、是非見てみよう。


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映画『メタモルフォーゼの縁側』予告よりスクショ

今年最高にハッピーな映画第二弾!!

「メタモルフォーゼの縁側」を観て来た。

「古川琴音」目当てであった。

「古川琴音」の出番がそれほど多くなさそうなので「どうしようかな?」と一瞬躊躇したのだが、「偶然と想像」を観に行きそびれていて後悔しているので、気になったらすぐに行こうとの決断であった。

アタリだった。

今年最高にハッピーな映画第一弾の「ハケンアニメ」にも負けていない。

特定の女優さんを追っかけて映画を観に行く醍醐味はこれだ。

普段の自分だったら観に行かないような映画、見過ごしてしまいかねない素敵な映画に巡り合える。

確信が持てないのだが、宮本信子の前に並んでいたのは「塩対応の書店員のお姉さん」では?

であれば、こういうのって「凄く救われた気分になる」ので、もうちょっとハッキリとした演出が欲しかった。

冒頭からの流石の宮本信子と言い、言うまでもなく流石の芦田愛菜といい、習字教室のお父さんが光石研であることの意味といい、2時間の映画って、この位がちょうどいいんじゃないかって、感じの映画だ。

それでいて予想外の展開もあるし、かといって、それなりの安心の結末でもある。

これ、全国の子供達や学生達に観て欲しい。


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ハケンアニメを観て来た。

最高にハッピーな映画であった。

気付いたのが遅く、もう都内では殆ど上映終了していた。

こんなに素敵な映画が、2週間で終了とか、おかしくないか?

8:55 という早朝開始にも関わらず、結構人が入っていた。

評判を聞きつけて慌てて観に来た人とか、最後にもう一度劇場で観たいとのリピーターとかが多かったのだと思う。

「お仕事」系のドラマが好きだ。

未知の職業の仕事の様子が面白いのと、フィクションとは言え、その道のプロフェッショナル達の、真剣に仕事に望む姿が素敵だ。

そして、各話の最後では、プロフェッショナルならではの、真摯に仕事に向き合うが故の、葛藤や軋轢からのカタルシスで号泣することになる。

この映画、ずっとその連続で、始めから終わりまで、泣きっ放しであった。

※6/26追記
観に行ったのは6/5であったが、途中でまとまりが付かなくなってアップしていなかった。
人気再燃しているとのネット記事を読んだので、後半をカットして掲載。
こういう映画は、全国の学校で上映して、全国の子供達、学生たちに観て欲しい。
日本の少子化対策って
「子供にはお金かかりませんよ。だからどんどん生んで下さい。」
と、子供の『数』のみを増やすことしか念頭にないように思う。
子供達が将来に「明るさ」を見い出せるようなことを、ちょっとしたことでも良いので、もっと実施して欲しい。

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ベイビーわるきゅーれ」についての前回のエントリーで、『「世界に通用するレベル」ではなく、「世界レベルで唯一無二のアクションシーン」である。』と書かせてもらった。

でも劇場に行くのは月に一度程度だし、配信系も月に2本程度しか見ていないので、テキトーに「唯一無二」と言ってるように聞こえてもアレなので、それなりの根拠を考察してみようと思う。

とは言え、アクションの専門家ではないので「解説」は出来ない。ミュージックビデオなんかだと、動画を観ながら感想を言うという「リアクション動画」というジャンルがあるので、文章で「アクション」に「リアクション」してみよう。

■CAR System

まず、今回一番書きたかったことから。

終盤でのまひろの銃の構え方。どこかで見た覚えがあるので調べてみたら「CAR System」と言うらしい。
ジョン・ウィック」のガンアクションにも取り入れられているとのこと。

「近接戦闘に特化した射撃スタイルCAR Systemとは」
https://sabatech.jp/car-system/

ジョン・ウィック」は「ベイビーわるきゅーれ」を観るまで、続編が一番楽しみな映画であったので、そりゃ、観たはずだわ。

Level 1 CAR - CQ & Combat Positions

C.A.R. SYSTEM | CENTER AXIS RELOCK | ORLANDO-EUA | LADO R FT RODRIGO MULLER | PARTE 3-3


そう言えば伊澤彩織、「ジョン・ウィック4」に出演されているらしい。
「スタントパフォーマー」としての出演であれば、それはそれでモノ凄いことだが、やはり顔出しでキアヌを懲らしめて欲しい。

