未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




今の気持ちを例え話で分析してみた。

私の高校は私服だったが、初めのうちは皆、中学校時代の制服を着ていて、段々と廻りの様子を見ながら私服にシフトして行った。

新学期の初日に、気になる娘がいた。

基本的には可愛いのだが、ちょっとヤンキー感のある、それでいて曲がった事が嫌いで言いたいことははっきりと言う。マンガに出て来そうな娘だ。

俄然、惚れる。

で、しばらくすると、ある日イマドキな感じのポップな服装で登校して来る。

一瞬「ん?」となるが、性格や振る舞いは変わらないので安心する。

ある時、ちょっとした事件があり、皆が廻りの様子を伺っている中で、空気感を気にせずにはっきりと意見を述べ、それで皆が納得する。

「やってくれたな。」と、こちらまで誇らしい気分になり、舞い上がる。

その後その娘はクラスの人気者になり、皆とも打ち解けていく。

そして夏休み明け、その娘はクラスのイケてるグループの一員になっていて、楽しそうに過ごしている。

それでいて、グループ外の者への態度なども変わらず今まで通りで、言いたいことはちゃんと言うあたりも、全く変わっていない。

だが、自分はそのグループには入っていけなので、なんか手の届かない所に行ってしまった寂しさがある。

勇気を出して入ってみれば?

いや、これは楽曲の趣味の問題なので、そう簡単ではない。

グループのメンバー全員はもちろん、そのパフォーマンスも大好なことは変わらない。

このまま世界に行って欲しい。

ただ最初の、他にはちょっといない、自分好みの彼女にもう会えないのかと思うと、胸が痛む。

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