写真1 久しぶり、田んぼに水。シロカキ水の入る所でぎょうずいを始めるぞ!!
写真2 くびを水に入れる。
写真3 くびを水中から上げ、背中など身体上部の羽を水につけ洗う。
写真4 胸や腹など身体の下部を水につけ洗う。
写真5 身体の各部を水につけ洗い終え、水を振い落とす。
写真6 長が居は禁物、洗い終えたら出る。
写真7 周りに天敵や人間様はいない、用水路側壁で毛繕い。30秒のぎょうずい、短くないぞ!!
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人間様は、ろくろく洗うこともしないで直ぐ出る入浴を、“カラスのぎょうずい”というそうだ。
おれたちカラスにとって迷惑千万。けっして短いわけでない。人間様と違い、おれたちは弱肉強食の世界。鷲、鷹など天敵の目を盗み、またそれ以上に怖い人間様の目を盗みつつ、寄生する虫をとり、身体を冷やすには、短時間30秒で十分。たとえも、考え考え云ってほしい。
最近の放射能飛散、おれたちカラスも、人間様と同じような長い洗浄時間が要ると仲間で話し、また田んぼでいっしょになるサギ君やセキレイ君、ムクドリ君たちと話しているんだ。なんとか早く飛散を止めてほしい、頼むよ、人間様。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年5月5日 撮影地:栃木県下野市