話が逸れるが、キアヌの走り方って、特徴がある。
ちょっとドタドタしている。多分、脚か腰に不調があるんだと思う。

ちさと「どたっ、どたっ、どたっ」
まひろ「それ何?」
ちさと「ジョンウイックの時のキアヌのモノマネ」
まひろ「それ、怒られるやつだから」

■基本姿勢

リアルなアクションを目指している。
CGやワイヤーアクションによる、人間離れしたアクションに走るのではなく、生身の人間のファイトシーンでありつつ、無暗に壁を走ってみたりなどの大袈裟なものでなく、実践型のリアルな描写にこだわっているようだ。

ちさと「見た?」
まひろ「うん。いるんだね、実戦で側転するやつ。」
ちさと「初めて見たわぁ。ナメられてる?」
まひろ「ビックリさせようと思ったんじゃない?」
ちさと「確かに、驚きましたけどもっ。」

■冒頭1対多での同時の組み合い(近接選)

1対多であっても、通常は相手の攻撃を避けながら、一人ずつ順番にやっつけて行く。
子供の頃にTVで時代劇を見ていた母親が「なんで、皆で一斉に切り付けないのかねぇ」と言っていたのを思い出したが、「そうしなきゃ、成り立たないでしょ?」との長年の課題に対する一つの答えが提示されている。
これをリアルにやろうとすると、一人を盾にしたり押さえつけたりしている間に、別の相手を倒すことになるのだが、同時に2人、あったとしても3人が限度。
にもかかわらず、同時に4人で取り押さえられた小柄な女性1人が、ナイフで切り抜けるという離れ業に、説得力を持たせることに成功している。

■二段階で下がる

相手のパンチを頭を下げて避ける基本動作だが、うっかりすると「敵がワザと頭の上の方に大振りのパンチを繰り出して」いるように見えてしまうことがある。
普通はすぐに元の態勢(頭の位置が)に戻るのだが、序盤の「もう一戦」の時、敵の突きを頭を下げて避けると、すかさず敵がその低い位置目掛けてナイフを繰り出して来るのを、まひろはちゃんと、さらに姿勢を低くして避けている。

■ユニークな攻撃の避け方

突き出された刃を避けながら、相手の体の周りをぐるっと廻る。
股の下を潜って逃れる。
いずれも初めて観たし、これがトリッキーに観えずに、まひろの咄嗟の行動=必死さに感じられるのがすごい。

■主人公が殺し屋であることの利点

ナイフを刺した後で、ちゃんとグリグリと抉る。説得力がある。正義の味方はやらない。
とどめの4発で、ちゃんと順に反応する。それほど高度な演出ではないが、正義の味方はやらないので、初めて観た。
後半序盤で負傷した敵を盾にして進む。相手が現れてから盾にするシーンは良く見るが、初めから計画的に盾にして進むのは初めて観た気がする。

■後半序盤の「お嬢ちゃんたち」のセリフからの、投げと射撃のコンビネーションが見事。

これ、先に「最強殺し屋伝説国岡」を見ていたので、ラスボス感満載の手強い相手といきなり対峙かと思いきや、あっさりと片付ける。ここで2人の実力をアピール。
次の三元雅芸の登場シーンが、姿といい曲といい「こっちが本物のラスボス」感に溢れていて素敵。

■倒れている相手を盾

前述の敵を盾に進むシーンから、倒れている敵の手前に転がって移動して身を隠し、銃声が途絶えた隙に頭を上げて様子を伺うのではなく、バックアップを信頼して果敢に乗り越えて進むまで。とにかく見事なコンビネーション描写が爽快過ぎる。

