写真1 見沼代用水の十六間堰。下星川の起点。白く泡立っているのは堰の吐出口
写真2 十六間堰吐出口の下星川で稚鮎を釣る人:写真1に見える橋から撮る
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見沼代用水は中島用水と下星川を菖蒲総合支所(旧菖蒲町役場)近くで分流する。下星川を分流するといっても、そもそも見沼代用水は、途中、星川を利用している。それゆえ、合流域で星川は上と下に分けられ、十六間堰(写真1)から星川があらためて流れ出し、それを下星川と呼ぶ。合流するまでの星川を上星川と呼ぶ。
さて、十六間堰吐出口の下星川に釣り人(写真2)。聞くと次のようである。
ねらっているのは、東京湾から遡上してきた稚鮎。十六間堰で行く手を遮られ、滞留。釣った稚鮎は腹を割いて臓物をとって食べる。遡上して来たので食べられる。棲みついてる魚は、水が汚いので食べられない。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年4月24日 撮影地:埼玉県久喜市