おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

人間も自然界の一部と認識させたクロヒカゲ

2012年09月13日 00時00分00秒 | 昆虫

写真1 蝶クロヒカゲが止まっています お探しください


写真2 写真1の止まっているクロヒカゲを拡大


写真3 筆者のズボンに止まるクロヒカゲ


写真4 ズボンに止まるクロヒカゲを拡大


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 このブログにアクセスの皆様、写真1にクロヒカゲという名の牒が止まっています。お探しください。
 本種クロヒカゲの体色は、生きるために周りの色とさほど変わらず、いわゆる保護色になっています。
 本種個体が飛び、止まっているのは毛越寺境内林の中、日陰。まさに、名のとおり、薄暗い淡黒の日陰を生息域とする本種。
 筆者が、本種個体を撮るため、毛越寺境内林の中、歩を止めて静かに立っていると、ズボンに飛来して止まる(写真3)。
 考えるに、本種個体にとって、筆者も草木や石と同じく生息域を形成する要素の一つ。すなわち、われわれ人間も自然界の一部に過ぎない。
 この世が、クロヒカゲにも、人間にも極楽浄土でありますように!!
 なお、写真の個体は同一。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年09月03日 撮影地:岩手県平泉町・毛越寺
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