■基本に忠実

銃の握り方が忠実
「CAR System」なんだと思うが、右から突然現れた相手に、上半身だけ捻って対応
まひろもちさとも「ホールドオープン」視認で弾切れを確認
主人公がガードでちゃんと顔を隠している。これは他でもちゃんとやってると思うけど「ちゃんと、女優さん本人がアクションしてますよ。」アピールで不十分になりがち。

■殺陣が凄い

とにかく全部凄いんだけど、特に印象に残ったものをいくつか。
近距離で何発も撃つも躱されて当たらない。ここが全然嘘っぽくないのが凄い。
蹴りを躱した直後の踵落とし(?)をそのまま回転して躱す所を初め、一連の動作に淀みがない。
首を取られそうになって、すっと抜ける。
壁に押し付けられて攻撃を喰らっている時の、相手の引き剥がし方とか。
お約束の「転がっている銃の取り合い」の時の『頭脳』戦。

■アドリブか凄い
アドリブの部分が多いとのこと。
上手(うわて)を捕ろうとする遣り取りとかがリアル。この辺りは「殺陣を覚えて」では出来ないので、アドリブなんだろうけど、リアルでカッコ良い。それなりの実力がないと出来ない。
敵を壁に押し付けるようとする時、体を反らそうとする反動で足が高く上がったり、後ろ身で押すのがムリだと察知すると、直ぐに体を捻って戻ったりの足掻き方から、リアルな必死さが伝わる。

■アクション演技が凄い

後ろから押される時に、首がのけ反ってガクガクする。
両足を持って引っ張られる時に、手でジャンプして足掻く。
後ろに下がりながら壁に当たった時に、ちゃんと振り返って後方の状況確認。
マシンガン後ろでの身の竦め方が、体全体から発する情感が豊でリアル。

■映画的な演出

ちさとが仲間を救う時、相手が油断し切っている時にいきなりの方が、簡単に銃を奪えるとは思う。だが、そこはまひろとの差別化(身体能力はまひろが上)のためと、ちさとのキャラクターを引き立て、その後のギャップを強調するために、あえてエンターテイメント性を重視したものと思われる。
なにしろ、その後の姿と続くセリフが、ちさと、最高にカッコいい。
しっかりとしたグリップながら、ちょっとギャング撃ちに振ってる感じも、ちさとのちぐはぐな魅力を惹き立てている。
指を咬んだ仕返しに、目つぶしをくらう。直後、敵が死角に廻りこむ様子を上手く描写。
ラスボスにも関わらず、やられて倒れる時に、あえてフレームアウトする。「意識がない状態で倒れる」という演技にはどうしても無理が生じるので、そこを潔く切り捨てることで、逆にリアルを感じる。
連続して蹴りを喰らって転がされた時の、転がり様が見事。
リロードの素早さが素直。「ここ、見所ですよ」との構えた感じがしない。終始、相手を見たままなのもグッド。
ラスボスを倒した後の、ハッと気付いて足掻くような立ち上がり方。
合間合間の掛け声が、相手を威嚇するものではなく、苦痛を振り払うような感じのリアル。
「あー、疲れた、疲れた」の言い方が、いかにも疲れた感じ。

■そして最後に

まひろが劇中で初めて見せた笑顔で「マジで死ぬかと思ったわ」って目をキラキラさせる所が、スゲーカッコいいし、勇気付けられる。

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ベイビーわるきゅーれ』を観て来た。

面白かった。

ここ20年位の間に見た映画の中で、一番面白い。

いや、ホントだって。

映画を観に行く時、基本的には何の先入観も持たずに観に行きたいと願っている。

とは言え、劇場で観るのは月に一度程度なので、さすがに行き当たりばったりで観ることも出来ない。

Twitter でお気に入りの監督や好みのジャンルに強い映画評論サイトをフォローしていると、複数のソースから同じ映画がお勧めされることがある。

記事は読まない。「ポスタービジュアル」で決める。

「ベイビーわるきゅーれ」も気になってはいたのだが、公開が2021年7月とのことなので、「プロミシング・ヤング・ウーマン」とか「孤狼の血 LEVEL2」とかの方にビビッと来てたのかもしれない。

