
写真1 蝶クロヒカゲが止まっています お探しください

写真2 写真1の止まっているクロヒカゲを拡大

写真3 筆者のズボンに止まるクロヒカゲ

写真4 ズボンに止まるクロヒカゲを拡大

このブログにアクセスの皆様、写真1にクロヒカゲという名の牒が止まっています。お探しください。
本種クロヒカゲの体色は、生きるために周りの色とさほど変わらず、いわゆる保護色になっています。
本種個体が飛び、止まっているのは毛越寺境内林の中、日陰。まさに、名のとおり、薄暗い淡黒の日陰を生息域とする本種。
筆者が、本種個体を撮るため、毛越寺境内林の中、歩を止めて静かに立っていると、ズボンに飛来して止まる(写真3)。
考えるに、本種個体にとって、筆者も草木や石と同じく生息域を形成する要素の一つ。すなわち、われわれ人間も自然界の一部に過ぎない。
この世が、クロヒカゲにも、人間にも極楽浄土でありますように!!
なお、写真の個体は同一。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年09月03日 撮影地:岩手県平泉町・毛越寺