未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




TVアニメ『映像研には手を出すな!』第4話

コミック原作を読んだ時には気付いていなかったのだが、『映像研には手を出すな!』は、感動の物語であった。

本作品では、ストーリーに関しては、セリフも含めてかなり原作に忠実に制作されている。

だが、上映後の3人の様子を『ひき』で撮るという演出だけで、ここまでも物語が感動的になるとは思わなかった。

これこそが、映像化の力だと思う。

原作をただ動かすだけではなく、アニメ化することの意義を盛り込みたい。

もちろん、映像パートのは素晴らしさは言うまでもない。コマ数を減らしながら(減らしているように見せかけながら?)も、「生き生き」という言葉を1000倍位に拡張し、マッハ6ぐらいのスピード違反のワザから繰り出された勢いのある動き。実は相当レベルの高い者が、このような表現でどこまで出来るかを競っているがごとくの躍動感あふれる映像表現は、観ていてすがすがしいし、この作品の醍醐味である。

だがもう一点。

忘れてならないのは、無暗に原作をいじくるのではなく、映像化することによる『演出の妙』という観点から、映像化ならでの物語の奥行を広げることに奔走している。

第1話から第4話までの一挙放送が、NHK総合 2020年2月2日(日)16:15~ に決まったようだ。
アニメ「映像研」第1話から第4話までの一挙再放送が決定、2月2日にNHKで - コミックナタリー

今からでも間に合う。是非皆に教えてあげよう!!

見逃し厳禁だ。

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