最近になってまた思い出し、観たくなって検索したのだが、劇場公開は既に終了していた。

情報が欲しくて「伊澤彩織」をフォローしていたところ、「立川シネマシティ」での上映を知った。


これは、行くしかない。

立川シネマシティは「4D」とかのオモチャではなく、「ラインアレイスピーカー」を導入するという「正しい発狂の仕方」をした劇場で「シネマシティズン」会員なのだが、もう何年も行っていなかった。

『映画館の常識を破壊した男からの手紙』
https://ascii.jp/elem/000/001/154/1154147/

テレビで見るアクションシーンって、元々その俳優のファンである視聴者をキャアキャア言わせるために「恰好付けてみました」的なのが多いような気がする。

勿論、見逃してしまっている「そうではない作品」も多いとは思うものの、いつもなんとなくどこかで見たようなアクションばかりが目立つ。

限られた予算で、スタント初心者でもそれなりに見栄えのするものを選んでいるので、結果としてそうなってしまうのであろうが。

ハリウッドのCGバリバリのアクションシーンも、良く出来ていて感心はするのだが、「良く出来てるねぇ~」との印象で、あまり心には響かない。最近はもう、それだけで観る選択肢から外してしまっている。

韓国のバイオレンスアクション物の「痛いアクションシーン」が大好きだ。

それなりの需要があるので、それなりの予算がかけられることが、大きな理由の一つではあろうが、やはり根底には「もっと凄いアクションシーンが観たい!」との渇望があり、それに応えようとするクリエイターの意気込みがある。

日本ではこの「凄いアクションシーンへの渇望」が圧倒的に不足しているように感じる。

採算重視で腰が引け、似たり選ったりのメロドラマばかりを提供されて来たのも一因ではないのか。

アクションシーンがある物もハリウッド風を目指してしまっては、予算の制約からどうしても見劣りしたものになってしまう。

子ども向けの特撮物などでも、昔は面白いアクションが色々あったのだが、最近のはCG頼りの「ちゃかちゃか」としたものばかりになってしまったので、文化的素養が身に付かないと偏見している。

本題に戻ろう。

「ベイビーわるきゅーれ」、期待していたほど、アクションバリバリの映画ではない。

※2022/05/09 追記
後で読み返したらアクションにちゃんと触れていなかったので補足。「アクションが凄いのは誰が見ても明白」との前提意識があったので、すっぽりと抜け落ちていた。
「世界に通用するレベル」ではなく、「世界レベルで唯一無二のアクションシーン」である。この殺陣は他の誰にも編み出せない。「園村健介X三元雅芸」であっても、これの実現にはそれなりの幸運が必要であったはずだ。


だがその反面、その他の部分が期待以上に面白い。

面白過ぎる。

私のツボにドンピシャであったことを指し引いて、そうではない人向けにちょっとクールダウンして言ってみたとしても、傑作である

・・・表現が固いな。

ありえねぇ~。ちょー面白いんですけど!!

・・・

劇場で逢った伊澤彩織は、劇中の「まひろ」との印象とは違い、素敵な人であった。

控えめな振る舞いながらもその瞳には、輝きと自信と誇りが満ちている。

もっと世の中に知られれば、十分に客を呼べる女優さんになる。

とは言え、ただ単に「とても可愛いから」との理由だけでキャスティングして欲しくない。

ヘタにバラエティとかに出て、「ちょっとアクションを披露」などもやめておいた方が良いだろう。周りの芸人の「鳥肌立ったぁ~」などの薄いリアクションが、視聴者の信頼感と評価を下げてしまう。

NHKのたとえば「プロフェッショナル」とかで密着してもらうのが、一番だと思うのだが。

そんな伊澤彩織と阪元裕吾監督の今後の活躍に期待大だ。

「伊澤彩織がスタント」と言うだけで、客が呼べるような、そんな明るい未来にワクワクする。

ちょっと見てみようかと思った方は、是非、先入観を持たずに観てみよう。U-NEXTで独占配信中らしい。私はCS日本映画専門チャンネルの「阪元裕吾特集」で他の作品も観た。いずれも傑作。

伊澤彩織が気になった方は、是非このビデオで惚れ直して欲しい。

スタントパフォーマー伊澤 彩織 YouTube START!!! アクションってどうやってつくるの?


んー、どうしようと思っている方、しかたないので「特報」を観てみよう。

映画『ベイビーわるきゅーれ』特報


んー、まだちょっと良く解んない。と迷われている方は「予告」観てみようか。

映画『ベイビーわるきゅーれ』予告編


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前回のXGのエントリーを書いて不安に思ったことがある。

XG、レベルが高すぎる。

ライト兄弟とグレン・カーチスが空の覇権を争ってシノギを削っているところへ、いきなりブルーインパルスが乗り込んで来るようなものではないのか?

少なくとも、今の日本のガールズグループの実力は、XGと比べることすら出来ない。

XGはavexによる「高い志」に基く破格の英断の結実である。大手であったしても、他のレーベルではとてもマネが出来ない。

可能であったとしても、今のやり方でそれなりに儲けているので、そんなことに手を出す必要性を感じていない。むしろ、今のままの安寧な日々を送り続けたいと願っているであろう。

もし、XGが日本で圧倒的な地位を築いてしまった場合、他社がそれに追従することは不可能だ。

「日本では通用しない」とタカを括っている反面、実は万が一の局面に戦々恐々としているのではないか。

安寧な日々を脅かす相手を恐れる勢力から、様々な妨害が入るのではないのか?

と。

だが、avex側もそんなことは百も承知のはず。既に根回しは済んでいて、何らかの合意が得られているのかもしれない。

日本市場は荒らさない。あくまでも世界が相手である。と。

そんな妄想に浸りながら、XGのダンスリアクション動画を探していて、FISHBOYのチャンネルに行き当たった。

2022年3月、日本に衝撃が走ります。【XG】


デビュー前のレビューだが、語り口が上手いし、彼独自の視点からの話であるので、とても楽しめる。

「ん?今、何て?『えーけーびーがろっくだんす』って?」

時空が歪んだ音が聞こえた。

80年代に公開された映画Ozone(上の動画でFISHBOYの頭の上にあるフィギュアの一番右)が躍る、私にはイマイチかっこいいのかどうかピンと来ないダンスと、AKBが結びつかない。

FISHBOYが言っているんだから、間違いではなさそうだ。字幕にもそう書いてある。

「AKB48がロックダンスを踊れば」

でもさ、何でいきなりロックダンス?

歪んだ時空が、うまく元に戻らない。

答えはここにあった。

制服姿でどえらいダンス、AKB48の熱量がスゴい...! 根も葉もRumor -1half- へとへとver. | Dance Practice


FISHBOYの愛のあるコメントが秀逸であることもあり、観ていて私も横山結衣に惚れてしまった。

やはり、これは、別物なんだ。世の中には両方(いやもっと沢山)が必要であり、誰か一人が他を駆逐するようなものではないんだと。

そして、もしかすると他のレーベルも、XGに倣って、パフォーマンスの向上を探り始めたのかもしれない。

今までの日本アイドルの、がんばっていることを応援することばかりが偏重されている風潮に、そろそろ陰りが射し始めていることを、切実に感じているのかもしれない。

デビューがゴールになってしまっていることに、打開策を探っているのかもしれない。

やはり、パフォーマンスに魅力がなければ、2・3日で振り付けを覚えてチャッチャとMV撮って廻していれば、コアなファンがいくらでも金を落としてくれた時代は、もう終わってしまったんだと。

だからさ、お互い切磋琢磨しようよ。

自分の身の安全のために他を潰しても、得られる安寧の時間は、驚くほど短い。

※青春感満載の魅せる公式MVはこちら。プラクティス動画のフルバージョンはこちら

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YouTubeにお勧めされた。

レキシ - 「マイ草履 feat. にゃん北朝時代」Music Video


なぜ、お勧めされたのか思いつかない。

たとえば『ATEEZ - The Real』の場合、『BLACKPINK LISA 』を良く見ていたからだと直ぐに解るのだが。

安達祐実で検索した覚えはないし、楽曲は全く聴かないジャンルだ。

だか、YouTubeの中の人が、私の好みを知り尽くしているようなので、驚いた。

よくぞ、お勧めしてくれた。ちょっと、怖い。

正直最初は、いくら安達祐実でも可愛すぎる。ピュア過ぎる。過去のMVを誰かが再アップロードしたのか?

と思ったが、画面はワイドサイズだし、画質もBlue-Ray画質だ。

20代で「人魚の肉」を食べたとしても、ここまでの妖しさは生まれない。

単純に若く見えるとか若いとかだけでなく、ピュアさの中に垣間見える大人の色香が、男心を絡め獲る。

いったい、20代の頃に何があったのか。何の肉を食べたのか?

最近のエントリーがちょっと節操がない気もするが、まっ、春だしね。

にゃあ~


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カムカムエヴリバディ』を観ている。

展開が速いので、毎日、朝が来るのが楽しみだ。こんな朝ドラは初めてだ。

土曜日の一週間の総集編を観ると、「あれ?今週って、こんなとこから始まったんだったけ?」と、驚くことがある。

普通の週一のドラマの一月分ぐらいが、一週間で語られる。

いつもは土曜日は観ないのだが、一月ほど前にたまたま土曜日に観た時に、総集編では大事な部分を取りこぼさないように編集しているせいもあり、ふと、あることに気付いた。

「ジョーって、世良マスターが可愛がっていた少年ぢゃね?」

そう言えば、るいの話す言葉が岡山の言葉であることを、ジョーは知っていた。

こう言うのって、一度気付いてしまうと、もう明らかにそれが正しいと確信が持ててしまうことがある。

ちょっとふざけてツイートさせてもらった。



さて、そんな中、今日の一週間の総集編を観て、ふと気づいたことがある。

NHK的に99.99%ありえない展開なので、テキトーにツイートしたのだが、一日経って、なんか「ひょっとしたらあるかも!」と、思えて来た。

万が一ということがあるので、ネタバレが気になる方は、最終回が終わってから、答え合わせにもう一度訪れてみて欲しい。

映画を観に行く時に、先にストーリーやラストの展開をネタバレレビューで確認してから行くような人は、どうぞ、このまま進んで下さい。

「ひょっとしたらあるかも!」と書いたが、絶対ないんだけど、「あったら面白い!」「あったら世界中がビックリするよな!」「是非!そうあって欲しい!!」「是非観たい!!!」と、段々と妄想が独り歩きを始めたので、書かずにいられなくなった。

気になったのは、なぜ、後一月あまりしかない中で、桃太郎と小夜ちゃんの話を膨らませようとしているのか?と言うことだ。

年齢差はともかく、教師と生徒という関係で、それだけで映画が一本撮れてしまいそうな内容だ。

どう進めてもドロドロの展開にしかならないが、明らかに本筋から外れている。

とは言え、3人の誰とも直接関わらない話を、こんな時間の限られたドラマの中に盛り込むには、何か理由があるはずだ。

確信したのは、一週間の総集編に、子供時代の桃太郎が佐代子に思いを寄せる馴れ初めが含まれていたためだ。

この15分の中に、このシーン必要?

あえて入れているのは、今後の展開に重要な意味があるからに違いない。

そう思いながら観ていると、総集編の中で何度か登場するワードが、これと結びついた。



元ツイートの来週の予告の冒頭「人を好きになるやなんて、アホやからと思います。」を言っているのは、ひなたではない。るいでもない。

イマイチ自信が無いが、ワザと顔を隠しているその正体は小夜子に違いない。いくらなんでも、今更他これ以上、他の人の恋話を盛り込むことは出来ない。

それに、来週の予告の中にも、しっかりと桃太郎が小夜子に驚くシーンが入っている。

是非観たいぞ!驚愕の最終回を!!

ラスト10秒。

全員が揃って迎えた大団円。

「良かったなぁ、最後の最後を、みなでこないに幸せに迎えることが出来て。」

そう安子が呟いて、皆がニッコリと夜空を見上げると、禍々しい火球が白い閃光を放ち、画面が真っ白になって、ENDタイトルが出る。

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ファイトソング』を観ている。

清原果耶」目当てだ。

先週の第7話の清原果耶は、圧巻だった。

始まってすぐのシドロモドロにウロタえている様が、ハマっている。

これ、脚本もそのままなのであろうか?

流石に清原果耶と言えども、この全てがアドリブで出来るとは思えない。

だが、誰でも演じられるようなシーンではないし、このシーンをこれだけ清々しく演じられるのは、清原果耶以外にいない。

脚本には基本、セリフと若干の情景描写がある程度であろうから、おどおど振りは清原の発案なのか。

清原果耶なら演じてくれるだろうと、清原を信頼して書かれた脚本と、それに応えられた清原(そして監督や演出、さらに小さじ一杯の神の軌跡)により、この類い稀な愉快なシーンが出来上がった。

そして部屋に移動してからの清原は、これはもう、清原果耶にしか成し得ない奇跡だ。

終盤の頬をひくひくさせているあたりは、清原自身も意図的にやっているとは思えない。

練習して出来るものでもない。

あれは演じているのではなく、あのシーンの花枝に成り切っているからこそ、セリフとシーンの流れに沿って、花枝が辿るであろう感情と表情の起伏が、そのまま清原から溢れ出ている。

凛も魅力的だ。清原に負けていない存在感。気になって調べてみたら本業はシンガーソングライターらしい。

シンガーソングライターアクターに昇格だ。

役柄にピッタリ(ほぼ本人?)なのが有利に働いているとしても、清原と一緒に居てなお、輝いている。

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前期「アバランチ」を観ていた。

北香那」が良かった。

凄く良かった。

誰か北香那を知っている人に会ったら「アバランチ観てます?北香那、すごくいいですよね。」と、話したくなるぐらい、この気持ちを分かち合いたくて、誰か北香那を知っている人に逢いに行きたいくらい、北香那が良かった。

「アバランチ観てます?」
「今年40年ぶりに・・・」
「いや、ABBAの昼食シーンの話ぢゃないです。」
「・・・良く解りましたね。」
「元ネタ、『はみだしYOUとPIA』ですよね。」

そんな話の出来る相手がいないので、せめてもと、空想のお友達と話をしてしまったくらい、北香那が良かった。

恋せぬふたり」が始まって、北香那が出ていて喜んだ。

「わーい!」って感じだ。

でもね。ちょっと違和感。

あれ?主人公の実家の妹役?

あまり出番がなさそうな、正直、誰でも良いような役だ。

んー何故?アバランチ、観てなかったのか、このキャスティングした人は。

アバランチの時のような北香那がまた観たいとの欲望が、肩透かしを喰らった。

そんな感じだった。

だが、今日放送された第6話

なぜ、北香那がキャスティングされたのかが明らかになった。

もうね。北香那に「堪能された」。

ちょっと変だが「堪能された」って。

ディスプレイのこちら側から北香那を眺め、「堪能する」のとはわけが違う。

向こう側からこちら側に身を乗り出し、腕を口に突っ込まれ、心をグルグルとかき回され、無理やり堪能させられた。

そんな感じだ。

北香那は演技が上手いとか、そう言うのとは違う。

心が心臓にあるのなら、あばらの下から手を突っ込んで、直接、心臓を揉み解されているような、そんな衝撃が心を襲う。

「岸井ゆきの」ですら、普通に女優さんが演技しているように見えてしまうほどだ。

いや、でもさ、アバランチ観てから今回の配役を決めたのでは、遅いのではないか?

今日の「みのり」を北香那に演じてもらおうと、このキャスティングに結びついた、私の見逃している北香那がいるに違いない。

北香那になら、心臓を取り出して、喰べられても本望だ。

いや、その前に、もっと心をぐちゃぐちゃに踏み躙って欲しい。

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